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Keiko Nishikawa

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人生最期の選択肢 〜カナダの尊厳死 (MAiD)について〜

 「最期の時」を自分の意思で決める方法として、2016年にカナダで合法化された「尊厳死」、MAiD(Medical Assistance in Dying)。中でもBC州は、「尊厳死」を選択する人が国内で最も多い州です。しかし、どのような制度なのか、詳しく知らないという方が多いのではないでしょうか。今回は、MAiD合法化の背景、その申請条件や申請方法などについてお話しいただきます。(英語による講演、日本語通訳あり)

開催日時: 2022年6月12日(日) 午後2時から午後4時
場所:  Zoom
講師: Alex Muir
講師プロフィール: 
Dying With Dignity Canada(DWDC)のバンクーバー支部長。DWDC は、1980年に草の根運動から発足した慈善団体。尊厳死(MAiD)の権利を擁護し、終末期の選択肢やケアについての情報の普及・啓発、個人や家族へのサポートを介し、よりよい終末期が迎えられる社会を目指し、他支部の運営メンバーとともに、地域社会でのMAiDの周知活動を行なう。

参加費:
$15

申込み方法:https://www.eventbrite.ca/e/maid-tickets-312799300127

*他のお支払い方法をご希望の方は、下記の連絡先 (協会メール)までお問い合わせください。

申込締切:2022年6月6日
連絡先:orangecafevancouver@gmail.com
主催:日本語認知症サポート協会
メディアスポンサー:月刊ふれいざー、バンクーバー新報、Oops!、Life Vanocuver

「サイエンスワールド 一日体験ワークショップ 」~S.U.C.C.E.S.S.

無料Zoomワークショップ

大好評につき締め切りました。

日時:2022年5月18日(水)午後4時~5時(無料))

申し込みリンク: https://bit.ly/38WQoTN

お申し込みの締め切り5月17日(火) 大好評につき締め切りました。

この夏はサイエンスワールドに遊びに行こう♪ バンクーバーの家族でお出かけスポットといえば、サイエンスワールドがありますね。館内には科学や生物、環境についての展示や体験できるコーナーがあって大人も子供も楽しめます。このワークショップでは、サイエンスワールドの紹介をします。そして参加された方に6名様まで一緒に入場できる無料パスを差し上げます(2022年8月31日までに一回訪問)。この夏に家族お友達を誘って是非サイエンスワールドに遊びに行ってみてください。

<内容>

•        現在の展示と見学可能なスペース案内

•        予約方法の簡単なガイド

•        サイエンスワールドコロナ安全対策

—————————–

お申込み・問い合わせ:kozue.ito@success.bc.ca / 236-880-3392 こずえまで

要予約:
移民の方、住み込みケアギバーの方、難民指定を受けている方、カナダから保護認定を受けて在住されている方が対象のプログラムです。


カナダと東京でビジネスをする佐藤さんに聞く(後編)観光客に東京のエコについて違和感を持ってほしくない

会のイベントを訪れて、同様のイベントを開催する大学関係者も出てきたという。Photo courtesy of 東京のCO2削減で都内観光を推進する会
会のイベントを訪れて、同様のイベントを開催する大学関係者も出てきたという。Photo courtesy of 東京のCO2削減で都内観光を推進する会

 GIFTS AND THINGSとWhistler Smile Giftを経営する佐藤広樹さんは、非営利団体(NPO)「東京のCO2削減で都内観光を推進する会」の理事長も務め、プラスチック製品の使用削減をはじめ、さまざまな啓蒙活動を行っている。

 カナダの店舗や新たにオープンした店の状況について聞いた前編に続き、後編は3月に開催した環境啓蒙イベントなどについて紹介する。

 カナダと日本を行き来する中で佐藤さんは、レジ袋を今も配布している東京の環境問題への取り組みについて違和感のようなものも感じていて、新型コロナウイルス感染が収束したとき、海外から東京を訪れる観光客に同様の思いを抱いてほしくはないという考えから活動を始めたという。

– 佐藤さんは、東京のCO2削減で都内観光を推進する会で、東京の環境を良くするための活動にも取り組んでいて、3月には東京でSDGsのイベントを開催したそうですね。

