ホーム 著者 からの投稿 Keiko Nishikawa

Keiko Nishikawa

Keiko Nishikawa
1140 投稿 0 コメント

第72回「鈍感ですみません…」

 今、コロナ感染予防対策として奨励されている手指消毒。特にお店では、入り口に消毒液のボトルやセンサー付きの機器が置いてあることが当たり前となった。ただ、よくあることが、センサー付きの機器の場合、センサーの感度がよくなく、なにげに手を差し出しただけでは消毒液が出て来ないことだ。そこを何度か根気よく行うとそのうち出てくるのだが、見ていると、なかには一度でやめてしまい、そのまま消毒せずに入店する方もいらっしゃる。あなたのお店ではどうだろうか? そんなとき、どのように解決するだろうか?

 あるワクワク系(このコラムでお伝えしている商売の理論と実践手法を、われわれはそう呼んでいる)の靴店でも同じ悩みがあった。お客さんには「すみません。反応が悪いので、もう少し手を近づけてみてください」などと声掛けをしていたが、お客さんの方も「やり方が悪くて出ないね…」などと、店にもちょっと残念な雰囲気がただよってしまう。そこで彼らは解決のために、機器に小さな張り紙をした。そこに書いたのは次の文言だ。「鈍感ですみません…。黒いセンサーに近づき数回消毒液をおかけください」。

 こう語りかけるだけで雰囲気は変わる。しかし彼らは、まだ足りない、もっとお客さんが笑顔になるような書き方はないかと考え、もうひとひねりした。先ほどの「鈍感ですみません…」に続けて、こう書き加えたのだ。「一発で出たら『大吉!』。きっと良いことが待ってます。コツは黒いセンサーに手を近づけることです。幸運を祈ってます」。

 すると、店内の雰囲気は一変した。「やった!大吉だ!」と叫ぶ人、「一発でうまくいった!」と喜ぶ人など多数。きっちり手指消毒してもらえるだけでなく、笑みがこぼれ、会話のきっかけにもなり、店の雰囲気がいい雰囲気になったという。

 ご存じの方もいらっしゃると思うが、「ナッジ理論」というものがある。ナッジ理論とは、表現を改善することで人の行動が変わることなどを経済理論化したもので、海外でも様々な事例がある。この理論の提唱者であるリチャード・セイラー氏が2017年にノーベル経済学賞を受賞したほどのものだが、今回の靴店主の実践はまさにそれだ。こうするだけで人の行動は変わるのだから、今社会課題になっている手指消毒の徹底も、まさに個々の現場で、このようなナッジ理論的な工夫をすればよい。

 そして彼の実践がそれ以上のものであるのは、「行動が変わる」上に、「笑みがこぼれる」状態までをも作り出したことだ。お客さんの行動を変えるだけでなく、「もっとお客さんが笑顔になるように」と考え実現する。こういうコロナ禍でも、行くだけで笑顔がこぼれるものがある。そういうところに、ファンが集う店ができていくのである。

小阪裕司(こさか・ゆうじ)
プロフィール 

 山口大学人文学部卒業。1992年「オラクルひと・しくみ研究所」を設立。
 
 人の「感性」と「行動」を軸としたビジネス理論と実践手法を研究・開発し、2000年からその実践企業の会「ワクワク系マーケティング実践会」を主宰。現在全都道府県(一部海外)から約1500社が参加。

 2011年工学院大学大学院博士後期課程修了、博士(情報学)取得。学術研究と現場実践を合わせ持った独⾃の活動は、多⽅⾯から⾼い評価を得ている。

  「⽇経MJ」(Nikkei Marketing Journal /⽇本経済新聞社発⾏)での540回を超える⼈気コラム『招客招福の法則』をはじめ、連載、執筆多数。著書は、新書・⽂庫化・海外出版含め39冊。

 九州⼤学客員教授、⽇本感性⼯学会理事。

トーテムポールに地域再生の夢を託して

先住民の儀式に羽鳥総領事も参加

 和歌山県美浜町の町おこしのために2018年1月に生まれた日ノ岬・アメリカ村。日本からのカナダ移民の功労者、工野儀兵衛の出身地でもある、美浜町三尾地区のNPO法人で、地域の再生とふるさと教育に関する事業を行い、地域の振興に寄与することを目的として活動している。

 その日ノ岬・アメリカ村から一行がメトロバンクーバーを訪れて、現況を訴えたのは2018年10月のこと。三尾地区の状況を知った日本カナダ商工会議所(会長 サミー高橋氏)が、活動を支援したいと「美浜町アメリカ村再生プロジェクト」を立ち上げた。プロジェクトの一環として、話題づくりにトーテムポールを寄贈することになった。

 トーテムポールを彫る作業が終わり、10月29日に在バンクーバー日本国総領事館 羽鳥隆氏も出席し、トーテムポールに“魂”を注ぎこむ儀式が執り行われた。

工野儀兵衛のふるさとに生まれた『日ノ岬・アメリカ村』

 工野儀兵衛は1888(明治21)年、貧しい漁村であった和歌山県三尾村からカナダに渡航して、スティーブストンの鮭漁に目を付け、村の人たちを呼び寄せたとされる。最盛期には同村からの移民者は2千数百人に達したという。

 三尾村からの移民は、カナダで漁業や林業に従事して、故郷三尾村に送金する。また、引退したり、出稼ぎから戻った人たちは北米風の生活を持ち帰ったために、地域はアメリカ村と呼ばれるようになったという。

 その三尾村(現、美浜町三尾地区)は、現在2015年の国勢調査で人口677人。うち65歳以上が373人と人口の半分以上を占める、いわゆる『限界集落』となっている。

 そこで美浜町の有志が地域の活性化を目指して『日ノ岬・アメリカ村』というNPO法人を2018年1月に立ち上げ、10月にメトロバンクーバーを訪れて、協力を呼び掛けた。

日加友好の証としてトーテムポールを贈りたい

 日本カナダ商工会議所サミー高橋会長は、『日ノ岬・アメリカ村』の活動を支援したいと考え、「日本・カナダ商工会議所として美浜町アメリカ村再生プロジェクトを立ち上げ、スポンサーを見つけてカナダのシンボルであるトーテムポールを寄贈することを考えました」という。

 高橋氏は日本を訪れて、工野儀兵衛のひ孫、高井利夫氏に会い、日本とカナダの交流の計画を説明。国際協力推進協議会の代表でもある高井氏は、スポンサーになることを快諾してくれたそうだ。

スコーミッシュ族のアーティストが制作

トーテムポールを製作したダレン・イエルトン氏 Photo © Manto Artworks
トーテムポールを製作したダレン・イエルトン氏 Photo © Manto Artworks

 トーテムポールを制作しているのは、スコーミッシュ族のダレン・イエルトン氏だ。今回、美浜町に贈ることになっているトーテムポールは、シダーを使用している。

 「25年前に連邦政府が私たちの山で皆伐を行おうとして、部族の許可なくテリトリー内の木の伐採を始めました。部族らの抗議で止めることができたのですが、既に約1万本もの木が切られていました。今回制作したトーテムポールは、その時に切られた木を連邦政府から寄付を受けて、使っています」とイエルトン氏は語った。

 トーテムポールは頭の部分が力と栄光を表すハクトウワシで、友情のシンボルでもある。ハクトウワシは、他者を歓迎して聖なる地に案内をする“カヤッチン”という案内人を抱えている。その下には力や強さのシンボルであるグリズリーベア。グリズリーベアはチヌックサーモンを手にしている。

