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88歳女性、白昼路上で宝飾品を強奪され負傷

ニューウエストミンスター市警察ウェブサイトより
ニューウエストミンスター市警察ホームページより

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州バンクーバー市に近いニューウエストミンスター市で、88歳の女性が宝飾品を強奪され、負傷する事件が起きた。高齢者を狙った白昼の犯罪に衝撃が広がっている。

 事件が起きたのは2月15日午後1時45分ごろ。ニューウエストミンスター市警察(NWPD)は、ダン・リー・アベニュー1200番地付近で高齢の女性を介抱していた通行人から通報を受けた。警察が女性に事情を聞いたところ、現場付近を歩いていた時に見知らぬ男が近づいてきて腕に着けていた宝飾品を無理やり引きはがしたという。その時に地面に突き倒され、けがを負った。

 報道では、被害女性は手に10針を縫うけがをして数カ所を打撲したと報じている。事件現場は女性の自宅の近くだった。

 スティーブ・クーナーBC州議会議員(保守党・リッチモンド=クイーンズボロー選挙区)は事件を映し出した動画をソーシャルメディアで共有した。動画には、男が杖で抵抗する女性を突き倒し、宝飾品を奪う様子が映し出されている。クーナー議員は公共の安全対策をさらに強化する必要があると訴えた。

 NWPD報道官アンドリュー・リーバー巡査部長はニュースリリースで「成人男性が自分の体格と力を使って、90歳(に近い)女性に危害を加えるというのは卑劣で臆病な行為だ」と発表している。

 NWPDは容疑者の特定を急いでいる。男は身長約180cm、がっしりとした体格で体重約120kg(推定)。ベージュ色のフード付きセーター、グレーのズボン、白い靴底の黒い靴を着用し、マスクを着けていた。情報提供は、604-525-5411へ(ファイル番号26-2730)。

(記事 高城玲)

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BC州北西部の乱射事件で追悼集会、カーニー首相やイービー州首相が参列

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州タンブラー・リッジで2月13日夜、2月10日に発生した銃乱射事件犠牲者の追悼集会が行われた。マーク・カーニー首相、メアリー・サイモン総督、デイビッド・イービーBC州首相をはじめ、連邦と州政府の多くの高官たちが参列した。

 タンブラー・リッジ市ダリル・クラコウカ市長は「今夜、私たちは悲しみの中で、コミュニティとしてここに集いました」と述べ、「計り知れない痛みを抱える家族に寄り添い、誰一人としてこの苦しみをひとりで背負うのではないと互いに思い起こすためです」と語った。

 連邦政府からは首相のほか、保守党ピエール・ポワリエブル党首、ケベック連合党イヴ=フランソワ・ブランシェ党首、NDP(新民主党)ドン・デイビス暫定党首、グリーン党エリザベス・メイ党首が並んで出席し、悲劇へのカナダの連帯を示した。

 カーニー首相は「皆さんの故郷にこうして共に立つことで、カナダ国民は皆さんと共にあり、これからも常に共にあるということを伝えたかったのです」と述べ、さらに、学校で亡くなった6人の犠牲者の名前を読み上げ、哀悼の意を表した。

 またイービー州首相は、ロックダウン下にあった教師や生徒の勇気ある行動について語り、「そうした英雄的な行動の中にこそ、この地域社会の回復の種があります」と話した。

 地域社会が大きな悲しみに包まれるなか、現在も事件の捜査は進んでいる。13日の会見で警察はタンブラーリッジ・セカンダリーでの銃撃について、ジェシー・ヴァン・ルーツェラー容疑者は特定の人物を狙っていたのではなく、無差別に攻撃したとみていることを明らかにした。

 また警察は現在、事件に関連して少なくとも銃4丁を押収している。2丁は容疑者自宅で、うち1丁は登録されていないショットガンで2人の殺害に使用されたと見ているが、以前に警察が押収して返却した銃ではなかったと説明。もう1丁については捜査中とした。学校で押収された2丁は、長銃1丁と改造ライフル1丁。前回の会見では改造短銃としていた。2丁とも以前に警察が押収した銃ではないと明らかにしたが、銃についての詳細は捜査中とした。

