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eスクーター事故で女性が死亡、警察はヘルメット着用呼びかけ

バンクーバー市キャンビー通りにあるバンクーバー市警。Photo by The Vancouver Shinpo
バンクーバー市キャンビー通りにあるバンクーバー市警。Photo by The Vancouver Shinpo

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州バンクーバー市で7月に入り、立て続けに2件の電動キックスクーター(eスクーター)の事故が起きた。

 バンクーバーし警察(VPD)によると、7月3日午前10時ごろ、ベナブルズ・ストリートとコマーシャル・ドライブ付近で女性(30歳)が運転するeスクーターが車と衝突した。女性は頭部を地面で強打、病院に搬送されたが負傷がもとで7月11日に死亡した。

 12日には午後2時ごろにダウンタウンのコールハーバー・キーとニコラ・ストリート付近で、eスクーターに乗っていた女性(54歳)が後方から来た別のeスクーターに追突された。女性は頭部のけがと鎖骨の骨折で病院に搬送されたが回復する見込みだという。

 BC州ではeスクーター利用時にはヘルメット着用が義務付けられているが、両被害者とも着用していなかった。市警アダム・ドナルドソン巡査部長は、ヘルメットが事故そのものを防げなかったとしても、より軽いけがですんだ可能性があるとし「サイズの合ったヘルメットを着用し、ベルトをしっかりと締めて」と呼びかけた。

 eスクーターをめぐってはメトロバンクーバーで事故が相次いでいる。6月10日には、ノースバンクーバー市でeスクーターに乗っていた12歳の子どもが車と衝突し軽傷を負った。BC州ではeスクーター利用は16歳以上と定められているため、この事故では子どもの保護者にも違反切符が交付された。

 6月22日には、メープルリッジ市で13歳の子どもが車と衝突し病院に搬送された。子どもは重傷を負ったが命に別条はないという。

(記事 高城玲)

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バンクーバー市東部で車の触媒コンバーター盗難相次ぐ

 バンクーバー市警察(VPD)は7月10日、市内一部の地域で車の触媒コンバーターの盗難が相次いでいるとして注意を呼びかけた。

 盗難が発生しているのはバンクーバー市東部で、西はオンタリオ・ストリートからフレーザー・ストリート、南はマリーン・ドライブ、東はバウンダリー・ロード、北はファースト・アベニューに囲まれたエリア。6月から7月にかけて計41件の触媒コンバーターの盗難が報告された。6月は23件、7月は現時点で18件にのぼるという。

 触媒コンバーターにはプラチナ、パラジウム、ロジウムといった貴金属が含まれている。ロジウムはカナダでは1グラムあたり9,000ドル以上もの価値があるという。

 市警アダム・ドナルドソン巡査部長によると、盗難は多くの場合、まだ辺りが暗い午前2時〜4時の間に起き、容疑者はアングルグラインダー(研磨や切削を行う携帯型電動工具)や携帯用のこぎりを使って、わずか1分ほどで触媒コンバーターを切り取ってしまうという。

 特に狙われやすいのはSUVのような車高が高い車種で、トヨタ・ハイランダー、トヨタ・4ランナー、レクサス RX(RX330、RX350)、ヒュンダイ・ツーソン、ヒュンダイ・サンタフェなどが標的になっているという。警察は以下の盗難対策を勧めている。

  • 明るい場所に駐車する
  • 車の後方を壁や障害物に寄せて駐車し、触媒コンバーターに近づきにくくする
  • 可能な限り屋内駐車場を利用する
  • 触媒コンバーター用のカバーやシールドを取り付ける
  • 動きや振動を検知するセンサー付きの車両用アラームを設置する
  • 駐車場所に動体検知機能付きの防犯カメラを設置する

(記事 高城玲)

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タンブラーリッジ銃撃事件、BC州政府がオープンAIに法的責任を追及

The Legislative Assembly of British Columbia, Victoria, Canada.
ブリティッシュ・コロンビア州の州都ビクトリアにある州議事堂。

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州政府は7月7日、タンブラーリッジで発生した銃乱射事件で、ChatGPTを運営するAI企業オープンAI社への法的措置を検討するため、BC州とアメリカ・カリフォルニア州の法律事務所と契約したと発表した。

