トルドー首相も新型コロナ検査

 ジャスティン・トルドー首相は自身も新型コロナウイルス検査を受けていたことを5日の記者会見で明らかにした。

 会見でアメリカのドナルド・トランプ大統領と夫人が感染したことについて記者から質問された際に、首相が自身の検査を明らかにした。

 トルドー首相は会見で、8月に「喉の奥が少しかゆい感じがした」と症状を表現。主治医に相談して検査を受けるよう勧められたため、新型コロナ検査を受けたと語った。その間は自主隔離し、検査で陰性を確認したあと公務に復帰したと説明した。

 主治医に相談したのが8月27日、検査は9月初めに受けたという。「検査までの段階で、私も、事務所も、そして政府もカナダ公衆衛生局の専門家のアドバイスに従って行動している」と語った。

 新型コロナ感染が広がり始めた今年3月、ソフィ・トルドー首相夫人が感染し、首相自身も自主隔離を行なっていた。この時には首相は検査を受けていない。会見では「3月の時は症状がなかったため検査は受けなかった」と説明した。

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