バンクーバー・ダウンタウンのカナダデーの花火が今年もキャンセルに 

Team Japan of Honda Celebration of Light. July 23, 2022, English Bay, Vancouver, BC; Photo by ©Koichi Saito
Team Japan of Honda Celebration of Light. July 23, 2022, English Bay, Vancouver, BC; Photo by ©Koichi Saito

 新型コロナウイルス感染拡大以前、バンクーバー市のカナダデーを賑わせていたコール・ハーバーの花火が今年も中止となることがわかった。2019年以降、新型コロナで中止となっており、今のところ再開される見込みはない。

 Vancouver Fraser Port Authorityによると、最大の理由は費用の増加で20万ドルを超えるという。花火はバンクーバーのカナダデー・イベントの一環で、昨年はイベント名をCanada DayではなくCanada Togetherとしてイメージを一新。花火の中止はその流れのひとつとも説明している。日中行われるCanada Togetherのイベントは存続し、近々、詳細が発表される。

 これに対し、バンクーバー市ケン・シム市長はCTVニュースの取材に「非常に残念だ」と話しており、今後数年のうちに花火が再開できるよう関係者に働きかけたいとしている。

 メトロバンクーバーでは、サレー市やバーナビー市などがカナダデー・イベントで花火の打ち上げを行っている。サレーでは費用は約66,000ドルでほとんどがスポンサー企業から資金を得ているという。

 バンクーバー市では毎年7月末に開催されるHonda Celebration of Lightは2022年から復活している。

(記事 編集部)

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