 同事件は今年2月10日、BC州北部の小さな町タンブラーリッジで起きた。教職員1人と11~13歳の生徒5人、容疑者の家族2人を含む計8人が死亡し、27人が負傷。ジェシー・ヴァン・ルーツェラー容疑者も死亡した。

 事件後、ウォール・ストリート・ジャーナル紙はオープンAIが同容疑者のChatGPTアカウントを昨年6月に利用停止にしていたと報じた。理由は、銃による暴力に関係する入力内容が確認されたためだったが、同社は当時の判断基準に基づき、警察へは通報していなかった。同社はこれを認めてサム・アルトマンCEOは謝罪している。

 ニキ・シャーマ司法長官は、容疑者の入力内容について社内の安全対策チームが警鐘を鳴らしていたにも関わらず、オープンAIが法執行機関へ通報しなかった点を問題視し、同社経営陣の責任を追及する方針。オープンAIの本社がカリフォルニア州にあることから、同州法に基づく法的措置も視野に入れ、現地の法律事務所にも依頼した。

 一方、複数の被害者家族はすでにカリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所にオープンAIを提訴している。BC州政府による訴訟とは別の手続きとなり、それぞれ独立して進められる予定だという。

(記事 高城玲)

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眠りながらハイウェイ走行?衝撃の動画にBC当局が注意喚起

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州で撮影された動画が人々に衝撃を与えている。動画が撮影されたのは7月5日午後。ハイウェイ1号線のゴールデンとレベルストーク間を走行しているグレーのテスラを映したもので、運転席の女性はハンドルから手を離し、眠っているように見える。複数の報道で子ども2人が同乗していたと伝えている。ただし、この点について警察は確認していないとしている。

  この事態を受けて、RCMP(連邦警察)は捜査に着手するとともに注意喚起した。BC州ハイウェイ・パトロールのマイケル・マクラフリン巡査長によると、自動運転機能を搭載した車が増え、一部の自動運転の使用は許可されているものの完全自動運転(フル・セルフドライビング)はBC州では違法だという。マクラフリン巡査長は、今回の動画については情報を持っていないとしたうえで「車の自動運転レベルに関係なく、運転席に座っている以上、絶対に起きていなければならない」と強調した。

 警察は、眠っているように見える運転手や、車を適切にコントロールしていないと思われる運転手を見かけた場合は、最寄りの警察へ通報するよう呼びかけている。

(記事 高城玲)

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アルバータ州政府、BC南部を通る新パイプラインルートを発表

 マーク・カーニー首相とアルバータ州ダニエル・スミス州首相は7月2日記者会見で、同州からブリティッシュ・コロンビア(BC)州沿岸まで伸びる新たな石油パイプライン建設プロジェクトについて発表した。

 アルバータ州の悲願であるパイプライン建設には、BC州北部沿岸のタンカー航行禁止措置が大きな障壁となっていた。しかし今回発表された計画では、これまで検討されていた北部沿岸ルートではなく、BC州南部を通る新ルートが採用されることとなった。エドモントン北東のブルーダーハイムからバンクーバー南部のデルタにあるターミナルを結ぶこのルートは、既存のトランスマウンテン・パイプラインにほぼ沿う形になる。パイプラインは1日あたり100万バレル以上の輸送能力を持ち、原油はタンカーでアジア市場に運ばれるという。

 同プロジェクトは連邦政府の主要プロジェクト事務局に正式に提出された。スミス州首相は「このパイプラインによる利益は、今後数十年にわたり州政府と連邦政府に数十億ドル規模の歳入をもたらし、私たちと提携する先住民コミュニティにも富をもたらす」と述べた。

 一方、BC州デービッド・イービー州首相や先住民は、これまで環境への懸念などからパイプライン建設に反対していた。しかしカーニー首相は7月2日、スミス州首相との会見に先立ちBC州でイービー州首相と会談。同日の共同記者会見では、イービー州首相はパイプライン建設についてはBC州政府の権限外との認識を示した。

