バンクーバーで高齢者を狙った「注意そらし窃盗」が頻発、警察が注意を呼びかけ

 ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー市で87歳の男性を狙った「注意をそらす手口の窃盗」が発生、バンクーバー市警察が高齢者に向けて注意を呼びかけている。

 市警の発表によると、事件が起きたのは10月7日午後。被害男性がレンフリュー・ストリートとイースト1番アベニュー付近の路地を歩いていたところ、白いセダンに乗った男女が近づいてきた。助手席に座っていた女が話しかけてきて握手すると、被害男性の手首に偽物のアクセサリーを着けると同時に指輪を抜き取った。男性は直後に指輪がなくなっていることに気づき、帰宅して警察に通報した。

 警察は監視カメラ映像から容疑者のナンバープレートを特定、8日に男女を逮捕した。捜査は現在も続いており、現時点で起訴には至っていない。

 同様の事件はメトロバンクーバーで数多く起きている。今年7月にはバンクーバー市東部とウエストバンクーバー市で起きた「注意そらし窃盗」に関わったとみられる男女4人が逮捕されている。

 バンクーバー市警察アダム・ドナルドソン巡査部長によると、この手の窃盗犯は、フレンドリーに振る舞ったり、言い訳をしたりして被害者に近づくことがよくあるという。被害に遭わないために警察は次の点に注意するよう呼びかけている。

  • 不自然に近づいてくる人や、身体に触れようとする見知らぬ人を警戒する
  • 自分が不快に感じる距離まで相手が近づいてきた場合は丁寧に距離を取る
  • 見知らぬ人に自分の持ち物を触らせない

(記事 高城玲)

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