 当局は過去数年に、ルーツェラー容疑者のメンタルヘルスに関連して複数回自宅を訪問している。さらにBC州精神保健法に基づいて同容疑者は少なくとも2回身柄を拘束され、状況に応じて病院へ搬送されている。

(記事 高城玲)

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カナダ・BC州北東部の村で学校銃撃、容疑者含む9人が死亡

 ブリティッシュ・コロンビア州北東部の小さなコミュニティで学校銃撃事件が発生、容疑者1人を含む9人が死亡した。

 事件が起きたのはドーソン・クリークから北東約120キロにある人口約2,400人のタンブラー・リッジ。連邦警察(RCMP)が2月11日に記者会見した内容によると、2月10日午後1時20分ごろ(太平洋標準時)、警察にタンブラー・リッジ・セカンダリースクールで銃撃が行われているとの通報が入ったという。

 2分後に警察が駆け付けた時には銃声がしていたが、校内に入ると容疑者とみられる人物が死亡しているのを確認した。自死の可能性が高いという。校内では他に6人が死亡しているのを発見。さらに、近くの住宅で2人が死亡しているのを確認した。

 容疑者はタンブラー・リッジ在住ジェシー・ヴァン・ルーツェラー(18歳)。4年前に同スクールを退学。以前からメンタルヘルスで問題を抱え、警察が容疑者の自宅に行ったこともあったと説明した。警察の資料では同容疑者は女性として公表されたが、生まれたときの性別は男性だったとも明らかにした。

 今回の事件については同容疑者の単独犯行の可能性が高いという。現場では長銃1丁と改造された拳銃1丁を押収。銃の所有者や犯行との関係は調査中とした。容疑者は銃のライセンスを所持していたが2024年に失効しているという。

 犯行動機は現時点では不明で、特定の人物を標的にしていたのかも含めて、今後の捜査が必要と語った。

 学校での被害者は、39歳の女性教師、12歳の女子生徒3人、12歳と13歳の男子生徒2人。また住宅内で死亡していたのは、同容疑者の母親(39歳)と義理の弟(11歳)と公表した。住宅で2人を殺害した後、学校に向かったと見られている。

 けが人は、2人が重体または生命に関わるケガを負い、ヘリコプターで病院に搬送された。その他25人がけがを負って治療を受けたが命に別条はないという。

 この事件は、1989年12月6日にモントリオール市のエコール・ポリテクニークで女性14人が犠牲となった事件に次ぎ、カナダ史上2番目に死者数の多い学校銃撃事件となった。

 マーク・カーニー首相は国会で「国全体を衝撃に包んだ」と述べ、犠牲者とその家族に深い哀悼の意を示した。野党各党の党首も、学校で子どもたちが銃撃されるという惨劇に沈痛な面持ちで追悼の言葉を述べた。国会議事堂のあるパーラメント・ヒルと全国の連邦政府庁舎では今後7日間半旗を掲げる。

 BC州デイビット・イービー州首相は10日、11日と会見した。11日夜にはBC州ニーナ・クリガー公安大臣らと共にタンブラー・リッジに到着し、追悼の集いに参加した。BC州は12日に議会開始を宣言する施政方針演説が行われたが、通常は政府の方針を副総督が読み上げるが、今回はタンブラー・リッジの人々への追悼演説とした。

 13日にはカーニー首相らがタンブラー・リッジに行く予定。

(記事 高城玲、北野大地)

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トランプ大統領、オンタリオ・ミシガン間の新橋を「開通させない」と警告

 アメリカのドナルド・トランプ大統領は2月9日、カナダ・オンタリオ州ウィンザー市とアメリカ・ミシガン州デトロイト市を結ぶ新しい橋「ゴーディ・ハウ・インターナショナル・ブリッジ」の開通を阻止すると警告した。