 その内容は、タンカー航行禁止措置の維持、パイプライン承認時に起こりうる環境問題や原油流出の財政リスクを連邦政府が負担すること、BC州がパイプライン通過の対価として財政補償を受けることなどが盛り込まれている。イービー州首相は、この合意によってプロジェクト支持を強制されるわけではないとしつつも、BC州として法廷闘争は行わない考えを示した。

(記事 高城玲) 

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BC州、カナダ政府とカナダ・BC共同発展協定締結を発表 連邦政府数十億ドルの支援を約束

The Legislative Assembly of British Columbia, Victoria, Canada.
ブリティッシュ・コロンビア州の州都ビクトリアにある州議事堂。

 マーク・カーニー首相は7月2日、ブリティッシュ・コロンビア(BC)州バンクーバー市でデービッド・イービーBC州首相と会見し、「カナダ・BC共同発展協定(Canada-British Columbia Cooperative Prosperity Agreement)」に署名したと発表した。

 内容は、レッドクリス鉱山拡張計画に5億ドル、ノースコースト送電線計画の第1期、第2期に39億ドル、ジョージ・マッセイ・トンネル工事プロジェクトに最大30億ドルを支援するほか、LNGカナダ第2期、Ksi Lisims LNG、シーダーLNG、ウッドファイバーLNGのプロジェクト促進、州北西部プリンスルーパート港とスチュワート港の機能拡張、さらに州南西部ロバーツバンク・ターミナルのインフラ改修を支援することなどが盛り込まれている。これにより、カナダ西の玄関口としてのBC州の貿易設備を強化し、カナダとBC州の経済活動をより発展させるとしている。

 こうしたインフラ設備の拡張と同じく注目されたのは、これまでの「海洋保護計画」を通じた州沿岸の生態系保護強化で、これには州北西部のタンカー航行禁止措置を維持することが含まれている。

 アルバータ州からの新パイプライン建設については、カナダ政府に承認と建設の権限があること、カナダ政府はファーストネーションズと建設的な協議をすること、BC州が経済的な恩恵を受けること、BC州内で流出事故などが発生した場合は補償されること、そして既存のトランスマウンテンパイプラインについては、現在の1日89万バレルから119万バレルに増量することなどが盛り込まれている。

 その他にも資源開発などに従事するための技術者の訓練や、それに伴い必要となるチャイルドケアへの支援なども含まれた。

 会見でイービー州首相はパイプライン建設について、連邦政府の専権事項であることを認識しているとしながらも新パイプライン建設支持を強要されないと語ったが「BC州が法廷闘争に持ち込むことはない」と明言。重要なのは覚書にタンカー航行禁止が盛り込まれていることであり、新しいパイプラインが建設されれば「ブリティッシュ・コロンビア州が環境リスクについて公平に補償されることだ」と語った。

 同日午後にはカーニー首相はアルバータ州カルガリー市でダニエル・スミス州首相と会見。アルバータ州が新パイプラインのルートを連邦政府の主要プロジェクト事務局に正式に申請したと発表した。

(記事 北野大地)

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W杯仕様のバンクーバーダウンタウン歩行者天国、9月まで延長に

FIFAワールドカップ開催中のバンクーバーダウンタウン歩行者天国グランビルストリート。2026年6月18日、バンクーバー市。撮影 日加トゥデイ
FIFAワールドカップ開催中のバンクーバーダウンタウン歩行者天国グランビルストリート。2026年6月18日、バンクーバー市。撮影 日加トゥデイ

 バンクーバーダウンタウンのグランビル・ストリート5ブロック(ジョージア・ストリートからデイビー・ストリートの間)は、現在FIFAワールドカップ開催のため歩行者天国となっている。当初は大会が終了する7月19日までの予定だったが、夏の終わりまで延長するとバンクーバー市が7月2日に発表した。

 歩行者専用ゾーンの試験運用を9月7日レイバーデーまで延長する動議は、同市ケン・シム市長とABC党所属サラ・カーバイ・ユング市議が共同で提出し、同日の臨時市議会で可決された。

 シム市長は同プロジェクトについて大成功と評価、「2010年の(冬季)オリンピック以来、これほど街が活気づき盛り上がっているのを見たことがない。この勢いを夏の間ずっと維持したい」と語った。同時に、今年11月に同通りでクリスマスマーケット開催の可能性についてデータ収集も行うという。

