バンクーバーダウンタウンでバッグの盗難が多発、警察が注意を呼びかけ

 バンクーバー市警察は、ダウンタウンでバッグの盗難が急増していると注意を呼びかけている。今年1月から同一犯と見られる盗難事件が4件報告されているという。

 1件目は、ロブソン・ストリートとニコラ・ストリートのレストランで発生。食事中、被害者はバッグを椅子の後ろに置いていたが、気付いたらなくなっていた。

 ウォーターフロント・ロードとバラード・ストリート近くのホテルのロビーで起きた事件では、被害者は横にあったテーブルの上にバッグを置いていて知らない間に男が盗んだという。

 3件目の場所は公表されていないが、カフェにいた被害者は横の椅子にバッグをかけ、その上にスカーフをかけていた。加害者の男は、自分のバックパックを被害者のバッグの上に落とし、バックパックを拾った隙にバッグから財布を盗んだ。バッグは椅子に返している。

 4件目は、ロブソン・ストリートの混み合ったレストランで発生。被害者女性が食事中に自分の隣に置いていたバッグを盗まれた。中にはパスポートやID、お金が入っていたという。

 これらの事件は捜査中で、警察はビデオ映像を公開している。また市警は、荷物は自分の体の近くに置く、椅子の背もたれに引っ掛けない、鍵やIDはバッグではなくポケットに入れるなどの注意を呼びかけている。

(記事 編集部)

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