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メトロバンクーバーの湖でパドルボード中に水難事故、13歳少女死亡

 ブリティッシュ・コロンビア州チリワック市近くのカルタス湖で、13歳少女が死亡する水難事故が起きた。

 チリワックRCMP(連邦警察)によると、8月8日午後1時20分ごろ、少女が行方不明になったとの通報が入った。少女はパドルボードに乗っていたが、何らかの急病に見舞われ、水中に転落したとみられている。事故当時少女はライフジャケットを着用していなかった。

 警察、チリワック消防署などが捜索・救助活動にあたり、8月10日午後2時ごろ、RCMPの水中捜索チームが少女の遺体を発見した。

 事故を受けてチリワックRCMPは、水辺のアクティビティの際には十分な注意を払うよう改めて注意を呼びかけた。夏に入り、警察はカルタス湖での水難事故が増え、対応に追われているという。

 13歳少女の遺体引き上げから約1時間後には、男性が溺れかけているとの通報が入った。幸い無事に救出されたが、男性も救助に入ろうとした別の男性もライフジャケットを着用していなかった。

 水辺での事故は、天候や水上環境の急変、適切な安全装備をつけていないことが原因の場合が多いという。RCMPは安全対策として「体に合ったライフジャケットを必ず着用する」「水に入る前に状況を確認する」「アクティビティに必要な安全装備を身に着けておく」ことを挙げている。

(記事 高城玲)

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メトロバンクーバー市街地で3歳児がクマに襲われる クマは現在も逃走中

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州メープルリッジ市で3歳女児がクマに襲われる事件が起きた。メープルリッジ市はバンクーバー市から東に車で約1時間のバンクーバー広域圏メトロバンクーバーの都市で、近くにはゴールデン・イアーズ州立公園がある。

 メープルリッジRCMP(連邦警察)によると8月9日午前11時30分ごろ、女児が240番ストリートにある自宅の外でクマに襲われたとの通報が入った。女児は負傷し、低年齢であることから救急ヘリで病院に搬送されたが命に関わるようなケガではないという。

 報道によると女児の父親がコンパウンドボウ(アーチェリー競技でも使われることがある弓矢)で応戦したがクマはやぶに逃げたという。

 事件後、警察は女児を襲ったとみられるクマを射殺した。しかし後にそのクマは別のクマであることが判明した。8月10日付RCMPニュースリリースによると、女児がクマに襲われたあと約40分の間に、近隣でクマが複数回目撃され、人が外にいる住宅敷地内で目撃されたケースもあったという。警察官はそのクマが女児を襲った個体であると判断し、殺処分を行った。

 しかしBC州自然保護官サービスは、死後解剖の結果、撃たれたクマは女児を襲ったクマとは別の個体であると報告した。この件に関してRCMPは「警察官は、当時の状況とその時点で入手していた情報に基づき、公共の安全を守るために合理的な判断をした」と説明、また「野生動物が命を失うことは重大なことであり、このような決断が軽々しく下されることは決してない」と述べた。

 RCMPは、メープルリッジでは野生動物との遭遇は珍しくないため、住民には改めて野生動物への充分な警戒と注意を呼びかけている。

 女児を襲ったクマはまだ見つかっていない。捜索が続く240ストリートと123アベニュー付近には近づかないよう注意喚起している。クマを見かけた場合の連絡先は、自然保護官サービス1-877-952-7277。

(記事 高城玲)

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BC州で山火事による非常事態宣言発令 警察は発火原因の調査へ乗り出す

ボールドランジ山火事、2026年8月7日。Photo from BC Wildfire Service
ボールドランジ山火事、2026年8月7日。Photo from BC Wildfire Service
ボールドランジ山火事、2026年8月7日。Photo from BC Wildfire Service
ボールドランジ山火事、2026年8月7日。Photo from BC Wildfire Service

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州政府は8月8日、山火事による非常事態宣言を発令した。州中南部オカナガン湖南端西側の南オカナガン地方で7日夜に発生した山火事が風の影響で急速に広がり、サマーランド地区まで迫った。