 大統領はソーシャルメディアで、この橋が「アメリカが関わることなく建設された」と不満を述べ、「カナダ政府が(橋の)カナダ側、アメリカ側とも所有している」と主張。「我々はこれほど多くのものを(カナダに)与えてきたのだから、この資産(ゴーディ・ハウ橋)の少なくとも半分は我々が所有すべきかもしれない」と投稿している。

 これを受けマーク・カーニー首相は2月10日にトランプ大統領と電話で会談したことを明らかにした。首相は橋の建設費をカナダが全額負担していること、橋はカナダとミシガン州の共同所有であることを伝えたと記者団に語った。さらに、橋の建設にはカナダとアメリカ双方の労働者が関わり、両国の鉄鋼が使用されたとも説明した。

 首相によると大統領との会話は「前向き」なものだったという。ミシガン州のグレッチェン・ウィットマー知事、デトロイト地域商工会議所会長兼CEOサンディ・K・バルーア氏も橋の開通を支持している。

 建設工事の費用64億ドルはカナダ政府が全額負担し、橋はほぼ完成している。開通は今年前半の予定。開通後には通行料を徴収し、カナダが建設費を回収した後には、橋による収益はカナダ政府とミシガン州が折半することになっているという。

 ゴーディ・ハウ橋については、近くにある既存のアンバサダー橋所有者であるデトロイトのモローン一族が通行料徴収の独占権を侵害すると主張、カナダ政府に対して補償を求めている。

 モローン一族はトランプ大統領第1次政権時にゴーディ・ハウ橋建設を阻止するよう訴えた。しかしトランプ大統領は2017年、ジャスティン・トルドー首相(当時)との共同声明でこの橋を「両国にとって重要な経済的リンク」と呼び、優先プロジェクトとして支持していた。

 ニューヨーク・タイムズ紙は10日夜に掲載した電子版で、マシュー・モローン氏はトランプ政権のハワード・ラトニック商務長官と9日にワシントンで会い、その後、ラトニック商務長官がこの件についてトランプ大統領と電話で話したと伝えている。2人の高官が匿名を条件にタイムズ紙に話したという。その直後、大統領が開通阻止を投稿している。

 橋の名称「ゴーディ・ハウ・インターナショナル・ブリッジ」は、NHL(ナショナル・ホッケー・リーグ)のデトロイト・レッドウィングスで活躍したカナダ出身のホッケー選手ゴーディ・ハウに由来する。25シーズン現役選手として活躍したカナダのレジェンド選手であり、チームを何度も優勝に導いたデトロイトにとってもレジェンドである。

(記事 高城玲/北野大地)

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バンクーバー市議会、花火イベントに200万ドル支出を承認

Team Japan of Honda Celebration of Light. July 23, 2022, English Bay, Vancouver, BC; Photo by ©Koichi Saito
Team Japan of Honda Celebration of Light. July 23, 2022, English Bay, Vancouver, BC; Photo by ©Koichi Saito

 バンクーバー市議会は2月4日、今夏一夜だけの花火大会を開催する案について可決した。この動議はバンクーバー市ケン・シム市長が、花火大会「セレブレーション・オブ・ライト」中止を受けて提出した。

 セレブレーション・オブ・ライトは、毎年3日間バンクーバー市ダウンタウンのイングリッシュ・ベイで行われていた花火大会。1日約40万人が集まる大型イベントだったが、昨年11月に主催者が連邦・州政府からの助成金減額では財政的に厳しいとして無期限中止を決定した。

 シム市長の動議は、200万ドルを投じてセレブレーション・オブ・ライト復活へのつなぎとなる1日限りの花火大会を開催するという内容。バンクーバー市はすでに2026年のセレブレーション・オブ・ライト開催に向けて140万ドルを予算計上していたため、追加の予算増は60万ドルにとどまるとしている。

 この案にグリーン党ピート・フライ市議やCOPEショーン・オア市議などは反対票を投じた。フライ市議は今回のイベントについて明確な事業計画がなく、セレブレーション・オブ・ライト復活への現実的な道筋もないと批判。緊縮財政や市職員削減が進むなかでの措置に疑問を呈した。

