カナダ代表五輪旗手、男女ともベテラン選手が選ばれる

北京五輪カナダ代表の旗手に決まったハメリン選手(左)とポーリン選手。Photo courtesy of ©The Canadian Olympic Committee (COC)
北京五輪カナダ代表の旗手に決まったハメリン選手(左)とポーリン選手。Photo courtesy of ©The Canadian Olympic Committee (COC)

 カナダオリンピック委員会(COC)は2月2日、中国・北京で2月4日に開催される冬季オリンピック開会式で旗手を務める2選手を発表した。

 女子は、アイスホッケーのマリー‐フィリップ・ポーリン選手。2010年バンクーバー、2014年ソチの両大会で金メダル、2018年平昌大会では銀メダルを取った代表選手。平昌ではチームのキャプテンを務めた30歳が、今大会は開会式でカナダ代表団を率いる大役を担う。

 男子は、ショートトラックのチャールズ・ハメリン選手。2006年トリノ大会で初出場、今大会が37歳で挑む5度目の五輪代表となる。バンクーバー大会では2種目で金メダル、ソチでは1500メートルで金、トリノで銀、平昌で銅と、これまで5つのメダルを獲得している。

 両選手はすでに現地入り。記者会見でポーリン選手は「旗手に選ばれたときは、自分をつねって夢ではないか確かめるような気分だった」と喜んだ。ハメリン選手は、「旗手に選ばれて、自分のやりたことがひとつ叶いました」と語った。

 女子アイスホッケーは2月3日(現地時間)から始まり、カナダ代表はスイスと対戦する。ショートトラックは2月5日(現地時間)から各種目が行われる。

 開会式は2月4日午後8時(中国標準時)、同日午前4時(太平洋標準時)に幕が開ける。

北京で行われた記者会見。旗手に決まったハメリン選手(左)とポーリン選手。Photo courtesy of ©The Canadian Olympic Committee (COC)
北京で行われた記者会見。旗手に決まったハメリン選手(左)とポーリン選手。Photo courtesy of ©The Canadian Olympic Committee (COC)

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