 サーモンは生まれた川から太平洋に出て、最後に再び生まれた川に戻ってくるというライフサイクルを象徴している。はるばる和歌山から太平洋を渡ってカナダに移り住んだ工野儀兵衛や三尾地区の人々に思いを馳せて彫ったという。

 そのほか、幸運の象徴であるカエルも彫られている。和歌山の人たちに幸運が訪れるようにとの願いを込めた。

 トーテムポールにはそれぞれストーリーがあるというが、このトーテムポールは工野儀兵衛を記念するもので、イエルトン氏は3カ月をかけて彫り終えた。

 この日、トーテムポールに『魂(ソウル)』を注ぎこむ儀式を行ったのは、スコーミッシュ族のミニスター、ユージーン・ハリー氏。ハリー氏は「木にも魂が宿っていて、アーティストを選びます。この木はダレン(イエルトン氏)と和歌山に行くことを選んだのです」と語った。

日本の人たちに敬意を表して、最初の一筆は羽鳥総領事

 これからは彫り終わったトーテムポールに色を塗っていく。通常はイエルトン氏が最初の塗料を塗るのであるが、今回は「日本の人たちに敬意を示して、最初の一筆は儀式に立ち会った羽鳥総領事にお願いします」とのことだった。

彫り終わったトーテムポールに最初の色を塗った羽鳥総領事 Photo © the Vancouver Shinpo
彫り終わったトーテムポールに最初の色を塗った羽鳥総領事 Photo © the Vancouver Shinpo

 「例年は姉妹都市交流も多数行われますが、今年は新型コロナウイルス感染拡大により人の行き来ができず、多くのイベントが中止を余儀なくされました。そのような中で、和歌山県とBC州との関係を深めるこのプロジェクトは素晴らしいと思います。今回の儀式に参加できてうれしいです。また貴重な経験をしました」と羽鳥総領事はあいさつした。

 続いて、高橋氏がイエルトン氏やスポンサーの高井氏をはじめとするプロジェクト協力者に感謝を述べた。

 トーテムポールは完成後、日本に送られ、2021年に美原町にて除幕式を予定している。

 プロジェクトは、日本側が国際協力推進協議会(Committe for Promoting International Cooperation: CPIC)、カナダ側が日本カナダ商工会議所の協力で進めている。

 アメリカ村には、既にカナダに移り住んだ人たちの歴史と彼らが地域にもたらした文化、カナダでの足跡を展示する「カナダ・ミュージアム」、ゲストハウス「遊心庵」、アメリカ村食堂「すてぶすとん」の施設がある。

 今後はカナダ移民の歴史を日本の人たちにもっと知ってもらうために、トーテムポールに加えて、日ノ岬・アメリカ村に工野儀兵衛の銅像設置や移民資料館の整備、国内留学のできる英語学校や大学のサテライトキャンパス設置などを目指している。

写真右から日本・カナダ商工会議所、サミー高橋会長、工野儀兵衛の曽孫の髙井利夫理事長(特別非営利活動法人国際協力推進協議会(CPIC)、藪内美和子美浜町長、岩橋延直和歌山国際姉妹都市親善協会会長 Photo courtesy of Sammy Takahashi
写真右から日本・カナダ商工会議所、サミー高橋会長、工野儀兵衛の曽孫の髙井利夫理事長(特別非営利活動法人国際協力推進協議会(CPIC)、藪内美和子美浜町長、岩橋延直和歌山国際姉妹都市親善協会会長 (2020年1月) Photo courtesy of Sammy Takahashi

(取材 西川桂子)

合わせて読みたい関連記事

ホリデー陶器セール

 ウエストポイントグレー在住の陶芸家三名による陶器セールです。

 マグや皿、鉢、花瓶、ティポット等の実用品、ホリデーギフトに最適な一点物など、ユニークな手作り作品を多数揃えています。

日時:11月21 (土曜日)、22 (日曜日)
9:00 a.m. 〜 4:00 p.m.
場所 :  4208 West 10th Ave. Vancouver   
*バックレーンよりお入り下さい。
注意:
・コロナ対策としてマスク着用とソーシャルディスタンスをお願いします。
・ハンドサニタイザーはこちらで用意致します。

ホリデー陶器セール
ホリデー陶器セール

笑いヨガ「笑顔の力を引き出そう」

11月の笑いヨガ Photo ©日本語認知症サポート協会
11月の笑いヨガ Photo ©日本語認知症サポート協会

〜こんな時だからこそ「笑いヨガ」〜

 夏時間から冬時間に変わり、バンクーバーにも本格的な冬到来です。長引くコロナ禍中、インフルエンザの流行や、日が短く、雨の多いこの時期特有の「季節性感情障害(SAD)」も心配です。例年になくストレスを抱えている方も多いのでは?

 こんな時こそ、「笑顔の力」が本領発揮。「笑いヨガ」で元気に笑えば、免疫力アップ。インフルエンザやSAD、新型コロナ感染症の予防と対策、ストレス解消にも繋がります。2020年も残すところ後わずか。「笑顔の力」で心も体も元気に乗り切りましょう‼

日時:2020年11月19日(木)午後8時から午後9時
会場:Zoom
講師:ガーリック康子(日本語認知症サポート協会メンバー)
参加費:初回無料、2回目からドネーション(e-Transfer、PayPalまたは小切手にて)
申し込み締め切り:2020年11月17日(火)
お申し込みリンク:https://forms.gle/TsfoEQuZR767FH688
*お申し込みいただいた方には、追って、参加方法をご案内いたします。
お問い合わせ先:orangecafevancouver@gmail.com
主催:日本語認知症サポート協会(Japanese Dementia Support Association)
*この行事は、Vancouver Foundationからの助成金(Responsive Neighbourhood Small Grant)を活用して開催いたします。

メディアスポンサー:バンクーバー新報、月刊ふれいざー、Oops!

読書の秋に日本語の本を楽しむ

Vancouver Public Library, Vancouver, British Columbia; Photo © the Vancouver Shinpo
ダウンタウンにあるモダンなデザインが特長のバンクーバー中央図書館。ブリティッシュ・コロンビア州。Photo © the Vancouver Shinpo

 デイライトセイビング、いわゆる『夏時間』が終わり、日が急に短くなった。バンクーバーは秋から雨の日が多く、屋内で過ごすことが増えるこの時期は、読書にぴったりの季節ともいえる。

 日本には『読書の秋』という言葉がある。秋の夜長となったこの時期のバンクーバーにまさにピッタリの言葉ということで、今回はメトロバンクーバーで日本語の本を楽しむ方法を調べてみた。どこで新刊や古本を購入できるのか、あるいは借りることができるのか、日本語のある図書館はどこなのかなど。

 アジア図書館をはじめとする一部図書館・図書室は新型コロナウイルス感染防止のため、今も閉館しているため割愛した。(データは2020年10月現在)

書店

Blue Tree Books

バンクーバー新報の連載を骨組みに出版された『太平洋を渡った杉原ビザ』(高橋文)Photo © the Vancouver Shinpo
バンクーバー新報の連載を骨組みに出版された『太平洋を渡った杉原ビザ』(高橋文)Photo © the Vancouver Shinpo