 今回この動議が可決されたことで、市職員は春までにイベントの具体的な計画を提出する予定となっている。

 「ホンダ・セレブレーション・オブ・ライト」は1990年に「シンフォニー・オブ・ファイア」として始まった。毎年、海外から3~4カ国が参加して優勝チームを決定するという国際花火競技という形式で開催。2000年代にホンダがメインスポンサーとなったため、現在の名称に。2025年は財政が厳しく初めてカナダ国内の3チームによる競演となった。

 バンクーバー市では新型コロナウイルス拡大前には大晦日と7月1日のカナダデーにも花火の打ち上げがあったが、コロナ後に中止となった。

(記事 高城玲)

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メトロバンクーバーで複数の学校が2日にわたって脅迫受ける

 バンクーバー市郊外のコキットラム学区内で、2日連続で複数の学校が脅迫を受ける事態が発生した。

 2月4日、コキットラム市とポート・コキットラム市の学校8校と、ポートムーディー市のグラネイア小学校が脅迫を受けた。最初に警察に通報が入ったのは午後12時25分ごろ。コキットラム市内のポワリエ・ストリート500番台にある学校からだったという。

 コキットラム学区の声明によると、警察の助言により一部の学校で校舎を施錠し屋内で授業を行う「ホールド・アンド・セキュア(校内待機・施錠)」措置が取られた。その後、RCMPとポートムーディー市警察が安全確認を行い、生徒は通常通りに下校したという。

 5日にはコキットラム市のセンテニアル高校とグレンイーグル高校の2校が脅迫を受け、「ホールド・アンド・セキュア」措置が行われた。

 RCMPは5日、これらの事案について関連性があると発表した。脅迫は電話によって行われたことを明らかにしたが、その内容については捜査の公平性を守るという理由で公表していない。

 警察は捜査に関してソーシャルメディア上で情報が出回っていることを把握しているとし、何らかの情報を持っている人は604-949-5054まで連絡してほしいと呼びかけている。

(記事 高城玲)

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バンクーバーの高校のバスケ試合で乱闘、高校生が刺される

 バンクーバー市警察の発表によると、2月2日午後9時ごろ、バンクーバー市内の高校でバスケットボールの試合中に男子生徒が腕を刺された。

 事件が起きたのは、ウエスト33番アベニューとオーク・ストリートにあるエリック・ハンバー高校。事件当時、同校ではバンクーバー市内のキラーニー高校とのバスケットボールのプレーオフ試合が行われていた。

 警察によると事件は試合が終了する直前に発生した。観客の間で乱闘が起き、その結果、男子生徒(18歳)が腕を刺されたとみられている。被害者は重症を負い、病院に搬送された。警察は、少なくとももう1人被害者がいることを把握しており、自転車ロックで殴られたとみている。

 警察が現場に到着した時、容疑者は現場にはいなかった。2月3日時点で逮捕者は出ていないという。

 警察は事件に関する情報提供を呼びかけている。乱闘の最中や試合中に携帯電話で動画を撮影していた人は、専用ウェブポータル(https://vpd.ca/submit-tip/)から映像を提出できる。動画以外の情報については、VPD青少年捜査課(604-717-0614)まで連絡を。

 今後、エリック・ハンバー高校とキラーニー高校については、追加の学校連携警察官が配置され、学校職員と連携しながら支援強化および安全対策の策定が行われる予定だという。

(記事 高城玲)

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ミラノ・コルティナ五輪開催を記念してバンクーバーで聖火台が灯る

Vancouver Olympic Flame, Photo by ©Japan Canada Today
カナダ建国150周年のカナダデーで灯された2010年バンクーバー冬季五輪聖火台。2017年7月1日。 Photo by ©Japan Canada Today

 ミラノ・コルティナ冬季オリンピックの開会式が2月6日に開催されるのを記念して、バンクーバー市ジャック・ポール・プラザにあるバンクーバー五輪聖火台が灯される。

 バンクーバーの聖火台は2010年2月に同市で開催された冬季五輪の時に建設されたもの。世界でも珍しい五輪開閉会式会場から離れた場所に設置された聖火台で、五輪終了後も保存され、現在は観光名所として親しまれている。