 東京の中央区晴海や港区南青山で、環境に優しいエコグッズを配布、紹介するイベントを開いて、多くの方にエコを推進することができました。

イベントで環境に優しいエコグッズを配布、紹介した。Photo courtesy of 東京のCO2削減で都内観光を推進する会
イベントで環境に優しいエコグッズを配布、紹介した。Photo courtesy of 東京のCO2削減で都内観光を推進する会

 今回は、日本には出店していない、ホール・フーズ・マーケット(Whole Foods Market)やチョイシズ・マーケット(Choices Markets)といった店のエコバッグを配布したところ、海外ブランドに興味のある主婦層に好評でした。

 エコバッグを使用することでレジ袋を購入する必要はなくなり、CO2の削減を推進することができます。

 ファッション性やブランドからCO2削減運動の入り口に入ってもらうなど、環境問題に対するハードルを低くして、できるだけ早く東京でもこの運動が広まるように努力をしています。

環境にやさしいだけでなく、履きやすさにもこだわった靴を販売するオールバーズを紹介した。Photo courtesy of 東京のCO2削減で都内観光を推進する会
会のイベントを訪れて、同様のイベントを開催する大学関係者も出てきたという。Photo courtesy of 東京のCO2削減で都内観光を推進する会

 イベントでは、サスティナブルな靴の販売をしているブランドのオールバーズ様の天然素材のユーカリ樹皮で作られた靴を説明しました。

 オールバーズ様の靴は環境にやさしいだけでなく、履きやすさにもこだわっていて快適です。デザインはミニマルな一方、毎年、履き心地を改善した製品を発表しています。こちらもイベントに来てくださったあいだで、人気が高かったです。

 最近は大学の授業でもSDGsや環境問題を取り上げているため、学生の環境問題に対する意識は高く、当会のイベントにいらっしゃって、同様のイベントを開催する大学関係者も出てきました。

会のイベントを訪れて、同様のイベントを開催する大学関係者も出てきたという。Photo courtesy of 東京のCO2削減で都内観光を推進する会
会のイベントを訪れて、同様のイベントを開催する大学関係者も出てきたという。Photo courtesy of 東京のCO2削減で都内観光を推進する会

 商店街の店舗様にもご協力いただき、エコグッズを配布してもらって環境を良くする活動にご協力していただいています。活動が認められて、講義依頼やイベントの開催依頼なども増えてきています。

 東京でのエコ活動が盛んになり、グローバルスタンダードなエコの街、東京、これから東京に来る海外からの観光客のエコ意識に、東京に来て違和感が生まれない社会になることを引き続き目指していきます。

ホール・フーズ・マーケット https://www.wholefoodsmarket.com
チョイシズ・マーケット https://www.choicesmarkets.com

オールバーズ https://allbirds.jp

東京のCO2削減で都内観光を推進する会 https://www.tokyo-co2.com

カナダと東京でビジネスをする佐藤さんに聞く(前編) 若い人の感覚を活かしてパンデミック以降も好調!

(取材 西川桂子)

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バーナビーレイクにかわいいカナダグースの赤ちゃんを見に行こう

カナダグースの親子。Photo by Keiko Nishikawa
カナダグースの親子。Photo by Keiko Nishikawa

 ハクトウワシ 、カワセミ、オスプリー(ミサゴ)、サギ、アメリカオシドリ、カナダグース(カナダガン)など、多数の鳥が生息するバーナビー・レイク・リージョナル・パーク。生息している鳥の種類は70種類以上という。

 湖の北側の中央、Nature House(4519 Piper Ave, Burnaby)付近にあるPiper Spitには鳥の巣箱も設置され、バードウォッチャーや鳥の写真を撮る人に人気が高い。大きなカメラを抱えた人が多数訪れる。

 特に4月末から5月上旬はカナダグースのヒナが孵り(かえり)、親についてひょこひょこ散歩する姿がかわいい。春のこの時期にしか見ることができない、カナダグースの親子を見に行こう。 