 「カナダ初のオンライン日本語書籍専門サイト」とある、ウェブサイトで日本の書籍や雑貨などの注文ができるオンライン書店。

 日本で新刊として販売されるほとんどの書籍が注文可能。

 例えば、120万部を販売した『医者に殺されない47の心得 必携版 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法』近藤誠著(アスコム)や、バンクーバー新報の連載を骨組みに出版された『太平洋を渡った杉原ビザ』高橋文著(岐阜新聞社)、新報でコラムを連載していた小倉マコさんの『日本びいきのハーフっ子と里帰り』(イーストプレス)なども注文できる。

 ウェブサイトに出てこない書籍については問い合わせる。

 料金体系については、カナダドルに換算した書籍代(日本の代金とほぼ同額)プラス国際輸送料(重量により1冊10~17ドル)と税金。リッチモンドか、バンクーバーダウンタウンのオフィス、トロントの店舗でピックアップできる。自宅などカナダの希望の場所まで配送も可能。ただし、配送の場合は別途国内運賃がかかる。

 航空便は毎週一便入ってくるので、最速で月曜日に注文した本が金曜日に入荷する。早く紙の本を手に入れたい場合に便利。詳細は問い合わせを。

購入した本のピックアップ場所
・バンクーバー
住所:1300-1500 West Georgia Street, Vancouver
TEL: 604-688-0121
営業時間:月~金 10:00 am – 4:00 pm

・リッチモンド
住所:195-4851 Miller Rd, Richmond
TEL: 604-800-3693
営業時間:月~金 10:00 am – 4:00 pm

店舗
トロントには「リアル店舗」もあり
・トロント
住所:3160 Steeles Ave East, Unit 1 Markham, Ontario
TEL: 905-415-0611
営業時間:火~日 11:00 am – 6:00 pm(新型コロナ対応時間で営業)、月曜定休
https://bluetreebooks.com/ja/

日系ブックストア

コミュニティが寄付した書籍が手に入る Photo © the Vancouver Shinpo
コミュニティが寄付した書籍が手に入る Photo © the Vancouver Shinpo

 日系文化センター・博物館2階にある古本屋。コミュニティが寄付した書籍が手に入る。金曜、土曜のみのオープン。小説の単行本や文庫本、マンガ、児童書、実用書や趣味の本など。(2020年10月時点で一冊3ドル)

 また、同センターでは年に数回「古本市」も開催。店舗には約1万2000冊が並んでいるが、それ以外の在庫も約5万冊あり、店舗に入りきらない書籍を古本市で販売する。通常の1冊3ドルより、安く販売している。

本屋大賞や直木賞受賞作も!Photo © the Vancouver Shinpo
本屋大賞や直木賞受賞作も!Photo © the Vancouver Shinpo

住所:6688 Southoaks Crescent, Burnaby(日系文化センター・博物館2階)
TEL: 604-777-7000
営業時間:金 1:00 pm – 5:00 pm、土 11:00 am – 3:00 pm
https://centre.nikkeiplace.org/japanese-book-store/

隣組

 隣組の図書室で本とCDの販売も行っている。ただし、図書室を利用するのに会員登録が必要。

図書室利用の際に、チェックしてもいいかも Photo © the Vancouver Shinpo
図書室利用の際に、チェックしてもいいかも Photo © the Vancouver Shinpo

場所:101-42 West 8th Avenue, Vancouver
TEL: 604-687-2172
開館時間:月~木 10:00 am – 2:00 pm
*新型コロナウイルス対策として現在、完全予約制
*人数制限中で、利用は一人ずつ
www.tonarigumi.ca/ja/

電子書籍

 アマゾンや楽天Koboブックスを利用して、カナダにいながら日本の電子書籍を購入して、ダウンロードして楽しむことができる。

吉川英治の三国志全10巻も電子書籍リーダーに入ってしまう Photo © the Vancouver Shinpo
吉川英治の三国志全10巻も電子書籍リーダーに入ってしまう Photo © the Vancouver Shinpo

 アマゾンは日本の書籍については、ダウンロード、つまり購入する本の数に制限がかかることもあるので注意が必要。一方、楽天Kobo(電子書籍)は購入する書籍数に制限はないため、ダウンロード可能な書籍数も利用端末の容量次第。

 電子書籍を読むにはパソコンやタブレット、スマホ、あるいはKindleやKoboといった専用端末が必要だが、逆にいえばこれらがあればいつでもどこでも読むことができる。

 パソコンや専用端末にダウンロードして利用するので本棚のような場所も取らず、電子本になっているものであれば在庫切れのような問題もない。

 ただし、ページをめくる感覚が好き、あるいは本が大好きで本に囲まれて暮らすのが幸せという人には合わないかもしれない。

 そのほか、デメリットは他人に貸す、あるいは他人から借りるのが難しい、『古本』がない、目が疲れるなど。

メトロバンクーバーの公立図書館

Vancouver Public Library, Vancouver, British Columbia; Photo © the Vancouver Shinpo
ダウンタウンにあるモダンなデザインが特長のバンクーバー中央図書館。ブリティッシュ・コロンビア州。Photo © the Vancouver Shinpo

 ほとんどの自治体の図書館で日本語書籍のセクションがあるが、もっとも蔵書が多いのはバンクーバー中央図書館だろう。

 中央図書館まで足を運んでもいいし、読みたい本はウェブサイトで検索、Interlibrary Loanというサービスを使って、自分の最寄りの図書館に希望の本を送ってもらうこともできる。

バンクーバー中央図書館 日本語セクション

 2019年の年間ベストセラー第2位『一切なりゆき 樹木希林のことば』樹木希林著(文春新書)や、『メモの魔力』前田裕二著(NewsPicks Book)から、最近子どもたちに大人気のトロル著『おしりたんてい』シリーズ(ポプラ社)まで、人気タイトルも比較的早いうちに本棚に並んでいる。

 日本語の蔵書は5000冊以上、さらにデジタルサービスで、日本語の最新の雑誌や毎日新聞のような新聞も利用できる。

住所:350 West Georgia Street, Vancouver
TEL:604–331–3603
開館時間:月~水、金、土 11:00 am – 6:00 pm、木 1:00 pm – 8:00 pm、日曜休館
www.vpl.ca

また、スティーブストン図書館でスティーブストン日本語学校が寄贈した子ども向け日本語書籍100冊が利用できる。

隣組の図書室

ボランティアが作者順に並べた書架。お目当ての本も探しやすい Photo © the Vancouver Shinpo
ボランティアが作者順に並べた書架。お目当ての本も探しやすい Photo © the Vancouver Shinpo

 隣組の2階にある蔵書数7000冊の図書室。会員のみ、完全予約制で最大30分の利用。映画やドラマのDVDも借りることができる。

住所:101-42 West 8th Avenue, Vancouver
TEL:  604-687-2172
開館時間:月~木 10:00 am – 2:00 pm
www.tonarigumi.ca/ja/

(取材 西川桂子)

ケベックシティで男が2人を刺殺

Canada News by Vancouver Shinpo; Designed by ©Vancouver Shinpo

 ケベック州の首都ケベックシティーで、ハロウィンの10月31日夜、日本刀のような刃物を持った男が、近くにいる人たちを切りつけ、2人が死亡、5人が負傷した。

 事件が起こったのは、ユネスコの世界遺産に登録されているケベックシティの旧市街の州議事堂周辺で、男は中世風のコスチュームに身を着けていた。

 最初の通報があったのは31日午後10時半頃で、ケベック警察ではツィッターなどで屋内に留まるようにと周辺の住民に対して呼び掛けた。24歳の男性、Carl Girouard容疑者が第一級殺人の容疑で逮捕されたのは、それから約3時間後の11月1日午前1時頃とされている。