 2010年以降に開催されている世界各地の五輪開会式に合わせて点灯するのが恒例で、今年のミラノ・コルティナ五輪開会式時にもカナダ代表の健闘を願って点灯される。

 点灯前には五輪関連イベントも行われ、バンクーバーでも五輪ムードが盛り上がる。

 カナダオリンピック委員会(COC)によると第25回冬季五輪には選手207人、コーチ・関係者231人が参加する。

 聖火台点灯は2月6日午後3時45分からのイベント終了後。会場はバンクーバーコンベンションセンター西側のジャック・ポール・プラザ。点灯は約2時間。

 冬季パラリンピック開会式時にも点灯される予定。

(記事 北野大地)

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エアカナダ、12月より冬季限定バンクーバー・札幌線を就航

バンクーバー空港に駐機するエアカナダ機; file photo by Japan Canada Today
バンクーバー空港に駐機するエアカナダ機; file photo by Japan Canada Today

 エアカナダは2026年12月17日より、冬季限定でバンクーバー・札幌線を就航すると1月21日に発表した。2026年12月から2027年3月までの期間、バンクーバー国際空港(YVR)と新千歳空港(CTS)間を週3便の予定で運航する。北米初の北海道直行便となる。

 発表されたスケジュールによると、バンクーバー発AC55は月曜、木曜、土曜の午後1時25分YVR発、翌日午後3時35分にCTS着。新千歳発AC54は火曜、金曜、日曜の午後7時55分CTS発、同日午前11時10分YVR着。

 ニュースリリースによると、新路線によってバンクーバー・札幌間の移動時間は乗り継ぎが必要なくなったため片道2時間以上短縮される。機材はボーイング787ドリームライナーを使用。利用者はシグネチャー・クラス、プレミアム・エコノミー、エコノミーから選べる。

 エアカナダ副社長兼CCOのマーク・ガラルド氏は「この新路線は、プレミアムレジャー需要および日本への継続的な旅行需要の高まりを背景に、北米第2位の太平洋ゲートウェイとしてのバンクーバーの役割を一層強化するもの」と位置づけている。また、札幌の魅力として「極上のパウダースノー、さっぽろ雪まつり、癒やしの温泉、ラーメンや伝説的ビールなど食の楽しみ」を挙げている。

 これによりエアカナダの日本直行便は期間限定運航路線も含め、バンクーバー・成田、関西空港の3便となり、他にトロント・成田、羽田、関空、モントリオール・成田と7便となった。

(記事 高城玲)

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地下鉄建設でブロードウェイ通りの一部が通行止めに

Broadway Subway Projectホームページより。
Broadway Subway Projectホームページより。

 ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー市で進められているブロードウェイ地下鉄プロジェクトの工事ため、1月26日からブロードウェイ通りの一部が全車両通行止めとなった。The Broadway Subway Project Corporationは1月9日に発表していた。

 通行止めとなったのはイースト・ブロードウェイで、ケベック・ストリートとメイン・ストリートの間の1ブロック分。同エリアでは、マウント・プレザント駅(地下駅)設置に伴う道路再建工事が行われる。期間は1月26日から約4カ月間。

 当局によると、車両迂回路となるのはイースト8thアベニュー。時間帯によって右左折の制限が設けられるが、交通整理員が車両の誘導を行うという。同エリアを通過するだけの場合は、混雑緩和と地元車両のアクセス維持のため、できるだけほかの東西ルートを利用するよう呼びかけている。

 車両通行は禁止されるが、歩道は引き続き通行可能。エリア内の店舗や住宅、各種サービスへのアクセスも維持される。

 工事は原則として月曜から土曜の午前7時から午後10時まで。4カ月の閉鎖期間終了後、まずは各方向1車線ずつ再開し、夏までには全車線が再開される予定だ。

 このプロジェクトはメトロバンクーバーの公共交通機関を管轄するトランスリンクが運営する列車スカイトレインのミレニアム・ラインを、VCCクラーク駅から西のアービュタス・ストリートまで延伸するもので、新たに6つの地下鉄駅が建設される。

