バンクーバー国際映画祭2021は劇場とオンラインで楽しめる

Drive My Car by Vancouver International Film Festival
映画「ドライブ・マイ・カー」の一場面。Provided by Vancouver International Film Festival

 毎年秋に開催されるバンクーバー国際映画祭(VIFF)。今年は10月1日から11日まで、映画館とオンラインで開催される。

 バンクーバーが1年で最も華やぐこのイベントは、昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響ですべての映画や映像がオンライン視聴となった。しかし今年は劇場公開が復活。映画館で映画祭を楽しむ醍醐味が帰ってくる。

 今年のラインナップは9月8日からVIFFホームページに掲載され、チケットの販売も始まっている。

 日本からの作品は5本。村上春樹の同名短編小説を基にした濱口竜介監督作品「ドライブ・マイ・カー」(バンクーバー新報メディアパートナー)、黒沢清監督作品「スパイの妻」、西加奈子同名小説アニメ映画化「漁港の肉子ちゃん」、丸山健志監督作品「スパゲッティコード・ラブ」、ドキュメンタリー映画「Ayukawa – The Weight of Life」。

 「ドライブ・マイ・カー」と「漁港の肉子ちゃん」は劇場公開のみ。それ以外の3作品は劇場とオンラインで公開される。

 そのほかにも世界中から珠玉の作品が目白押し。全公開作品の約80パーセントがオンライン視聴可能となっている。

第40回バンクーバー国際映画祭(Vancouver International Film Festival)

期間:10月1日から11日まで
HP: https://viff.org/Online/

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