屋内に留まるように呼び掛ける警察のツィッター

 ケベックシティ警察のRobert Pigeon署長は、11月1日に行われた記者会見で、「容疑者はモントリオール郊外から『できうるかぎりの”ダメージ”を与える』という意図でケベックシティを訪れた」と語った。また「被害者については無作為に選んだとみられる」という。また、初期捜査では、Girouard容疑者と過激派組織との関連は確認されていない。

ジャスティン・トルドー首相は”ケベックの人たちへ”として「悲劇に襲われた人たちと(心は)ともにあります。また、被害者François DuchesneさんとSuzanne Clermontさんのご家族にお悔やみくを申し上げます」とツイッターに投稿した。

トルドー首相のツィッター

 ケベック警察の話では、容疑者によると2014年に脅迫を行ったことがあるらしいが、警察の記録にはない。ケベック市のRégis Labeaume市長は、事件後の記者会見で(容疑者が犯行に至った)理由は明確ではないものの、「このような悲劇の裏にはメンタルヘルスの問題があります。メンタルヘルスの問題に取り組む必要があります」と語った。

 ケベック州は11月2日、メンタルヘルス対策として、1億ドルを来年度に投入することを発表した。

日系プレース最新情報 2020年11月

ブリティッシュ・コロンビア州バーナビー市にある日系文化センター・博物館。
ブリティッシュ・コロンビア州バーナビー市にある日系文化センター・博物館。File photo

 日系プレースは日系文化センター・博物館、日系シニアズ・ヘルスケア&住宅協会および日系プレース基金で構成されています。

日系文化センター・博物館ニュース

 ご来館の際には館内の表示に従い、同居者以外とは距離を保ち、手を洗い、なるべくマスクをご着用いただきますようお願いします。体調が悪い場合は、直接の来館はご遠慮ください。代わってオンラインで是非「ご来館」ください。

 この困難な時期に、日系文化センター・博物館をご支援くださっているすべての方々にお礼を申し上げます。皆様の寛大なご支援に心より感謝申し上げるとともに、日系プレースの素晴らしい未来に向けて今後も努力してまいります。

レジリエンス(困難に負けない力)基金

 日系カナダ人の歴史、遺産を守り、日本の文化を発信していくためにご協力ください。

 大きなイベントがキャンセルになりされ、濃厚接触や高齢などの理由によりまだクラスに戻ることを控える人も多く、収入源は急落しております。このようなときだからこそ、皆さまのご支援を必要としています。詳しくはレジリアンス基金のページをご覧ください。

centre.nikkeiplace.org/support-us/resilience-fundraiser/
Email: kgoshinmon@nikkeiplace.org
Tel: 604.777.7000 ext. 110 

オンライン博物館

 centre.nikkeiplace.orgで楽しいもの、興味深いもの、教育的なものなど、さまざまな情報をご利用いただけます。オンライン展示とアーカイブ、ゲーム、ビデオ、ポッドキャストなど是非お試しください。新しいコンテンツも、順次追加していきます。

お勧めプログラム

展示「破られた約束 (Broken Promises)」
 「破られた約束 (Broken Promises)」は、1940年代、BC州西海岸から日系カナダ人を財産没収の上に強制収容所に送られた実態を明らかにする「不正義の風景 (Landscapes of Injustice)」プロジェクトの展示です。

 ご来場者の安全のため、感染防止の衛生設備を設置して、 ソーシャルディスタンスを守って実施します。このプロジェクトは、カナダ政府の援助を得て実現しました。展示プログラムに関する最新情報は、ウェブサイトにてご確認ください。

https://centre.nikkeiplace.org/exhibits/broken-promises/
開館時間:火曜~土曜、午前10時~午後5時
入場料:$0~5

Landscapes of Injustice: A New Perspective on the Internment and Dispossession of Japanese Canadians [不正義の風景:日系カナダ人の強制収容と財産剥奪に関する新たな視点](ジョーダン・スタンガ―・ロス編)$39.95
ミュージアムショップ、もしくはオンラインショップでお求めになれます。

茶道文化の傑作:マイコ・ベア先生のオンライン講座シリーズ(英語)

継続プログラム:11月12 & 22日
一回10ドル

 日本の伝統的な茶道を特徴つける「わび」の美学について学ぶこのオンライン講座シリーズ。各75分の6回の講義。毎回、「わび茶」の発展について考える起点として、有名な茶道具を一つ取り上げ、それにまつわる物語にフォーカスしてお話しします。伝統的な日本の美術、美学、陶磁器、歴史、視覚文化等に興味を持つすべての方が対象です。

 講義はすべて英語のみで行われます。予備知識は必要ありません。受講された方は、各講座後11月30日まで講義の録音をお聞きいただくこともできます。

 申し込みされた方で、オンライン講義でなく後日録音を聞く予定の方は、Zoomを使う必要はありません。

 ブックセール

10月27日~11月7日| 火曜日~土曜日
午前10時から午後5時まで

 夜の時間が長くなる時期、秋の夜長を読書で過ごしませんか。日本の読書週間に合わせてブックセールが開催されます。またオグゼザリー主催による人気のミニマーケット「商店」も同時開催されます。

 感染防止対策をした上での運営となります。詳しくはウェブサイトでご確認ください。

2020年戦没者追悼記念日と日系カナダ人戦没者記念碑建立100周年

 今年は戦没者記念碑建立100周年ですが、コロナウィルス流行のため、追悼式の式典は招待客のみで行われます。ただし式典はライブ配信で、カナダ中のより多くの方々にお届けできればと考えています。

 同時に、招待客のみ(50人以下)で式典のライブ配信を鑑賞するイベントも、バンクーバー日本語学校の講堂にて行われます。日系カナダ人第一次大戦退役軍人の子孫の方々をお招きし、記念碑建立100周年、第二次大戦終結75周年、そして朝鮮戦争勃発70周年を記念します。

 式典もライブ配信イベントも、太平洋標準時の午前10時半開始です。

 詳細や両イベントへの招待についてのお問い合わせは、リンダ・カワモト・リードまでlreid@nikkeiplace.org。

新刊書籍 On Being Yukiko

 11月下旬と12月上旬に、著者、イラストレーターのリリアン・ミチコ・ブレイキーとジェフ・チバ・スターンを招いて、新刊書籍「On Being Yukiko」の対話型オンラインイベントを開催予定。ウェブサイトやソーシャルメディアにて最新情報をご確認ください。

クラフトフェア

11~12月
毎週金曜、土曜 午前10時~午後5時
日曜 午前10時~午後4時 

 今年のクラフトフェアは、感染防止対策を万全にして開催されます。11月から12月にかけて毎週末の金曜日・土曜日の10時から5時そして日曜日の午後4時まで地元のアーティスト、デザイナー、クラフターの作品をお買い求めいただけます。毎開催週末出店ベンダーが変わるので、毎週お楽しみいただけます。是非ご来場ください。出店者リストはウェブサイトに掲載されています。

 今年でクラフトフェアは20周年を迎えます。今までも大勢の個性豊かなアーティスト、クラフター、デザイナーの方々の作品を販売してきました。皆様も是非、製作者の皆さんに直接会い、作品をご覧いただき、世界に一つしかない手作りの作品を、ご自身や大切な方への贈り物にお買い求めください。