 詳しくはThe Broadway Subway Projectのホームページを参照。https://www.broadwaysubway.ca/construction/current-work/

(記事 高城玲)

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カーニー首相、GST還付拡充など食料安全保障策を発表

改修工事中のカナダ国会議事堂。オンタリオ州オタワ市。2025年4月3日。撮影 日加トゥデイ
改修工事中のカナダ国会議事堂。オンタリオ州オタワ市。2025年4月3日。撮影 日加トゥデイ

 マーク・カーニー首相は1月26日、生活支援策の一環として低・中所得層を対象としたGSTクレジット(消費税還付)の改称・拡充を発表した。クリスマス休暇だった国会が再開した同日、2026年の始動は生活支援策発表となった。

 新たに導入される「カナダ食料・生活必需品給付(Canada Groceries and Essentials Benefit)」では、GSTクレジットの支給額が今年7月から今後5年間にわたり25%引き上げられる。さらに今年は一度限りの措置として50%相当の上乗せ給付も行われる。

 連邦政府によると、現在4人家族の最大支給額は年間1,100ドルだが、今年は1,890ドルに、その後4年間は約1,400ドルに増額される。単身者の現在最大支給額は年間540ドルだが、今年は950ドルに、その後4年間は約700ドルとなる。

 なお、GSTクレジットの受給には所得制限があり、受取額は家族構成や世帯収入による。カーニー首相は新制度では約2200万人の国民が恩恵を受け、「最も支援を必要とする家族を今すぐ支える」と自信を見せた。

 同時に長期的な食料安全保障や価格対策における新たな政策も発表された。食料供給業者の生産能力拡大と生産性向上支援、中小企業に向けた食料生産コスト引き下げの支援、フードバンクなどの団体への緊急支援などを列挙した。さらに、国家食料安全保障戦略の策定にも取り組むとしている。

(記事 高城玲)

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第51回衆議院議員総選挙 在外公館での投票が1月28日から開始

国会議事堂。File photo by Japan Canada Today
国会議事堂。File photo by Japan Canada Today

 第51回衆議院議員総選挙が2026年1月27日(日本時間)に公示された。これに伴い在外公館での投票は1月28日から始まる。

 投票期間は、バンクーバー総領事館以外のカナダの在外公館は1月31日(土)まで、バンクーバー総領事館は1月28日(水)~2月1日(日)まで、投票時間は午前9時30分~午後5時(投票期間・時間は各在外公館に確認)。

 投票には、在外選挙人証とパスポートなどの身分証明書が必要。在外公館での投票以外にも、郵便による投票、日本国内での投票も選択できる。

 また、衆議院小選挙区間の格差を2倍未満に是正する関連法令の改正により衆議院小選挙区の区割りが改定され、第50回の選挙から新しい小選挙区の区割りが適用されている。対象となるのは以下の25都道府県。前回選挙に参加していない場合などは、該当する場合は自身の選挙区を確認する。

 北海道、宮城県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、岐阜県、静岡県、愛知県、滋賀県、大阪府、兵庫県、和歌山県、島根県、岡山県、広島県、山口県、愛媛県、福岡県、長崎県。

 2023年2月17日から最高裁判官国民審査法の一部を改正する法律が施行されたため、今回の衆議院議員選挙でも日本国外に居住している国民も最高裁判官国民審査の在外投票ができるようになり、第27回最高裁判所裁判官国民審査も同時に行われる。

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在外選挙の詳細について

 今回の在外選挙による投票に関する詳細は以下の通り。(「第51回衆議院議員総選挙等に伴う在外投票の実施について」より紹介)。または、各在外公館の「衆議院議員総選挙等に伴う在外選挙の実施について」を参照。