 避難命令は7日のうちに出され、サマーランド地区と近隣を合わせて約20,000人が急きょ避難を余儀なくされた。州政府によると宣言を発令した時点ですでに民家に影響が出ていたという。現時点で住宅被害の規模は発表されていない。

 州政府はサマーランド地区への不要不急以外の旅行を控えるよう呼びかけている。住民は現在近くの都市ペンティクトン市に避難しているという。しかしペンティクトン市の西側にもすでに避難警報が出され、避難命令が出た場合は速やかに避難するよう呼びかけられている。

 サマーランド地区の西側で発生したボールドランジ山火事はすでに約15,600ヘクタールまで広がっている。

 今回の火事では80歳女性の死亡が確認された。ペンティクトンRCMP(連邦警察)によると、女性は家族と一緒に山火事から避難している途中の突然死だったという。死因は現在調査中としているが、警察は山火事の影響によるものと発表している。

 BC州政府はBC Wildfire ServiceやEmergencyInfoBCなどの山火事情報を確認するよう呼びかけている。

 BC州では現在101件の山火事が発生し、避難命令50件、避難警報53件が発令されている。

警察は発火原因調査のため情報提供呼びかけ

 警察はボールドランジ山火事の発火原因を調査すると発表した。8月7日午後のクランプ・レクリエーションサイトとトラウトクリーク・レクリエーションサイトを含むペンティクトン‐サマーランド・ロードとバスビル・ロード地域での、車内カメラや携帯電話の映像、写真などを含む情報提供を呼びかけている。情報提供先は、Penticton South Okanagan Similkameen Regional RCMP。電話250-492-4300、もしくは、baldrangereporting@rcmp-grc.gc.caまで。

EmergencyInfoBC: https://www.emergencyinfobc.gov.bc.ca

BC Wildfire Service: https://wildfiresituation.nrs.gov.bc.ca/dashboard

(記事 北野大地)

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BC州の山火事拡大 避難命令は34件に、一時はメトロバンクーバーでも避難命令

ベルカラ・リージョナルパークで8月5日発生した山火事。Photo from BC Wildfire Service
ベルカラ・リージョナルパークで8月5日発生した山火事。Photo from BC Wildfire Service
ベルカラ・リージョナルパークで8月5日発生した山火事。Photo from BC Wildfire Service
ベルカラ・リージョナルパークで8月5日発生した山火事。Photo from BC Wildfire Service

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州中南部で発生した山火事はいまだ勢いが止まらず、新たな発生も含め8月7日現在で103件発生している。そのうち49%は制御不能で、懸命の消火活動が続いている。

 山火事の影響で現在34件の避難命令が出され、避難警報は42件にのぼる。7月31日にはバーノン市のオカナガン湖対岸ブラッドリークリークで発生。8月1日には同じオカナガン湖岸でケローナ市から約30キロメートル北のクイルピツック・クリークでも発生した。BC Wildfire Serviceによると発火は人的要因によるもので、故意か偶発的なものなのかは分かっていないという。

 都市部に近い山火事はメトロバンクーバーでも起きた。コッキトラム市北のアンモア村に近いベルカラ・リージョナルパークで8月5日に発生。一時は避難命令と警報が出されたが6日には解除、現在は制御下にあるとしている。発火は人的要因によるもので、故意か事故かを判断するため、コッキトラムRCMP(連邦警察)が調査に乗り出すと発表した。8月5日午後1時から4時にこの地域を映したビデオや目撃情報の提供を求めている。

 7月2日に発生したボストンバー近くのブランスウィック・クリーク山火事も、7月17日に発生したピアレイク山火事もまだ収束する気配はなく、ピアレイク山火事はすでに約136,500ヘクタールまで広がっている。

 消火活動には国内のアルバータ州、ケベック州、ユーコン準州からだけでなく、海外からはメキシコ、オーストラリア、ニュージーランドからも応援に駆けつけている。

(記事 北野大地)