ファミリーヒストリー個別相談

 日系博物館の専門家による個別アシスタントで、あなたの家族の歴史をたどってみませんか。リサーチ・アーキビスト、リンダ・カワモト・リードがお手伝いします。現在チャールズ門田リサーチセンターでは新型コロナにより、直接ご来館いただいての研究調査は休止していますが、新たにユニークなリモートにて個別セッションを実施します。個別セッションは1時間、電話もしくはスカイプ、ワッツアップ、グーグル・ミート、Zoomにて家族の歴史リサーチのお手伝いをします。

1時間$25 + GST。メンバーは20%割引。

オンラインにて事前にお支払頂きましたら、こちらから連絡してご予約させていただきます。

お問い合わせ:
Email: jcnm@nikkeiplace.org
Tel: 604.777.7000 ext.109 (火曜~土曜)
https://centre.nikkeiplace.org/family-history-one-on-one/

ミュージアムショップ:

 ミュージアムショップとオンラインショップとの間で在庫の調整をしています。お探しのものが見つからない場合にはご連絡ください。

Email:jcnm@nikkeiplace.org
Tel: 604.777.7000 ext.109 
https://nnmcc.square.site/

チャールズ門田リサーチセンター

 NIKKEIMUSEUM.ORGにて3万1000点を超える所蔵物をご覧ください!リサーチセンターは安全対策を強化し、ご予約のみの受付です。

 研究調査についてのお問い合わせはリサーチ・アーキビストのリンダ・カワモト・リード lreid@nikkeiplace.org まで、寄贈に関するお問い合わせはコレクション・マネージャーのリサ・ウエダ luyeda@nikkeiplace.org までご連絡ください。

 戦後補償特別委員会からのご支援に感謝申し上げます。

常設展

「体験:1877年からの日系カナダ人」
2階入場無料

コミュニティ

献血クリニック 11月21日(金)正午~午後8時 
献血できる適性基準があります。詳しくはカナダ献血サービス(1.888.236.6283/ feedback@blood.ca / www.blood.ca)まで。

日系センターウェブサイトにて、さまざまな特別イベント・プログラムなどの詳細をご覧ください! (www.nikkeiplace.org)

日系文化センター・博物館をサポートする方法

  • メンバーになる。
  • ボランティアに参加する。お申込み: centre.nikkeiplace.org/volunteer
  • 博物館ギフトショップとオンラインショップ https://nnmcc.square.siteでお買い物をする。
    月ぎめ寄付にお申込みいただく。
    ミニ・ウェディングの会場として日系センターをご利用いただく。

ご寄付に関する詳細は、日系プレース基金にお問い合わせ下さい:604-777-2122 又はgifts@nikkeiplace.org。

日系文化センター・博物館 (NNMCC)受付・ミュージアムショップ営業時間:
火曜~土曜 午前10時~午後5時
日曜~月曜 休館

MOM出産準備クラス参加者募集

11月コース(出産予定2021年1月後半~2021年3月の方対象)
2021年1月コース(出産予定2021年3月後半~5月の方対象)


 MOMの出産準備教室は、日本語で妊娠、出産、育児の基礎知識を学ぶ集まりです。また、国際結婚家庭のご主人やご家族にも十分に理解して協力していただくために、英語の同時通訳者も用意していますから、日本語がわからない方も安心してご参加ください。

 この集まりに参加することにより、同じ環境、立場にある新しい友達を見つけていただくことも皆さんの不安を解消する一助となるでしょう。

 出産準備教室は全4講義で構成。参加者は出産後の日本人看護婦による産後訪問指導と母乳マッサージを割引料金で受けることもできます。産後すぐに看護婦が訪問しての指導は、実際の赤ちゃんを通して、お風呂の入れ方、日常の世話、授乳の方法、母乳分泌のチェック、授乳量の測定、母乳育児の成功への指導、母体のチェック、赤ちゃんのチェックなどあらゆる不安を解消をします。

 出産準備教室には参加していない方でも産後訪問指導だけを別途受けることも可能です。(別途お問い合わせください)

MOM 出産準備教室 講義内容 11月コース日程
第1回 11/26 木曜日 妊娠全期間の基礎知識、生理、身体変化とその対処法、異常の早期発見、栄養、体操
第2回 12/10 木曜日 分娩の実際、過程、陣痛緩和の胸式呼吸法、産後の生活指導について
第3回 12/17 木曜日 新生児について、沐浴指導、育児の基礎知識、赤ちゃんの成長過程、産後の母体ケア
第4回 1/7 木曜日 母乳育児のための産前産後の乳房ケア、授乳法、マッサージなど
上記日程は変更になる場合がございます。

1月コース日程は近日決定しますが、1月後半スタート、3月上旬終了となります。

対面講義を予定しておりますが、COVID-19の動向によってはオンライン等変更が出る場合がございます。

コース定員6組  午後6時45分集合、7時開始~9時45分終了

バンクーバー日系人合同教会
Vancouver Japanese United Church 
4010 Victoria Dr., Vancouver

全4回講義+テキスト 1年間の24時間無料相談付き

参加費用 $200 
産後訪問指導出産前予約付き $280

このクラス参加者は産前及び産後1年間の24時間緊急相談対応、及び産後1年間、MOMのサービスやイベント参加費が割引になります。

また、産後すぐの訪問による産後のトータル指導(母子健診、沐浴指導、質疑応答、授乳指導、母乳マッサージなどの約3時間の指導)がクラス参加時申し込むと初回のみ80ドルで受けられます。出産後の申込みでも初回は$85で受けられます。2回目以降の利用は規定料金の15%割引で1年間利用できます。

クラスは2ヶ月ごとに新コースがスタートします。日程は別途お尋ねください。
マンツーマン講義も設定できます。

上記の時間では出産に間に合わない方、アレンジも可能ですので、MOMにご相談ください。

MOM Family support
お申し込み、お問い合わせは
E-mail momwestcanada@hotmail.com

Michelle Yuki Leon MOM Family Support
http://www.canadamombaby.com/
Twitter: https://twitter.com/MOM1best
Email: momwestcanada@hotmail.com
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004333516384

合わせて読みたい関連記事

五明明子さん(日系文化センター・博物館 前理事長)在外公館長表彰授与

羽鳥隆総領事より『在外公館長表彰』の表彰状を受け取った五明明子さん Photo courtesy of Consulate-General of Japan in Vancouver
羽鳥隆総領事より『在外公館長表彰』の表彰状を受け取った五明明子さん Photo courtesy of Consulate-General of Japan in Vancouver

日系コミュニティ発展への貢献及び日加間の相互理解・友好の促進

 在バンクーバー日本国総領事公邸で10月23日、五明明子さんに対する在外公館長表彰授与式及び祝賀レセプションが開かれた。

 ブリティッシュ・コロンビア州ガイドラインに沿った新型コロナウイルス感染症対策を施した式典には、日系文化センター・博物館理事会代表者、女性企業家協会関係者、家族など12人が出席。アットホームな雰囲気の中、五明さんとともに受賞の喜びを分かち合った。

羽鳥隆総領事より『在外公館長表彰』の表彰状を受け取った五明明子さん Photo courtesy of Consulate-General of Japan in Vancouver
羽鳥隆総領事より『在外公館長表彰』の表彰状を受け取った五明明子さん Photo courtesy of Consulate-General of Japan in Vancouver