おなじみのカナダグース

 頭と首が黒く、のど元に入った白いラインが特徴の鳥。バーナビーレイクでなくてもスタンレーパークのような公園やビーチなどでよく見かける。

 一夫一婦制で、2歳でパートナーを見つける。生涯添い遂げることも多い。

 柔らかな毛におおわれたヒナは、孵化してから24時間以内に、歩いたり泳ぐことができる。小さい間は常に両親が近くにいて、ヒナを守っているが、2カ月もしないうちに、大人の毛に生え変わり、飛ぶことを覚える。


 秋になると南に渡る。その際、V字型の隊列を取って飛行する。カナダグースは社交性のある鳥で群れで暮らすという。

カナダグースやアメリカオシドリをはじめ様々な鳥を見ることができる。© The Vancouver Shinpo
カナダグースやアメリカオシドリをはじめ、さまざまな鳥を見ることができる。© The Vancouver Shinpo

バーナビー・レイク・リージョナル・パークの散策

 バーナビー・レイク・リージョナル・パークには多数のトレイルがある。カナダグースの親子を見たあと、散策をしても気持ちがいい。Piper Spitからバーナビースポーツコンプレックス(アイスリンクやプールがある)まではコットンウッドトレイル(Cottonwood Trail)で片道2.6キロ。あるいは、ビューポイントのPhilips Pointまでなら片道1キロ程度。

 トレイルは平坦で歩きやすい。

 クマやコヨーテ、クーガーなどの危険な野生動物も暮らしている。見かけても慌てて逃げずに、落ち着いてゆっくり離れる。

 Piper SpitはNature House(4519 Piper Ave, Burnaby)のそば。

メトロバンクーバーのバーナビー・レイク・リージョナル・パークのページ 
http://www.metrovancouver.org/services/parks/parks-greenways-reserves/burnaby-lake-regional-park

トレイルマップ
http://www.metrovancouver.org/services/parks/ParksPublications/BurnabyLakeParkMap.pdf

湖の向こうにメトロタウンが見える。© The Vancouver Shinpo
湖の向こうにメトロタウンが見える。© The Vancouver Shinpo

参考
https://kids.nationalgeographic.com/animals/birds/facts/canada-goose
https://www.nationalgeographic.com/animals/birds/facts/canada-goose
https://a-z-animals.com/blog/top-10-most-romantic-animals-in-the-world/

(取材 西川桂子)

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「ふれいざー」の宮坂まりさん、令和3年度外務大臣表彰受賞

92年より「ふれいざー」を発行してきた宮坂まりさんと羽鳥隆総領事。Photo courtesy of Consulate-General of Japan in Vancouver
92年より「ふれいざー」を発行してきた宮坂まりさんと羽鳥隆総領事。Photo courtesy of Consulate-General of Japan in Vancouver
ふれいざージャーナルのスタッフや宮坂さんの家族、友人らが受賞を祝った。Photo courtesy of Consulate-General of Japan in Vancouver
ふれいざージャーナルのスタッフや宮坂さんの家族、友人らが受賞を祝った。Photo courtesy of Consulate-General of Japan in Vancouver

 「ふれいざー」ジャーナル・パブリッシング社主、宮坂まりさんへの令和3年度外務大臣表彰の伝達式が3月23日、在バンクーバー日本国総領事公邸で行われた。

 新型コロナウイルスの規制が緩和されてからの開催となった伝達式には、ふれいざージャーナルのスタッフや宮坂さんの家族、友人ら、そして総領事館からは羽鳥隆総領事、今村香代領事の計13人が出席。宮坂さんの受賞を祝った。

 羽鳥総領事は「宮坂さんがバンクーバーの日系コミュニティ向けの無料月刊誌『ふれいざー』を発行し、日本語で多岐にわたる情報をタイムリーに提供してきたことは当地に住む日本人の大きな支えとなった」と功績を称えた。

 特に「コロナ禍で人々のつながりが希薄化する中、『ふれいざー』を通じて、日本語でカナダの情報をタイムリーに得られたことは、当地に住む日本人の大きな支えになったことと確信いたします」と述べた。さらに、日系コミュニティや日加の友好関係の促進のためにチャリティイベントを主導するなど、長年尽力してきたことに対して敬意と謝意を伝えた。