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カナダでダニ媒介感染症が拡大 ライム病に加えアナプラズマ症も増加

 カナダ各地でダニ(tick)の活動が活発化し、ダニが媒介する感染症への警戒が強まっている。特にライム病に加え、カナダ医師会ジャーナル(CMAJ)は7月、近年はアナプラズマ症(Anaplasmosis)が増加していると報告、医療関係者は早期発見と予防の重要性を呼びかけている。

 カナダ公衆衛生庁(PHAC)によると、ダニによって引き起こされる感染症として、ライム病(Lyme disease)、アナプラズマ症(Anaplasmosis)、バベシア症(Babesiosis)、ポワッサンウイルス病(Powassan virus disease)があるという。ライム病は2009年から全国的に増加しているが、CMAJの報告によりアナプラズマ症の増加にも注目が集まり、特にオンタリオ州、ケベック州、ノバスコシア州を中心に患者報告が増加している。

 ダニの生息域は気候変動などの影響で全国に拡大しているとされ、生息数も急増。eTick.caによるとオンタリオ州が最も多く、ケベック州、ノバスコシア州と続き、アルバータ州、マニトバ州、サスカチュワン州となっている。

 ライム病は、感染したマダニにかまれることで発症する細菌感染症。発熱、倦怠感、頭痛、筋肉痛、関節痛やダニにかまれた周囲が紅斑するなどが主な症状となる。

 アナプラズマ症もマダニによって媒介される感染症で、発熱、悪寒、強い疲労感、頭痛、胃腸症状などがみられる。症状は一般的な風邪やインフルエンザに似ているため見逃されやすいが、重症化すると心筋炎などを引き起こす可能性も報告されている。医師らは、ダニにかまれた記憶がなくても、森林や草地で活動した後に原因不明の発熱がある場合は受診を勧めている。

 予防策としては、長袖・長ズボンの着用、DEETやイカリジンを含む虫よけ剤の使用、屋外活動後の全身チェックが推奨されている。特に耳の後ろ、脇の下、膝の裏、髪の生え際などはダニが付着しやすい部位とされる。ペットを飼っている家庭では、散歩後のダニ確認も必要と促している。

 カナダ保健省は、ダニにかまれた後に発熱や発疹、強い倦怠感が現れた場合は自己判断せず、早めに医療機関へ相談してほしいと注意を呼びかけている。

(記事 北野大地)

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BC州で大気汚染リスク高まる 少なくとも週末にかけ注意継続へ

ブリティッシュ・コロンビア州メトロバンクーバーが白くかすみノースショアの山もぼんやりと見える。2026年8月5日、ノースバンクーバー市。撮影 日加トゥデイ
ブリティッシュ・コロンビア州メトロバンクーバーが白くかすみノースショアの山もぼんやりと見える。2026年8月5日、ノースバンクーバー市。撮影 日加トゥデイ
ブリティッシュ・コロンビア州メトロバンクーバーが白くかすみノースショアの山もぼんやりと見える。2026年8月5日、ノースバンクーバー市。撮影 日加トゥデイ
ブリティッシュ・コロンビア州メトロバンクーバーが白くかすみノースショアの山もぼんやりと見える。2026年8月5日、ノースバンクーバー市。撮影 日加トゥデイ

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州で山火事の煙による大気汚染への警戒が続いている。BC州政府とカナダ環境・気候変動省(ECCC)の最新データによると、州南西部や内陸部の一部地域では大気質健康指数(AQHI)が「非常に高い健康リスク」を示しており、当局は住民に不要不急の屋外活動を見直し、最新の空気質情報を確認するよう呼びかけている。

 ECCCのAQHIデータでは、8月6日午後5時時点でカムループスとノースオカナガンでは山火事の影響で指数が10段階中10以上の「10+」となり、「非常に高い健康リスク」に達した。

大気質健康指数(AQHI)ブリティッシュ・コロンビア州南部の地図。2026年8月6日。BC州政府ウェブサイトより
大気質健康指数(AQHI)ブリティッシュ・コロンビア州南部の地図。2026年8月6日。BC州政府ウェブサイトより

