「天高く*秋ひとえ」

今年の十五夜は中秋の名月と同じ日で、9月21日でした。暦上と天文学上の満月が重なったようです。

「日系ミニ祭り*夫婦でお出かけ」

9月9日は重陽の節句(*1)です。これで1月から始まりました今年の五節句が終わります。

「お盆*着物でご供養」

暑くなりそうと思っていた今年の初夏でしたが、8月中頃からは朝晩はひんやりした空気になり、朝露が草花につくのも見ますと、やはりカナダの夏は短いなと感じます。

「立秋*浴衣柄に想いをはせて」

立秋が過ぎますと、暑中見舞いから残暑見舞いへと変わります。「え!お盆前なのにもう秋?」と驚きの声が聞こえてきそうです。

「盛夏*凉しげな薄単衣へ」

今年のカナダデイは鎮魂の中、行きかう人々はオレンジ色で気持ちを表していました。

「 初夏*暮らしを彩る染めもの」

天然の植物染料(*1)からできている草木染(*2)は、制作の過程で品質を一定にすることが難しく、単一の色を持たないので、同じ色を出すことがほぼ不可能だそうです。

「 雨にちなんだ文様*雨龍間道 (あまりゅうかんとう)」

 芒とは、稲の穂先のことで、穀物の種をまく時期を表しています。一足早く梅雨入りする沖縄では、前回の節気「小満」と合わせて梅雨のことを「小満芒種 (すーまんぼーす)」と言うそうです。

「 棚田に水が張り*お蚕さまが糸を吐く」

着物のほとんどは、絹糸からできています。絹はご存じの通り、蚕が吐く糸から繭になり、繭から白いキラキラした一本の糸が取れます。

「 風薫る*衣替えを前にして」

日本では、6月と10月が一般的に衣替えとなりますが、昨今の温暖化により、5月から夏物でもいいのでは、との声が聞かれるそうです。

「自然と共存する*春の文様」

ようやく霜が降りない朝が来まして、暖かく良いお天気が続いています。桜を愛でる毎日、こんなに観賞しているのは久し振りかも知れません。

「利休忌に想う*日本人の美意識」

春分が過ぎ、益々春めいて来ますと、美しい桜と共にやってくるのが季節性アレルギーでしょうか。季語にもなってしまいそうな季節の風物詩ですね。

「和洋折衷*普遍的な美」

和洋折衷の挑戦をし続けている私たちですが、着物の世界でも同じようです。実用的な洋服や靴を着物に合わせ、上手に着こなす人たちが増えてきています。

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