ビジョンに向かって貢献

 五明明子さんは日系文化センター・博物館(以下、日系センター)が2000年に開館する以前から理事として設立に関わっていた。その後ビジネスが忙しくて辞任したものの再度推薦を受け、2009年から再び理事に就任した。2013年から始まった日系祭りでは翌年から2年間実行委員長を務め、日系祭りをコミュニティの代表的なイベントとして定着させた。

 2016年からは同理事長に就任し、日系センターがコミュニティの集まりの中心になるようにとのビジョンを持ち、会員増加やボランティアの確保、募金運動に従事し、日系コミュニティでの日系センターの位置づけを確立させた。

 「日系センターを現在の形に導いたのは、ここにお集まりの皆様やたくさんの方のご尽力によると思いますが、今日は五明さんの個人的な努力、リーダーシップ、忍耐力による多大な貢献を称え、表彰状を贈ります」と在バンクーバー日本国総領事羽鳥隆氏より表彰状が授与された。

祝福に感謝し、謙虚でいること

冒頭で総領事及び総領事館のスタッフに感謝の言葉を述べ、日系センター関係者に感謝の意を伝えた五明明子さん Photo © Louise Akuzawa
冒頭で総領事及び総領事館のスタッフに感謝の言葉を述べ、日系センター関係者に感謝の意を伝えた五明明子さん Photo © Louise Akuzawa

 冒頭で「日系カナダ人の歴史を保存し、日本文化をカナダのコミュニティに紹介するという日系センターの活動の重要さを認識していただいた総領事及び総領事館のスタッフの皆様に感謝申し上げます」と挨拶した五明さんは、この表彰は自分ひとりでの達成ではなく、日系センターの理事やスタッフの皆さんと一緒にできたことだと述べ、同センター関係者に感謝の意を伝えた。

 友人に恵まれ、経営者としての機会を与えられ、寄付をする余裕ができたこと、子供のいない自分に家族が増えて孫を持てたことなど、これまで受けた恩恵をあげ「謙虚でいなさいと、自分に語りかけています」と静かに述べた。

 続いてハーブ・オノ同理事長が「日系コミュニティに馴染みのなかった私が日系センター理事長として活動するために、五明さんは副理事長として私を支え導いてくれました。心から感謝します」と述べ、乾杯の音頭を取った。

乾杯の音頭を取ったハーブ・オノ日系文化センター・博物館理事長 Photo © Louise Akuzawa
乾杯の音頭を取ったハーブ・オノ日系文化センター・博物館理事長 Photo © Louise Akuzawa

 五明さんはこの日のために、日系センターのロゴをつけた手作りマスクを作り、出席者全員に感謝の気持ちを込めて贈った。7月の年次総会をもって理事会からリタイアした五明さんは、家族との時間を大切にしていきたいと話している。

(取材 ルイーズ阿久沢)

「カナダで出会った新渡戸稲造」④

sotokaramiru-nihongo

札幌農学校 そしてアメリカ留学  ④

 この「カナダで出会った新渡戸稲造」ですが、バンクーバー新報に2017年6月から7回ほど掲載されました。その後、新たな発見や付け加えたいこと、そして少し直したいところなども多々見つかり、今回の新しいオンライン版バンクーバー新報に改めて投稿したく、よろしくお願いいたします。

***

 東京に住んでいる太田叔父さんの養子になった稲造が盛岡から東京にやってきたのは、明治4年(1871年)、9歳のときで、名前も太田稲造と変わりました。そのころの東京はレンガ造りのビルが建ち並び、道もどんどん整備され、馬車が走り、翌年1872年には新橋・横浜間に鉄道が開通するなど、文明開化の音が鳴り響いていました。

 ちょんまげも切り、洋服を着る人も多くなり、そんな光景を見て稲造はびっくりしたことでしょう。すぐに英語学校に入ります。当時は西洋に追いつけと、若者の間で英語学習がブームになっていたようです。

 15歳(1877年)のとき、祖父や父の遺志を継ぎ、農学を学ぶため、創立されたばかりの札幌農学校(いまの北海道大学)に2期生として入学します。アメリカから教頭として招いたクラーク博士はわずか8ヶ月だけの在任でしたが、1期生に大きな影響を与えました。

 「少年よ、大志を抱け」はあまりにも有名です。稲造が入学したときは、すでにクラーク博士はいませんでしたが、博士の影響は大きく、キリスト教の洗礼も受け、同期には生涯の友となるキリスト教伝道者の内村鑑三もいました。

 授業はすべて英語で行なわれ、聖書や多くの本を原書でむさぼるように読んだようです。外国の文化を吸収し、世界の仲間入りしたいという当時の若者の強い意欲が感じられます。

 そして3年生(18歳)のとき、稲造にとって痛恨の出来事が、母の死です。9歳のときに別れてから、一度も会っておらず、頑張っている大学生活のことを母親に報告したいと思っていた稲造にとって、母の死は悔やんでも悔やみきれないことでした。その後の彼の書物などにも、亡き母への思いが数多く見られます。

 札幌農学校を卒業して、21歳のとき東京に戻ります。さらなる勉学のため、東京帝国大学(いまの東京大学)に入学します。面接のとき、農学と関係ない英文学などを学びたい理由として、教授に答えた言葉が有名です。「太平洋の橋になりたいと思います」

 それはまさに、「しっかり勉強して、立派な人になりなさい」と育てられ、今は亡き母に向かって自分の志を述べたものだったのでは、と思えてなりません。

 UBCの新渡戸ガーデンに「願わくは われ太平洋の橋とならん」の石碑があります。

UBCの新渡戸ガーデンにある「願わくは われ太平洋の橋とならん」の石碑 Photo © 矢野修三
UBCの新渡戸ガーデンにある「願わくは われ太平洋の橋とならん」の石碑 Photo © 矢野修三

 今まで何回も見ましたが、最初のころは、この言葉が21歳のときのものとは知りませんでした。でもそんなに若い時の決意だったのか、と分かって、改めてこの石碑を眺めると、何か胸に迫るものを感じてしまいました。

 東京帝国大学で勉強しているうちに、稲造は日本の教育は外国と比べてかなり遅れていると感じ始めたようです。もっと新しい学問や西洋文化を学ぶには日本では難しく、どうしてもアメリカに行って勉強したいと思うようになりました。

 そしてその決意を養父の太田時敏に打ち明けます。でも、当時は外国に私費で留学するなどほとんど考えられなかった時代ですし、洋品店の経営もうまくいっておらず、当然ダメだと。

 しかし養父は「よし、行くがよい」と、なけなしのお金を用意して温かく送り出してくれました。このようなきびしい状況の中で、未知の外国、アメリカに1人で勉強しに行こうなどと考えた稲造もすごいと思いますが、それを許可した養父・太田時敏の決断も、稲造の将来性を見据えたすごい決断であった、と確信します。

 この時の稲造の養父に対する感謝の気持ちは言葉では言い表せないほど大きなものであり、のちの著書「武士道」にもそのことが記されています。

 そして太田青年は希望と不安を胸に、太平洋のかけ橋になろうと、アメリカに旅立ちました。1884年(明治17年)の秋、稲造22歳のときでした。

稲造の命日、10月15日に、UBCの新渡戸ガーデンにある 太平洋の架け橋の上で Photo © 矢野修三
稲造の命日、10月15日に、UBCの新渡戸ガーデンにある 太平洋の架け橋の上で Photo © 矢野修三

YANO Academy   (日本語学校)  
・日本語教師養成講座  
・外から見る日本語講座      
毎月開催(オンライン講座)
電話  778-834-0025
メール: yano@yanoacademy.ca
ホームページ:  https://yanoacademy.ca/