 一方で予報によると、最も深刻な状況は徐々に改善する見込みで、週末にかけて現在「10+」やクランブルックやイースタン・フレーザーバレーなど「9」の非常に高い地域でも「6」~「5」まで下がる予測となっている。ただし煙の影響によって高リスクへ悪化する可能性もある。

メトロバンクーバーの大気質健康指数(AQHI)。2026年8月6日。Metro Vancouverウェブサイトより
メトロバンクーバーの大気質健康指数(AQHI)。2026年8月6日。Metro Vancouverウェブサイトより

 メトロバンクーバー地域では、現在は概ねAQHI「4」~「6」の中程度リスクで、週末には「3(低リスク)」へ改善する予報となっている。

 またECCCによる大気質警報は、現在AQHIが高い州中南部では「オレンジ」警報で、メトロバンクーバーを含む州南部は「イエロー」警報が出されている。ただし、リッチモンド、デルタなどの南西部は解除されている。

ブリティッシュ・コロンビア州の大気質警報。2026年8月6日。カナダ環境・気候変動省(ECCC)ウェブサイトより
ブリティッシュ・コロンビア州の大気質警報。2026年8月6日。カナダ環境・気候変動省(ECCC)ウェブサイトより

 「オレンジ」は「激しい気象により、重大な損害・混乱・健康への影響が生じる可能性が高く、影響は広範囲で数日続く場合」に発令され、「イエロー」は「危険な気象により、損害・混乱・健康への影響が生じる可能性があるが、影響は中程度で短期的」な場合に発令される。

 当局は、警報が出されている地域では、子ども、高齢者、妊婦、ぜんそくや慢性閉塞性肺疾患(COPD)、心疾患を持つ人は影響を受けやすいため特に注意が必要と注意を促し、AQHIが高い日は長時間の屋外活動や激しい運動を控えること、外出前に最新の大気質情報や警報を確認することなどを呼びかけている。

 現在、メトロバンクーバーを含めBC州南部は気温が高い状態が続いているため、暑さ対策も合わせて行うよう注意喚起している。

(記事 北野大地)

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バンクーバー・プライドパレード2026、今年も街を虹色に染める

Loveと一緒に行進。バンクーバー・プライドパレード2026。2026年8月2日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito
Loveと一緒に行進。バンクーバー・プライドパレード2026。2026年8月2日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito
Loveと一緒に行進。バンクーバー・プライドパレード2026。2026年8月2日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito
Loveと一緒に行進。バンクーバー・プライドパレード2026。2026年8月2日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito

 今年もバンクーバー・ダウンタウンがレインボーカラーに染まった。7月27日から始まったプライドウィークのメインイベントは毎年恒例のプライドパレード。48回となる今年は “Unapologetically queer”がテーマ。

 主催者バンクーバー・プライドソサエティによると、毎年沿道には約10万人が詰めかけるという。今年は例年とパレードのルートを変更。それでもさまざまな団体や機関、企業から約9,000人が参加し、例年通りの盛り上がりを見せた。

 ルートはパシフィックブルーバードをBCプレース前から出発しデイビッド・ラム公園の横を通りハウ・ストリートが終点。ルートを変更したことにより、以前より公共交通機関へのアクセスが良くなったこと、短いルートのため参加者と観客にとって暑さ対策になるなどの利点があるほか、経費も少なくてすむという。

シャボン玉に包まれて。バンクーバー・プライドパレード2026。2026年8月2日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito
シャボン玉に包まれて。バンクーバー・プライドパレード2026。2026年8月2日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito

 プライドパレードは、2SLGBTQ+コミュニティが象徴する「多様性・公平性・包括性」を祝うプライドウィーク最大のイベント。北米で最大級といわれるバンクーバーのパレードは、今年も青空の下、華やかに街を彩った。

