リッチモンド市でマスク着用義務付け来週にも

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州メトロバンクーバーで市営の建物内などでのマスク着用を義務付ける動きが広がっている。

 リッチモンド市では10月5日の市議会で、市営施設内でマスク着用を義務づける動議が全会一致で承認された。来週にも最終承認される予定となっている。

 マスク着用が義務化されるのは、リッチモンド市役所、コミュニティセンター、図書館、博物館、アート施設、アリーナ、プール、ミノルセンター、リッチモンドオーバルなど。

 障がい者や5歳未満の子ども、活発な運動をしている人、チャイルドケアの子どもと保育士などは例外としている。

 施設を利用する人でマスクを持っていない人にはマスクを提供するという。応じない人にはサービスを拒否することもあるとしている。

 リッチモンド市のこれまでの新型コロナウイルス感染症例は271件。これはBC州が8月に発表したデータによると人口当たりの症例数がメトロバンクーバーで最も少ない。

 マルコム・ブロディ市長はマスク着用義務化について「リッチモンドではすでにマスクを着けている人が多いので、導入はそれほど難しくないはず」と言う。「フィジカルディスタンスは非常に不正確なため、マスク着用は効果的と市では考えている」と記者団に語った。

 デルタ市ではすでに市営施設使用時のマスク着用が義務化されている。

 またバンクーバー市でも同様の動きが見られる。同市セーラ・カービー-ヤン市議は今月20日にマスク着用義務化の動機を提出するという。

 「マスク着用はすでに市民に受け入れられている」とカービー-ヤン市議。「周知を徹底すれば市民の支持は得られると思う」と語った。

 BC州では8月下旬から新型コロナ感染者が若者を中心に増加。10月5日にBC州衛生管理局長ボニー・ヘンリー博士が示したデータでも今春の感染者数を大きく上回っている。

 9月下旬から少しずつ落ち着きを取り戻しているが、これから本格的なインフルエンザのシーズンにも入るため、マスク着用義務化の動きは各市で進むと予測される。

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Covid-19 感染拡大防止を促すポスター。By British Columbia Provincial Health Service Authority

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