念じ続けて花開いた”逆転人生” Part 2/2

日本語認知症サポート協会による杉本八郎氏のセミナー
日本語認知症サポート協会による杉本八郎氏のセミナー

世界初のアルツハイマー病治療薬「アリセプト開発物語」

 日本語認知症サポート協会が、世界初のアルツハイマー病治療薬「アリセプト」の開発者、杉本八郎氏をゲストに迎えて開催する講演会。3回シリーズの第1回「アリセプト開発物語」の後半。

 講演会はZoomで杉本氏の住む京都と、バンクーバーをつないで10月3日に開催。バンクーバー在住という杉本氏の二人の姉を含め53人が参加した。

 画期的な医薬品の開発者に贈られる、英国ガリアン賞特別賞をはじめ、化学・バイオつくば賞、恩賜発明賞などを受賞している杉本氏。華々しい経歴を持つが、その裏では何度も壁にぶつかり、そのたびに諦めることなく立ち上がってきた。2019年にはNHK総合の『逆転人生』に出演。まさにその番組名を地で行く道のりだった。 

アルツハイマーの薬の開発へ

 認知症にはアルツハイマー型と脳血管性の二種類がある。8年を費やした脳血管性認知症の治療薬開発に失敗した杉本氏が次に取り組んだのは、アルツハイマー型の薬だった。

 1970年代にアルツハイマー患者の脳を調べたところ、アセチルコリンが減ることが分かった。いかにして、アセチルコリン減少を止めるか。アセチルコリンを分解する酵素の働きを止めるのはどうかと考えた。

 この酵素を阻害する作用があると考えられているものにタクリンと豆科のアルカロイドがあった。しかし、いずれもうまくいかなかった。もうダメかと思ったとき、たまたまシード化合物がアセチルコリンを増やす可能性があることを発見した。

 光明が見えたかに思えたが、イヌに対する実験結果が思わしくなく、臨床開発部の猛反対を受ける。プロジェクトは終結した。

突然の左遷

 当時、エーザイの筑波研究所を部長として束ねていたのは、内藤晴夫氏(現社長)だった。研究所を6つの部門に分けて、互いに競わせていた。研究員たちは夕方5時に職場を出ると早退という雰囲気で、内藤氏が研究室に回ってくる夜10時ごろまで仕事をしていた。他の研究室の研究員とは力を合わせるのではなくライバルだった。

 シード化合物に代わって、杉本氏のチームのメンバーの一人が、アセチルコリン減少を補うアリセプトの合成に成功した。臨床第一相試験も始まった。そんなとき、12月の飲み会で他の研究室の研究員と喧嘩して相手を殴ってしまう。結果、翌年2月に人事部に異動。突然の左遷だった。

 ショックを受けた杉本氏は転職を考える。大学は夜間で卒業、すでに40歳を超えていた。そんな杉本氏の就職活動はうまくいかなかった。がっかりしたものの、人事部に行けば人事部でがんばるという性格。日本全国の大学の薬学部をまわり、「先生方」と親しくなった。

 このときの人脈がのちにプラスになったほか、人事部にいる間に論文を書き、博士号を取得した。さらに「博士号を取ったおかげでエーザイを定年退職してから、(京都大学、同志社大学の)教授になることができました」と笑顔をみせた。

 もう一つの逆転だった。

アリセプトの開発にエーザイはファイザーと提携

 アリセプトについては、世界的な製薬大手ファイザーが自社開発をあきらめて、エーザイと提携を結んだ。この提携で、小さい会社だったエーザイは、一気にシェアを世界トップクラスまで伸ばすことができた。

 日本の第一相試験開始の2年後になる1991年、アメリカで第一相試験を行って成功。アメリカで先に開発を進めることになった。そして1996年にアメリカ食品医薬品局(FDA)にアルツハイマー病治療薬として申請をしたところ、わずか8カ月という短期間で承認を得て発売が決まる。

 杉本氏は1997年2月5日に開かれたアトランタでの新薬発売記念大会がターニングポイントだったという。人事部にいたものの、アリセプトの開発者を代表してスピーチをしたら、集まった聴衆にスタンディング・オーベーションで迎えられた。感激して、社長に研究部門への復帰をお願いしようと決心した。

 4月に研究に戻ってから、のちに世界初のアルツハイマー病治療薬となるアリセプトの開発に再び取り組んだ。

最後の夢、アルツハイマー病を完治させる薬の開発に向かって

 アルツハイマーは脳細胞がだんだん死滅していく病気だ。残念ながらアリセプトは症状を改善することはあっても、進行を止めることはできない。

 アリセプトを開発して20年が経過したが、アルツハイマー病の治療薬はほかに、イクセロン、レミニール、メマリーの4つのみ。しかも、どれも根本治療するものではない。

 杉本氏が目指しているのは、病気の進行を止める薬の開発だという。完治薬開発についてはシリーズの第三回で聞くことができる。

***

 講演冒頭で杉本氏が、自身の研究開発人生の根底にあるものとして語った、坂本真民さんの詩『念ずれば花ひらく』を紹介する。

念ずれば花ひらく

苦しいとき
母がいつも口にしていた。
この言葉を
わたしもいつのころか
となえるようになった。

そうしてそのたび
私の花がふしぎと
ひとつひとつ開いていった。

 杉本氏は10月1日に『世界初・認知症薬開発博士が教える 認知症予防 最高の教科書』(講談社)を上梓した。

杉本 八郎 (薬学博士)  
プロフィール:
1942年東京都生まれ
1961年 (株)  エーザイ入社
1993年 10月 エーザイ科学賞受賞
1998年 3月 日本薬学会技術賞受賞、同年4月英国ガリアン賞特別賞受賞、同年5月化学・バイオつくば賞受賞
2002年 6月 恩賜発明賞受賞
2003年 3月(株)エーザイ定年退職後、京都大学大学院薬学研究科客員教授 、京都大学大学院薬学科最先端創業研究センター教授を経て、現在、同志社大学生命医科学研究科客員教授 

日本薬学会理事、有機合成化学協会理事、一般社団法人認知症対策推進研究会代表理事、(株)グリーン・テック代表取締役

趣味は俳句。日本俳人協会会員、俳誌「風土」同人会長
剣道教士七段

(取材 西川桂子)

 
杉本氏の講演第二回『あなたが認知症にならないために』の詳細はこちら。

合わせて読みたい関連記事

晩秋のバンクーバーで七五三!

バンクーバーで七五三 © Colour In Memory
バンクーバーで七五三 © Colour In Memory

 七五三の季節がやってきた。

 そもそも「七五三」の意味は何だろう? Wikipedia には「7歳、5歳、3歳の子どもの成長を祝う日本の年中行事であり、神社などで「七五三詣で」を行い、ご報告、感謝、祈願を行う奉告祭」とある。

七五三の起源は徳川綱吉?