スポンサー撤退が相次ぎ、一時は開催が危ぶまれる

 プライドソサエティは、昨年はスポンサーからの資金提供が例年よりも30万ドル減少し今年も減少は続いていると開催を危惧していた。

 しかし、バンクーバー市が今年限定で75,000ドルの支援を決定。ルート変更や運営方法の見直しを経て開催にこぎつけた。

 2025年にスポンサーが撤退するなどした背景には、多様性・公平性・包括性(DEI)プログラムへの企業の反発やアメリカの関税、デモの場としての政治利用など、さまざまな要因が絡んでいるという。

 一方で、フェスティバルの開催費用は増加している。特に昨年バンクーバーで起きたラプラプフェスティバルの事件やドイツでのプライドパレード襲撃事件などを受けて、警備費が大幅に増額されているという。

 プライドソサエティは、来年に向け、パレードを含めた期間中のさまざまなイベント実施を含めた持続可能な開催を模索している。トロント、モントリオールと共に連邦政府から年間300万ドルの支援を求めている。

1. トランスリンク・プライドバス

トランスリンク・プライドバス。バンクーバー・プライドパレード2026。2026年8月2日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito
トランスリンク・プライドバス。バンクーバー・プライドパレード2026。2026年8月2日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito

2. Vancouver LGBTQ+ Hockey Association

Vancouver LGBTQ+ Hockey Association。バンクーバー・プライドパレード2026。2026年8月2日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito
Vancouver LGBTQ+ Hockey Association。バンクーバー・プライドパレード2026。2026年8月2日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito

3. Provincial Health Service Authority

Provincial Health Service Authority。バンクーバー・プライドパレード2026。2026年8月2日、バンクーバー市。Photo by Koichi SaitoProvincial Health Service Authority。バンクーバー・プライドパレード2026。2026年8月2日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito
Provincial Health Service Authority。バンクーバー・プライドパレード2026。2026年8月2日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito

4. Vancouver Men in Leather

Vancouver Men in Leather。バンクーバー・プライドパレード2026。2026年8月2日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito
Vancouver Men in Leather。バンクーバー・プライドパレード2026。2026年8月2日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito

5. Vancouver’s 2SLGBTQIA+ Soccer League

Vancouver’s 2SLGBTQIA+ Soccer League。バンクーバー・プライドパレード2026。2026年8月2日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito
Vancouver’s 2SLGBTQIA+ Soccer League。バンクーバー・プライドパレード2026。2026年8月2日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito

6. West Vancouver Schools

West Vancouver Schools。バンクーバー・プライドパレード2026。2026年8月2日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito
West Vancouver Schools。バンクーバー・プライドパレード2026。2026年8月2日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito

7. Downtown Eastside Women’s Centre

Downtown Eastside Women’s Centre。バンクーバー・プライドパレード2026。2026年8月2日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito
Downtown Eastside Women’s Centre。バンクーバー・プライドパレード2026。2026年8月2日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito

8. PwC Canada

PwC Canada。バンクーバー・プライドパレード2026。2026年8月2日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito
PwC Canada。バンクーバー・プライドパレード2026。2026年8月2日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito

9. BC Hydro

BC Hydro。バンクーバー・プライドパレード2026。2026年8月2日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito
BC Hydro。バンクーバー・プライドパレード2026。2026年8月2日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito

10. バンクーバー・プライドパレード2026

ドラゴンもパレードに参加。バンクーバー・プライドパレード2026。2026年8月2日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito
ドラゴンもパレードに参加。バンクーバー・プライドパレード2026。2026年8月2日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito

11. バンクーバー・プライドパレード2026

大道芸人も...。バンクーバー・プライドパレード2026。2026年8月2日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito
大道芸人も…。バンクーバー・プライドパレード2026。2026年8月2日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito

12. バンクーバー・プライドパレード2026

ウクライナの国旗も。バンクーバー・プライドパレード2026。2026年8月2日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito
ウクライナの国旗も。バンクーバー・プライドパレード2026。2026年8月2日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito

