ブリティッシュ・コロンビア(BC)州中南部に位置する村リットンの近郊で、6月19日に火災が確認された。この「ソークリーク火災」は、リットンから約3キロの地点で発生、一晩で2平方キロメートルから7平方キロメートルにまで拡大した。
同火災は、6月20日には制御不能状態で、BC Wildfire Service(BCWS)によると火災はランク2〜3。「比較的弱い〜中程度に活発な地表火災で、目に見える炎とときどき立ち上がる木の燃焼」が確認されたという。
リットンの位置するトンプソン・ニコラ地域区の当局は、20日までに5件に避難命令を、約170件に避難警報を発令。少なくとも63軒の住民が避難したが、23日には避難命令が解除された。また通行止めとなっていたハイウェイ1号線ボストンバー〜アシュクロフト間の約116キロも再開された。
BCWSによると、現場では高温で乾燥した状況が続いており、非常に発火しやすい状態。今回の火災原因は人的要因とみられている。
リットンでは2021年6月30日、観測史上最高気温となる49.6度を記録した翌日に、大規模な山火事が発生した。この火災によりほぼ全域が焼失、2人が死亡した。その後、連邦政府と州政府は1億4000万ドル以上の資金援助を行ったが、復興は遅れており、再建された住宅はまだ数十軒にとどまっている。
(記事 高城玲)
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