人種差別トラブルに遭ったノースバンクーバーのカフェにアジア系スーパーマーケットT&TのCEOが支援を表明した。
トラブルが起きたのはノースバンクーバー市ロンズデール通りにあるサンドイッチ店Kim’s Café。同店インスタグラムによると経緯はこうだ。5月2日に来店したある女性客が他の客のオーダーをことわりもなく持って帰ってしまった。閉店後、その女性客は店に戻ってきて、オーナーのドーイー・キム氏に返金を要求した。間違って持っていったオーダーの返品はなかった。
店側のミスではなかったため返金を断ったところ、その客はクレジットカード会社に連絡して支払い取り消しを申請したうえで、「店を潰してやる」「警察に知り合いがいる」など言ってきた。
さらに翌日も、カード会社の返金処理が済んでいるにもかかわらず、キム氏を脅したうえ、「韓国に帰れ」「自分の国に帰れ」と人種差別的な発言を繰り返したという。インスタグラムに投稿された防犯カメラ映像にはトラブルの様子が映し出されていた。キム氏は「どうしてこういう大変なお客様は、いつも店に私ひとりしかいない時に来るんでしょう?みなさんなら、こういう時どう対応しますか?」と締めくくっている。
これを受け、T&TスーパーマーケットのCEOティナ・リー氏がインスタグラムの個人アカウントでKim’s Caféへの支援を表明した。投稿された動画によると、同カフェで税抜き20ドル分のオーダーをし、そのレシートをウエストバンクーバー市のパークロイヤルモールにある大阪スーパーマーケットに持って行くと、10ドル分のクーポンとして使えるという。キャンペーンは5月15日まで。
リー氏は「私たちはKim’s Caféの隣人です」と述べ、「ノースバンクーバーに住む人たちにぜひシェアしてください。みんなで彼女に『カナダ人の愛』を見せてあげましょう」と呼びかけた。
キム氏はリー氏の投稿に感謝の意をコメント。多くの人々から支援が寄せられ、大阪スーパーマーケットの従業員たちも来店してくれたと述べている。
(記事 高城玲)
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