新支援策CRCB、CRSBが今日から申請可能に

 ジャスティン・トルドー首相は週明けの記者会見で、この日から新たな給付金制度の申請が可能になったと発表した。

 カナダ政府は新型コロナウイルス感染拡大を受けて4月から救済策としてカナダ緊急対応給付金(CERB)を実施。4週間2,000ドルを新型コロナで減収した国民に広く支給した。そのCERBは9月で終了。代わって今日から新支援策が始まった。

 申請が可能となったのは国会で決定した3支援策のうち、カナダ復興介護給付金(CRCB)とカナダ復興疾病給付金(CRSB)。カナダ復興給付金(CRB)は10月12日からとなる。

 CRCBは、学校や保育園が閉鎖されているために12歳以下の子どもや家族の世話をしなければならない保護者が働くことができない場合に申請可能。一世帯あたり最高1週間500ドルを支給し、最大で26週間まで申請可能となっている。

 CRSBは、病気や新型コロナウイルス感染で自己隔離を余儀なくされたために働けない労働者に対して1週間500ドル、最大2週間まで支給する制度。新型コロナ感染第2波が懸念される中で、感染拡大を防止するための対策として雇用保険(EI)が不十分な労働者のために用意された。

 CRBは1週間500ドル、最大で26週間まで申請できるEIを受給できない労働者が対象の制度。就職するまでの準備期間との位置づけで支給される。自営業者やフリーランスなどが主に利用するとみられている。

 政府の発表によるとCERBは約900万人が利用。終了後も約400万人が何らかの収入支援を必要とするだろうと予測する中、CRCBは約70万人、CRSBは440万人、CRBは89万人が利用すると予測している。

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