 *在外公館等投票を実施している公館であれば、お住まいの国でなくても投票できます。実施公館の投票期間・時間については、外務省ホームページをご確認ください。

1.選挙の日程

公示日:令和8(2026)年1月27日(火)

在外公館投票開始日:令和8(2026)年1月28日(水)

日本国内の投票日:令和8(2026)年2月8日(日)

2.投票できる人

(1)第51回衆議院議員総選挙・第27回最高裁判所裁判官国民審査

在外選挙人証をお持ちの方

※在外選挙人証は申請に基づいて交付されます。
※申請手続について知りたい方は、在外選挙人名簿登録申請の流れのページをご参照ください。

3.投票方法

 「在外公館投票」、「郵便等投票」または「日本国内における投票」のうちのいずれかを選択して投票することができます。あなたにあった投票方法を知るには以下の投票方法のページをご参照ください。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/vote.html

 在外公館投票

投票期間:(バンクーバー以外のカナダの在外公館)令和8年1月28日(水)~1月31日(土)、(バンクーバー総領事館)令和8年1月28日(水)~2月1日(日)
投票時間:09:30~17:00(各在外公館のホームページを参照)
投票場所:カナダ国内の在外公館
持参すべき書類:(1)在外選挙人証 (2)旅券等の写真付身分証明書

 郵便等投票

(1)登録先の市区町村選挙管理委員会の委員長に対して、直接、投票用紙等を請求してください。投票用紙の請求は、選挙の告示前であっても、いつでもできます。請求の際は在外選挙人証を必ず同封してください。請求用紙は、在外選挙人証とともにお配りした「在外投票の手引き」からコピーするか、在外選挙関連申請書一覧のページからダウンロードしてください。

(2)投票用紙が送られてきたら、選挙の公示日(1月27日(火))の翌日以降に、投票用紙に記入して、登録先の市町村選挙管理委員会の委員長宛てに送付してください。

(3)国内投票日の2月8日(日)の投票所が閉じられる時刻(原則午後8時)までに、投票所に到着するよう、登録先の市区町村選挙管理委員長宛てに送付する必要がありますので、注意してください。

(注)「郵便等投票」の手続には一定の時間がかかります。「郵便等投票」のご利用をお考えの方は、あらかじめ手続にかかる時間や日本と当国(地)の間の郵便事情をご確認の上、ご活用ください。(郵便等投票のための投票用紙の交付を受けた後でも、郵便等投票から在外公館投票に変更することはできますが、その場合、在外選挙人証がお手元に戻っている必要がありますのでご注意ください。)

 日本国内における投票 

 在外選挙期間中に一時帰国する場合や、帰国後国内の選挙人名簿に登録されるまでの間(転入届提出後3か月間)は、登録先の市区町村選挙管理委員会が指定した投票所等で、在外選挙人証を提示して、下記(1)~(3)のいずれかの方法で投票することができます。

【公示日の翌日から国内投票日の前日まで】

(1)期日前投票
登録先の市区町村選挙管理委員会が指定した期日前投票所における投票。

(2)不在者投票
登録先以外の市区町村における投票。

【国内投票日当日】

(3)投票所における投票
登録先の市区町村選挙管理委員会が指定した投票所における投票。

日本国内における投票の詳細については、登録先の市区町村選挙管理委員会にお問い合わせください。

4.選挙広報・候補者情報

・公示後、選挙広報が各選挙管理委員会のホームページに掲載されます。
・候補者情報については総務省ホームページからご確認ください。

・衆議院議員総選挙
https://www.soumu.go.jp/senkyo/51ge/index.html

・最高裁判所裁判官国民審査
https://www.soumu.go.jp/senkyo/51ge/shinsa.html

5.その他

各選挙人が投票する衆議院議員小選挙区は、在外選挙人証の表面に記載されていますが、令和4年11月に区割り改定が行われたことにより、変更が生じている場合もありますので、あらかじめご確認願います。

※衆議院小選挙区の区割りの改定等については、総務省ホームページ(衆議院小選挙区の区割りの改定等について)をご覧ください。

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