アストラゼネカ製ワクチンの使用を一時停止

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州衛生管理局長ボニー・ヘンリー博士は、29日の会見で、アストラゼネカ製ワクチンの使用を一時停止すると発表した。

 先週、ヨーロッパで若者への接種に関して安全性について警告が発せられたことを受け、55歳未満にアストラゼネカ/SIIワクチンの接種を一時停止するという。

 カナダではヨーロッパでのような事例は確認されていないとしながらも、さらなる情報を確認するまで予防的措置と説明した。

 この日、予防接種に関するカナダ諮問委員会(NACI)が55歳未満のアストラゼネカ製ワクチン接種の停止を勧告した。

 これを受けBC州だけでなく、オンタリオ州、ケベック州、アルバータ州など、全国のほとんどの州で同様の措置を取ると発表している。

 BC州はアストラゼネカ製ワクチンを4月から始まる職種別優先グループへの接種に使用する予定になっている。クラスターが度々発生した一部の製造工場などではすでに接種が始まっている。

 現在接種が予定より前倒しで進んでいる年齢別ワクチン接種については、ファイザー製とモデルナ製を使用しているため、影響がないとしている。29日には73歳以上のすべての州民がワクチン接種の予約ができるようになっている。

新型コロナ感染者数が増加傾向

 ヘンリー博士が週末3日間の新型コロナ新規感染者数を発表した。27日は936人、28日805人、29日777人。新型コロナ発生から今日までの累計感染者数は98,195人。

 新たに変異株と確認されたのは321人で、これで合わせて2,233人となった。最も多いのはイギリス変異株(B.1.1.7)で1,915人、次いでブラジル(P.1)270人、南アフリカ(B.1.351)48人と発表された。

 この日BC州政府は、新型コロナ規制の再強化を発表した。

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