 延長措置を巡る費用について、清掃や交通整理に週30万ドル、バンクーバー市警察による警備に週20万ドルと説明。さらにダウンタウン・バンクーバー・ビジネス改善協会への最大125万ドルの助成金を加えると計475万ドルとなる。同協会はグランビル・ストリート歩行者天国の実施に協力しているという。

 同動議について、バンクーバーグリーン党ピート・フライ市議とVote Vancouverレベッカ・ブライ市議は反対票を投じた。フライ市議はプロジェクト自体はすばらしいが、急な招集で市議会や市民が内容を検討する時間がなかったと批判。ワールドカップの盛り上がりがなくなった後も1カ月半続けるために約500万ドルを費やすことに疑問を呈した。

(記事 高城玲)

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カナダ新GST給付金、今日から国民に

改修工事中のカナダ国会議事堂。オンタリオ州オタワ市。2025年4月3日。撮影 日加トゥデイ
改修工事中のカナダ国会議事堂。オンタリオ州オタワ市。2025年4月3日。撮影 日加トゥデイ

 自由党カーニー政権の「アフォーダブル」政策の一環、カナダ・グロッサリー&エッセンシャル・ベネフィット(CGEB:食料品・生活必需品給付金)の給付が7月3日から始まった。

 以前はGST/HSTクレジットの名称で実施されていた制度で、今年から名称が変更されたが対象者や計算方法、制度そのものは変更されていない。

 対象は中低所得者。2025年タックスリターンを申告していれば、対象者は2026年7月から自動的に3カ月に一度、2027年6月まで4回にわたり一定額を受け取れる。受け取り方法はタックスリターン時に自動振り込みを登録してれば自身の口座に振り込まれ、希望すれば小切手でも受け取る。

 金額は所得や家族構成によって異なる。例えば、単身者の場合は最高で年間679ドル、夫婦・コモンローカップルは890ドル、19歳未満の子ども一人につき234ドルが加算される。

 連邦政府は2026年から2031年までの5年間でCGEBの給付額を25%増額すると発表している。

 政府は今年6月にも1回のみの措置として対象者にCGEBを給付した。インフレが続く対策と説明、約1200万人が対象と発表した。

(記事 北野大地)

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トロント、モントリオールが熱波で体感温度40度に

気温30度を超えるトロント市。2026年7月2日、トロント市。撮影 日加トゥデイ
気温30度を超えるトロント市。2026年7月2日、トロント市。撮影 日加トゥデイ

 オンタリオ州を含むカナダ東部を熱波が襲い、イベントが中止に追い込まれる事態になった。7月2日にはサッカーファン注目のポルトガル対クロアチアの試合がトロント市で行われたが、市役所前で開催予定だったファンフェスティバルは気温上昇のため中止となった。

 熱波はオンタリオ州、ケベック州、さらには東海岸ニューブランズウィック、ノバスコシア、プリンスエドワード島にも広がっている。

 気温はトロントやモントリオールで30度半ばまで上がり、湿度も高く体感温度は40度を超えているという。

 カナダ環境省は、これらの州に高温注意報を発令して注意を呼び掛けている。今季一番の暑さは今週末まで続くと予想されている。

オタワでは雷雨で一時停電に

 高温が続くオンタリオ州で、首都オタワ市では雷を伴った豪雨で停電が発生し約160万戸が影響を受けた。カナダ環境省によると7月1日までにオタワ空港では約110ミリの雨が降ったという。

 毎年カナダデーに大規模な催しが行われるオタワだが、花火を含む一部のイベントが中止となった。

(記事 北野大地)

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メトロバンクーバー沖でチャーターボート沈没、6人が行方不明

 BCRCMP(BC連邦警察)は6月28日、ブリティッシュ・コロンビア(BC)州バンクーバー市南隣のリッチモンド市沖でチャーターボートが沈没したと発表した。ボートに乗っていた6人が行方不明となっている。

 事故が起きたのは28日午前11時45分ごろ。チャーターボートはロバーツ・バンク付近で浸水し始めたとみられる。別のプライベートボートに乗っていた人が通報したのち、ビクトリア統合救助調整センターをはじめ、RCMP、カナダ空軍、カナダ沿岸警備隊、BCフェリーなど複数の機関が捜索にあたった。