(記事 編集部)

今年は一夜限り、バンクーバーの夜空を彩る「サマーライツ・イン・イングリッシュベイ」

「サマーライツ・イン・イングリッシュベイ」2026年7月31日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito
「サマーライツ・イン・イングリッシュベイ」2026年7月31日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito
「サマーライツ・イン・イングリッシュベイ」2026年7月31日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito
「サマーライツ・イン・イングリッシュベイ」2026年7月31日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito

 「サマーライツ・イン・イングリッシュベイ」が7月31日、バンクーバーの真夏の夜空を彩った。

 毎年この時期に開催されていたバンクーバー夏の風物詩「Honda Celebration of Light」が資金難のため今年から中止に。そこで、今年限定でバンクーバー市が予算200万ドルを捻出し、一夜限りの花火大会を開催した。

 場所はいつも通りバンクーバー市ダウンタウン・イングリッシュベイ。BCデー3連休前の金曜日とあって、この日は23万人が詰めかけた。

 Symphony of Fireとして1990年に始まったバンクーバーの花火大会は、たばこ会社のスポンサーが禁止となり継続が危ぶまれたが、その後HSBCが引き受け、Hondaが引き継いで2025年まで、新型コロナウイルス禍で2回の中止を経て33年間続いた。しかし、連邦政府と州政府の支援が激減したことで恒久的な中止に追い込まれた。

 花火大会はバンクーバーの夏のイベントとして重要な役割を果たしているとして、バンクーバー市は来年以降、持続可能な大会運営を目指しているが、現時点では来年も開催されるかは不明。今年はケン・シム市長の動議によって市議会が予算捻出を決定した。今秋にはブリティッシュ・コロンビア州で地方選挙が行われる。

「サマーライツ・イン・イングリッシュベイ」2026年7月31日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito
「サマーライツ・イン・イングリッシュベイ」2026年7月31日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito
「サマーライツ・イン・イングリッシュベイ」2026年7月31日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito
「サマーライツ・イン・イングリッシュベイ」2026年7月31日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito
「サマーライツ・イン・イングリッシュベイ」2026年7月31日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito
「サマーライツ・イン・イングリッシュベイ」2026年7月31日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito
「サマーライツ・イン・イングリッシュベイ」2026年7月31日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito
「サマーライツ・イン・イングリッシュベイ」2026年7月31日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito
「サマーライツ・イン・イングリッシュベイ」2026年7月31日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito
「サマーライツ・イン・イングリッシュベイ」2026年7月31日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito
「サマーライツ・イン・イングリッシュベイ」2026年7月31日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito
「サマーライツ・イン・イングリッシュベイ」2026年7月31日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito
「サマーライツ・イン・イングリッシュベイ」2026年7月31日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito
「サマーライツ・イン・イングリッシュベイ」2026年7月31日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito
「サマーライツ・イン・イングリッシュベイ」2026年7月31日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito
「サマーライツ・イン・イングリッシュベイ」2026年7月31日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito
「サマーライツ・イン・イングリッシュベイ」2026年7月31日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito
「サマーライツ・イン・イングリッシュベイ」2026年7月31日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito

(記事 編集部)

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ウエストジェット客室乗務員スト決行も1日で労使暫定合意

バンクーバー国際空港(File photo)。Photo by Japan Canada Today
バンクーバー国際空港(File photo)。Photo by Japan Canada Today

 カナダ第2の航空会社ウエストジェットの客室乗務員が8月2日にストライキを決行した。労使交渉が合意に至らず72時間前通告どおりのスト決行となった。

 その後、3日午前4時15分(山岳部標準時)にはウエストジェット社が労働組合CUPE Local 8125と暫定合意したと発表。ストライキは1日で解除された。暫定合意の内容は両社とも詳細を発表していない。

 7月31日から計画運休に入り、2日にストライキを決行したため、運航便の完全復旧には時間がかかるという。3日午後より運航が再開されている便もあるが、当面は混乱が続く。