1992年に創刊された月刊「ふれいざー」

92年より「ふれいざー」を発行してきた宮坂まりさんと羽鳥隆総領事。Photo courtesy of Consulate-General of Japan in Vancouver
92年より「ふれいざー」を発行してきた宮坂まりさんと羽鳥隆総領事。Photo courtesy of Consulate-General of Japan in Vancouver

 宮坂さんは、1992年に月刊「ふれいざー」を創刊。以後、日系コミュニティに、カナダや世界のニュース、コミュニティのお知らせをはじめ、多彩なエッセイなどを日本語で提供している。さらに新型コロナウイルスの感染拡大が始まった2020年8月からは新たに「Fraser go Local」で、ローカル情報をはじめ日系コミュニティの動向やカナダのニュースなどを伝えてきた。

 東日本大震災の年から5年間は月刊「ふれいざー」の主催で、チャリティーコンサートを行ったほか、ブリティッシュ・コロンビア(BC)州で大規模な山火事が発生した2017年には、その被災者のためのコンサートを開催。日本とカナダの両コミュニティの架け橋としても貢献している。

 宮坂さんはバンクーバー補習授業校で国語教師として30年間教鞭をとり、当地の子女教育にも大きく寄与した。

受賞にあたっての宮坂さんのコメント
 この度は、思いがけずこのような賞をいただいて、驚き、また感謝しております。今年「ふれいざー」は30周年を迎えましたが、これまで本当に多くの方々のご協力と援助をいただいてここまで来ることができました。すでに亡くなってしまった方々や今も支えてくださっている方々、スタッフの皆さんたち、みんながこの賞をいただいたのだと思っています。ありがとうございます。

ふれいざーで「自然と生きる」を寄稿している高橋清さん
 今年の3月23日、月刊「ふれいざー」の宮坂まりさんが外務大臣賞を受賞され、長年の投稿者の一人として、3月23日、晩さん会を兼ねた総領事公邸においての表彰の伝達式に招待されました。10名ほどの「ふれいざー」誌の関係者、定期投稿者の皆さんから、今は亡きご主人とともにおつとめになったまりさんの功績と創刊以来のご努力を称えるお話を聞き、楽しむことができました。

 僕は早期定年を決め、野生保護その他のいくつかのボランティアに関わってきました。創刊後間もなく野生動物の紹介と読者の皆さんの関心を深めることを願って、「光と風の中で」として、その後、一時中断後「自然に生きる」と題を変え、投稿してきました。個人的に、編集者としてのまりさんについて最も信頼できるのは、原稿掲載前に必ず検索、訂正をご丁寧に、かつ的確にお続けになっておられ、刊行責任者であるとともに、編集者としてのご責任も高いレベルで続けておられることです。いつも温かい批評をいただいてきました。そのようなまりさんのご功績を日本政府が認め、外務大臣表彰を受賞したことは我々の誇りです。

(取材 西川桂子)

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日系文化センター・博物館の春のバザー・植木市

人気のお饅頭は開始後、2時間ほどで売り切れるという。Photo from Nikkei National Museum & Cultural Centre Facebook
人気のお饅頭は開始後、2時間ほどで売り切れるという。Photo from Nikkei National Museum & Cultural Centre Facebook

 NNMCC活動補助委員会が5月14日、日系文化センター・博物館で春のバザーと植木市を開催する。

 新型コロナウイルス感染拡大以前は恒例となっていた春のイベントで、バザーは着物、日本の人形や置物などの雑貨、植木市ではフキ、ミョウガ、ヨモギ、カボチャなど日本の野菜の苗も手に入ると、人気が高い。

 ボランティアらが作ったまんじゅうも販売していて、懐かしい味を楽しむことができると好評。バザーが始まって数時間で売り切れてしまうので、ほしい人は早めに。そのほか、焼きそば、ちらし寿司など。