 報道によると、乗っていた10人はいずれもライフジャケットを着用していなかったという。そのうち4人は救出され、医療機関に搬送された。6月29日時点で2人は退院したが、2人は重体だという。

 大規模な捜索にも関わらず、残る6人の行方はわかっていない。RCMPは29日の発表で、6人はすでに溺死したとの見方を示した。これを受けて捜索活動は一旦中止となり、今後は遺体収容に移行する。数日のうちにRCMP水中回収チームが、ソナーを用いて船体の位置特定にあたる。

 RCMPは船は非常に深い海域に沈んだと推測しているという。事故の原因については不明で、現在捜査中である。

(記事 高城玲)

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W杯チケットを巡るStubHubトラブル、BC州消費者保護機関が調査へ

The Legislative Assembly of British Columbia, Victoria, Canada.
ブリティッシュ・コロンビア州の州都ビクトリアにある州議事堂。

 FIFAワールドカップ2026のチケットに関して、オンライン転売サイトStubHubでの購入トラブルが大きな問題となっている。ブリティッシュ・コロンビア(BC)州政府ニキ・シャーマ司法長官は6月26日、調査を開始したことを明らかにした。

 今回のトラブルについてはCBCニュースが調査報道で大きく取り上げた。バンクーバーやトロントを含む北米各地のワールドカップ開催都市で、StubHubで購入された数千枚のチケットがキャンセルされる事態が発生したという。

  CBCニュースは「100%保証されている」と説明を受けたチケットが届かず、試合当日のスタジアム前で待機中にキャンセルされた人のインタビューを掲載している。

 シャーマ長官は、StubHub利用者が購入したチケットを受け取れなかったことは非常に憂慮すべきものだとし、BC州のチケット販売法(Ticket Sales Act)を独立して調査している消費者保護機関Consumer Protection BCが調査にあたっていると述べた。

 さらに、調査について直接コメントすることはできないものの、StubHubは返金保証の履行を公に約束しているとした。

 ニュースリリースによると、同法はチケット販売での透明性と説明責任を促進する法律で、どのような場合に返金を受けられるかを定めているほか、企業が実際に所有または管理していないチケットを販売することを禁止している。

(記事 高城玲)

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メトロバンクーバーで多発する恐喝に関連する発砲事件の容疑者逮捕

 ブリティッシュ・コロンビア州サレー市で、6月11日に発生した住宅付近での発砲事件について、サレー市警察(SPS)は男2人を逮捕、起訴したと発表した。この事件は、サレーで多発している恐喝事件エクストーションに関連するものとみられている。

 SPSによると事件が起きたのは96番アベニューと133番Aストリート付近。午前5時30分ごろに発砲があったとの通報があり、駆けつけた警察は銃撃による住宅外壁の損傷を確認した。事件当時、住宅内には人がいたが負傷者はいなかった。

 捜査にあたったSPS恐喝対策チームは容疑者とサレー市内の住宅2軒を特定し、6月12日に男4人を逮捕した。そのうちアルマン・シン(21歳)とシマルジート・シン(22歳)両容疑者は11日の発砲事件に関わったとして危険な銃器発射の罪状で起訴された。

 両被告は現在も勾留中で、6月29日に出廷する予定。2人は外国籍のため、警察はカナダ国境サービス庁(CBSA)と連携して捜査を進めている。同時に逮捕された他の2人については現時点での刑事訴追はなくCBSAの管理下にあるという。

 SPSは2人には余罪があるとみて、関係する情報提供を呼びかけるためアルマン・シンとシマルジート・シン両被告の写真を25日に公開。情報提供は、SPS非緊急番号(604-599-0502)、サレー恐喝情報ライン(236-485-5149)、または匿名で通報可能なCrime Stoppers(1-800-222-8477、www.solvecrime.ca)に連絡を。

 なお、サレー市は「サレー恐喝報奨基金」を設立しており、事件関係者の起訴・有罪判決につながる重要情報を提供した人には報奨金が支払われる場合がある。

(記事 高城玲)

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