 ウエストジェット社は欠航となった予約便の変更と、8月6日までの予約便については予約の変更・取り消しを無料で行うと発表している。

(記事 北野大地)

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客室乗務員スト8月2日に決行か、ウエストジェットは減便開始

WestJet (file photo)
WestJet (file photo)

 アルバータ州カルガリー市に本社を置くカナダ第2の航空会社ウエストジェットの客室乗務員労働組合CUPE Local 8125が7月30日、ストライキ決行72時間前を通告した。これにより、8月1日中に交渉がまとまらなければ、8月2日午前0時1分(山岳部標準時)からストライキが実施される。

 ストライキ通告を受け、ウエストジェット社は施設封鎖72時間前を通告。さらにストライキへの対応として31日から運航の減便を開始したと発表した。対象となっているのは737機材を使用している運航便。同社は予約便の確認を呼びかけている。

 また、8月4日までは無料での予約便変更や取り消しを受け付けていると発表している。

 両者とも交渉は続いており、まだストライキを回避できる可能性があるとしているが、期限は迫っている。

 昨年のエアカナダの客室乗務員ストライキでは、連邦政府が介入したが、労働組合はそれを無視してストライキを続けた。

 今回連邦政府が直接介入するかは不透明。現時点では両者の話し合いで解決するのが望ましいとの立場を示している。

 予約便がストライキによって遅延・欠航された場合は、カナダ政府が設定しカナダ運輸庁が運用している航空旅客保護規則(Air passenger Protection Regulations:APPR)によって、航空会社は利用者に代替の移動手段や、該当する場合には補償をしなければならないと定めている。

 ウエストジェット社はアルバータ州カルガリーと成田間に直行便を運航している。

(記事 北野大地)

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BC州、EV充電網を3倍超に拡充へ EV車普及加速も炭素税廃止との整合性に課題

ブリティッシュ・コロンビア(BC)州に設置されているBCハイドロの急速充電ポート。ノースバンクーバー市。
ブリティッシュ・コロンビア(BC)州に設置されているBCハイドロの急速充電ポート。ノースバンクーバー市。
ブリティッシュ・コロンビア(BC)州に設置されているBCハイドロの急速充電ポート。ノースバンクーバー市。
ブリティッシュ・コロンビア(BC)州に設置されているBCハイドロの急速充電ポート。ノースバンクーバー市。

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州政府は7月21日、BCハイドロと連携し、州内の電気自動車(EV)向け公共充電ネットワークを大幅に拡充する計画を発表した。2035年までに3,500基の公共充電ポートを整備し、カナダ最大級の充電インフラ構築を目指す。総投資額は約7億ドル。

 現在、BCハイドロの急速充電ネットワークは州内190カ所に917基の充電ポートを展開しているが、EV利用者の増加を受けて増設を加速させる。新たな充電設備は主要高速道路沿線に約150キロごとに設置するほか、州政府は、CleanBC Go Electric Public Charger Programを通じて約1,800万ドルを投入し、先住民族コミュニティーや地方自治体、企業、非営利団体などによる充電設備整備も支援する。プログラムへの申請はすでに始まっている。

 BC州はカナダ国内で最もEV普及が進んでいる地域の一つ。カナダ統計局によるとBC州で2026年第1四半期に登録された新車の19.1%がEVまたはプラグインハイブリッド車だった。全国平均の10.8%を大きく上回っている。

 BC州でEV普及が進んだ背景には政府による長年の支援策がある。州は「The CleanBC Go Electric Passenger Vehicle Rebate」プログラム(2025年5月で中止)を通じて、EV導入や充電設備整備を支援してきたほか、新車販売の一定割合以上をゼロエミッション車販売とするという目標を設定している。2026年は26%。州政府によると、関連プログラムへの2011年からの累積投資額は6億6,000万ドルを超えているという。

