クリスマス商戦の幕開け、ブラックフライデーセール

 クリスマス商戦の幕開けとなる、ブラックフライデーセールが26日から始まる。

 バンクーバー国際空港公団では、26日から28日にバンクーバー国際空港から渡航を予定している人は、余裕をもって空港に到着するよう呼び掛けている。マッカーサー・グレン・デザイナー・アウトレットへのショッピング客で空港周辺で例年、交通渋滞が起こるため。

 駐車場についてはインターネットで前もって予約も可能。空港付近の駐車場、「Value Long Term Lot」の使用を予定している場合は、アウトレットへの入口に近く大混雑が起こるため、特に注意が必要という。

 一方、アウトレットの買い物客に対しても、スカイトレインのカナダライン、テンプルトン駅の利用を勧めている。

売り上げはパンデミック前の水準に?

  カード決済業者のMoneris社によると、2020年のブラックフライデーの売り上げは、クリスマス直前の金曜日の売り上げを上回った。昨年に比べて今年は規制緩和が進んでいることもあり、パンデミック前の水準に近いものになると予測している。

 カナダ小売協会(Retail Council of Canada)が2,500人にアンケートを行った結果、クリスマスショッピングの予算は792ドル。2020 年は693ドルだったことから約14%増。回答者の43%がブラックフライデーセール、35%がサイバーマンデーセール、34%がボクシングデーセールを利用する予定という。