 現在は11月15日前後の週末に七五三のお参りをすることが多い。では最初に行ったのはというと、江戸幕府第5代将軍徳川綱吉で、天和元年11月15日(1681年12月24日)に長男徳川徳松の健康を祈って行ったのが始まりとする説が有力(Wikipedia)という。そのため、もともと関東から始まったと考えられている。

 当時の医療事情では乳幼児の死亡率が高く、七五三の年齢まで子どもを無事に育てることは並大抵なことではなかった。そこで、七五三で、子どもが無事に育つことができたことを祝い、神社などにお参りをして、成長を見守ってくれた氏神や先祖様に感謝して、その後の健やかなる成長をも祈ったそうだ。

年齢の意味

 地方によって七五三の意味も多少異なるが、最も一般的なのは、

・三歳の「髪置(かみおき)」
三歳は女の子のみとする地方と、男女ともに祝う地方がある。髪置は幼児が頭髪を剃ることをやめて伸ばしはじめる儀式。

「昔、子供はみんな、3歳になるまでは神様からの預(あず)かり物だと考えられていました。子供が、無事に3歳をむかえることができると、親たちは、ようやく自分の子供となった記念に子供の髪を伸ばし始めます。この「髪置の儀」が現代に伝えられ、3歳のお祝いとなりました」(真言宗豊山派 金剛院 こんごういんキッズ)

・五歳の「袴着(はかまぎ)」
男児の成長を祝い、はじめて袴を着ける男の子の儀式。

・七歳の「帯解(おびとき)」
「帯解」は女児がそれまでの幼児用の付紐をやめ、大人の帯を締める女の子の儀式。

七五三は神社?お寺?

東漸寺で七五三 (七五三 © 和の学校) Photo by Manto Artworks
東漸寺で七五三 (七五三 © 和の学校) Photo by Manto Artworks

 七五三は神社でするのが一般的という人もいるが、日本でも神社、寺の両方で七五三参りを行っている。

 バンクーバーには神社はない。寺に問い合わせてみたが、七五三法要を行っているのは東漸寺のみのようだ。

 しかし、七五三のお祝いをしたいという家族のために、会社や団体、個人が、着物のレンタル、着付け、記念撮影といったサービスを行っている。その一部を紹介しよう。(アルファベット順)

 今年は新型コロナウイルス対策を行いながらサービスを提供している。

コロナ対策で子どももスタッフもマスク着用。© 和の学校  Photo by Manto Artworks
コロナ対策で子どももスタッフもマスク着用。© 和の学校 Photo by Manto Artworks

以下の質問について回答をもらった。

1.七五三のサービス内容
2.日程 
3.所要時間 
4.料金体系
5.新型コロナウイルス対策

バンクーバーで七五三のお祝い

Colour In Memory

窪喜麻美さん
ウェブサイト: https://colourinmemory.wixsite.com/home
Email: colourinmemory@gmail.com
住所: 928 East 4th St. North Vancouver
TEL: 604-441-1064

1. パッケージに含まれるサービス内容は以下の通り
・スタジオとロケーション撮影(1時間+1時間)
・希望なら家族も一緒に撮影可
・13枚のデータ
・和装一式のレンタル
・へアアレンジ
・着付け

オプションサービス
・和装追加(メインの七五三以外の方の和装)
・出張(思い入れのある場所で撮りたいというリクエスト対応)
・アルバム、フレーム、メタルパネル、追加データ

2. 通年*

3. 事前のフィッティングなどのコンサルティング:0.5~1時間
  撮影、着付けヘア:0.5~1時間

4. パッケージで$330 

5. サニタイザー、マスク、着衣後の着衣物消毒(次亜鉛酸ナトリウム)

Colour In Memoryからのメッセージ

*サービス時期について
 七五三といっても神社に詣でに行くことはここではなかなか難しいですね。しかしながらお子様の成長を祝いたい気持ちがあれば形だけでお祝いの記念を残すことも七五三という日本の概念に沿うものと考えます。

 わが社ではそういう意味で、季節を問わず、一年を通していつでも七五三の撮影を受け付けております。季節の風景を切り取ってその日のその時のかけがえのない一枚を提供するよう努めています。

・バンクーバー新報を見てオーダーされた方は+10枚のお写真をサービスします。

 美しい紅葉をバックに七五三の記念撮影 © Colour In Memory
美しい紅葉をバックに七五三の記念撮影 © Colour In Memory

kimono by fumiko

Fumiko Horanさん
ウェブサイト: www.kimonobyfumiko.com
Email: fumikohoran2835@gmail.com
住所: #1-16180 86 Ave, Surrey
TEL: 604-961-0930

1. 着物レンタル&着付け
    記念写真撮影カメラマンアドバイス

2. 七五三記念写真 9月~12月
    着付師と写真家のスケジュールを調整。なるべく一日3組で調整したいため、早めに問い合わせした人が優先で時間を選ぶことができる

3. 着付け、ヘアアレンジ+撮影約3時間

4. 料金(着物レンタル+着付け+ヘアアレンジ)
    七歳 $120
    五歳 $100
    三歳 $80

  セミプロによる写真 $100(1時間)
    プロの写真家 $250~ (2時間)
    動画ビデオの撮影も可能(動画用追加料金$50~$120)
    出張料金一律 $80  

・好みと予算に合わせて選択
・全て予約制
・着付けスタッフ、カメラマン全員マスク着用

家族で記念撮影 Photo ©kimono by fumiko
家族で記念撮影 Photo ©kimono by fumiko

コナ着物サービス

~和の学校@東漸寺~(非営利団体)
*心づけは、寺及び和の学校の運営費として使用
コナともこさん
和の学校ホームページ: https://wanogakkou.jimdofree.com/
コナともこのFacebook: https://www.facebook.com/tomoko.kona.98
インスタグラム: https://www.instagram.com/konatomoko/?hl=ja
Email: tands410@gmail.com
住所: 209 Jackson Street, Coquitlam
TEL: 東漸寺 604-939-7749、コナともこ 604-438-6924

1.2.
・11月15日(日曜日)限定
七五三祝法要と着物deお参りプラン

・サンデープラン
毎週日曜日 10:00amまたは1:00 pm

・着付サービス
経験豊富な着物チームによる着付&ヘアーメイク

・ご予算に応じた写真撮影
プロとセミプロ写真家が、本堂などで畳と障子、そして日本の風景のような境内で撮影。(スタジオ式撮影もあり)

・着付出張サービス、ロケーション撮影、各スタジオ(ダウンタウン、バーナビー、コキットラム、サレー、ノースバンクーバー)にて撮影

2. その他、随時

3. 着付~法要~写真撮影:1時間~3時間(サービス内容により)

4. 着物レンタル&着付サービス $80~
写真撮影 $100~ 
ビデオ撮影 $50~

詳しくは和の学校ホームページ(料金表)を参照

和の学校よりメッセージ
・着物レンタル&着付サービスを利用の方に千歳飴(不二家ぺこちゃん、紅白飴2本)&千歳袋を和の学校からプレゼント
・お参りの方には$10/1袋で販売

5.
・合同での七五三法要及びご祈祷は本堂に20名まで、完全予約制
・一家族(6人まで)完全個別の着付&写真撮影、及び個別の七五三法要
・館内ではマスクの着用。体調の優れない人の参加不可
・「衛生面ではBCヘルス条件の下、できる限りの予防。ただし完全ではないことをご了承してください」

仏様に成長を感謝 © 和の学校 Photo by Manto Artworks
仏様に成長を感謝 © 和の学校 Photo by Manto Artworks

七五三の写真撮影を多数こなしている、カメラマンの中村”Manto”真人さんより

「私はコミュニティセンターで子どもたちにサッカーを教えたりしていますので、おもちゃで一緒に遊んだり、『将来何になりたい?』などと声をかけて、お子さんにできるだけリラックスしてもらってから撮影をするようにしています」
Facebook:
www.facebook.com/MantoArtworksPhotography

(取材 西川桂子)

Today’s セレクト

最新ニュース