 連邦政府は今年2月、EV購入補助制度「Electric Vehicle Affordability Program(EVAP)」を開始した。制度ではEV購入に最大5,000ドル、プラグインハイブリッド車購入に最大2,500ドルを支援する。政府は5年間で22億7,500万ドルを投じ、EV普及を後押しする方針だ。

 こうした購入補助と充電インフラ拡充の組み合わせにより、EV市場のさらなる成長が期待されている。車両価格の負担軽減と充電環境の改善を同時に進めることで、消費者のEV購入を後押しする狙いがある。

 一方で、温室効果ガス排出削減政策全体では後退している。背景には長引くインフレと中東情勢によるガソリン価格の高騰などがある。連邦政府は2025年4月1日に一般消費者向け連邦炭素税(consumer carbon price)を廃止し、その後EV購入補助制度を再開した。またBC州政府も連邦措置に合わせて州の消費者向け炭素税を終了した。

 炭素税は温室効果ガス排出にコストを課すことで行動変容を促す政策であり、EV補助金と並ぶ気候変動対策の柱とみなされている。そのため、政府がEV支援を強化する一方で炭素税を撤廃している現状が温室効果ガス削減が加速するかは疑問が残る。BC州政府は今回の充電網拡充について「温室効果ガスを削減し、運転するたびに家計の節約になる車を選びやすくなる」と説明している。

(記事 北野大地)

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米加を結ぶ新架橋ゴーディ・ハウ橋開通も契約内容に政府批判強まる

改修工事中のカナダ国会議事堂。オンタリオ州オタワ市。2025年4月3日。撮影 日加トゥデイ
改修工事中のカナダ国会議事堂。オンタリオ州オタワ市。2025年4月3日。撮影 日加トゥデイ

 カナダとアメリカを結ぶ新たな国際物流の大動脈となる「ゴーディ・ハウ・インターナショナル・ブリッジ」が7月27日に開通した。北米最大級のインフラ事業として長年建設が進められてきたが、開通直前にはトランプ大統領の介入により両国間の政治問題へと発展した。

 デトロイト川に架かる全長約2.5キロの同橋は、オンタリオ州ウィンザー市とアメリカ・ミシガン州デトロイト市を結ぶ。建設・関連インフラ整備には約64億加ドルが投じられ、その費用はカナダが全額負担した。

 保守党政権下だった2012年当初協定では、橋の運営開始後に徴収される通行料金はカナダ側が受け取り、建設費の回収後にミシガン州と収益を分配する仕組みとなっていた。費用回収には数十年を要するとみられていた。

 しかし今年2月、トランプ大統領は「アメリカがカナダに与えてきたものに対して十分な補償が行われるまで、この橋の開通を阻止する」と主張。背景には、新橋の開通によって収益減少が予想される既存のアンバサダー・ブリッジ運営側によるワシントンへのロビー活動があったと報じられている。所有者は共和党系政治団体への献金者としても知られている。

 その後、開通はアメリカ側の要請により当初予定から延期され、米加両政府の間で再交渉が行われた。

 両国がまとめた新たな合意では、橋の運営から生じる純収益の半分をアメリカ側が設立・運営する地域経済開発基金へ15年間拠出する仕組みが導入された。さらに橋の通行料金改定についてもアメリカ側との協議を行う枠組みが設けられた。

 この収益分配についてはカナダ国内で批判が上がっている。橋はカナダの税金によって建設されたにもかかわらず、カナダ側の負担分を回収する前に収益の一部をアメリカ側に譲ることになったためだ。野党は「アメリカの圧力に屈した譲歩だ」として詳細な説明を求めている。

 マーク・カーニー首相は7月12日にカルガリー市で「カナダが負債を返済した後の純利益を折半する」と説明していたが、公開された文書には負債返済後という条件が明記されていなかった。その後の会見でミシガン州との契約のことだったが説明不足だったと釈明したが、その釈明にすら疑問が残ったままだ。

 カナダ政府は、今回の合意によって長年にわたり遅れていた橋の開通が実現し、北米サプライチェーンの強化や国境物流の円滑化につながると説明している。

(記事 北野大地)

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