東京パラリンピック開会式を記念してバンクーバーの聖火台に火が灯る

 東京パラリンピック夏季大会が8月24日に開幕したことを記念して、バンクーバーダウンタウンにある聖火台で24日に火が灯された。8月8日に閉幕した東京オリンピックで活躍した選手を称える意味も込められていて、五輪選手たちを招いてのイベントも開催された。

 バンクーバーでは2010年2月に冬季オリンピック、3月にパラリンピックが開催された。そのときの聖火台が現在でもダウンタウンのジャックポール・プラザにあり、いまでもカナダの記念日などに灯される。オリンピック・パラリンピックが閉幕しても現役で、市民から親しまれている聖火台は珍しい。

 前回聖火台が灯されたのは、2020年2月12日。バンクーバー五輪開会式からちょうど10周年の記念日だった。周辺ではイベントも開催され、10年前のバンクーバー五輪を懐かしんだ。

 同年3月にはパラリンピックを記念して灯される予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大で、イベントとともに中止。今回の東京2020パラリンピックで実現した。

 東京パラリンピックは8月24日から9月5日まで開催。カナダではCBCがオンラインで配信している。

CBC東京パラリンピックホームページ: https://www.cbc.ca/sports/Paralympics

CBC東京パラリンピックのライブ、ハイライトなど動画ページ: https://www.cbc.ca/player/sports/paralympics

パラリンピック選手と東京パラリンピック2020でカナダ代表が着用する公式ユニフォーム。Photo : CPC、Photo courtesy of The Canadian Olympics Committee
パラリンピック選手と東京パラリンピック2020でカナダ代表が着用する公式ユニフォーム。Photo courtesy of Canadian Paralympic Committee

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