 イベントホールとロビーではフリーマーケットも行われる。日系文化センター・博物館に近い、高齢者向け住宅、マルベリーの編み物グループもブースを設けて、作品を販売。収益はバーナビー市に住む高齢者らのサポートに使用される。そのほか、状態のよい日本のグッズなどがお得な値段で販売される。

毎回好評の着物 ©The Vancouver Shinpo
毎回好評の着物。©The Vancouver Shinpo

 ほかにも、和柄のファブリックを用いた雑貨、日本人作家によるジュエリーやアクセサリー、環境に配慮したビーズワックスラップなど、オシャレなグッズも手に入る。

 当日はブックストアもオープンしている。

 入場無料。

 NNMCC補助委員会は、日系文化センター・博物館とそのプログラムをサポートするボランティア組織。日本の文化に触れるなどして、楽しく活動している。新メンバーも常時受け付けている。

問い合わせnikkeiaux@gmail.com

日時:2022年5月14日(土)午前11時~午後3時
場所:日系文化センター・博物館
6688 Southoaks Crescent, Burnaby

以前は日本人形や羽子板なども販売した。Photo from Nikkei National Museum & Cultural Centre Facebook
以前は日本人形や羽子板なども販売した。Photo from Nikkei National Museum & Cultural Centre Facebook

(取材 西川桂子)

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BC州で年間に行われた手術件数が過去最多を記録するも、手術待ちは8万4千人?

ロイヤルコロンビアン病院。©the Vancouver Shinpo
ロイヤルコロンビアン病院。©the Vancouver Shinpo

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州で2021年4月1日から22年3月31日までに行われた手術件数は337,000件で、過去最多を記録したと同州保健省が5月4日に明らかにした。

 新型コロナウイルス感染拡大で州では2020年3月16日に緊急でない手術を延期。約2カ月後の5月18日に再開した。しかし、その後も新型コロナの第2波、第3波などで感染者が急増したこと、豪雨のような自然災害が発生したことなどで、延期が行われてきた。

 BC州では遅れを取り戻すため、手術室の稼働時間を増やすなどして、2021年4月1日から22年3月31日の間に52,216件の急を要する定期手術(urgent scheduled surgery)を行った。これは前年比の5.3%増、新型コロナ前の2019年から20年と比べても7.1%の増加となった。急ぐ必要のない定期手術は201,880件で前年比8.6%増。この数字は2019年から20年と比べても1.5%増だった。

 一方、一部メディアによると、BC州の手術待ちは5月4日現在で88,000人。21年3月の84,000人より4,000人増えたという。

 手術待ち時間を確認できるBC州政府のウェブサイト(https://swt.hlth.gov.bc.ca/swt/)によると、たとえば人工股関節手術では2022年3月31日の時点で4,389人が待っている。現在、待機期間については、9割の人で45.7週なので1年近い。ただし、待機患者全体のうち半数は18.1週で手術を受けているという。

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バンツェンレイクが駐車場予約制度を導入

バンツェンレイク。Photo from BC Hydro Website
バンツェンレイク。Photo from BC Hydro Website

6月27日から9月5日まで

 メトロバンクーバーの人気のレクリエーションスポット、バンツェンレイクにこの夏、駐車場予約制度が導入される。エリアを管理するBCハイドロが明らかにした。

 6月27日から9月5日までの期間にバンツェンレイクを訪れる車両は、オンラインで駐車場を予約する必要がある。予約は車両ごとで無料。

 バンツェンレイクはバンクーバー市から約30キロメートル東に位置するポートムーディ市の北にある湖。夏の間は特に人気が高く、早朝に訪れなければ駐車する場所が見つからないほどという。

 予約のタイミングなどの詳細は、今後発表を予定している。

 また、バンツェンレイクの周囲を一周するトレイルは、土砂崩れにより途中で通行止めとなっている。

BCハイドロのウェブページhttps://www.bchydro.com/community/recreation_areas/buntzen_lake.html.html

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カナダの3月の貿易黒字25億ドル

Canada News by Vancouver Shinpo; Designed by ©Vancouver Shinpo

 カナダ統計局が5月4日に3月の貿易収支を発表。輸出、輸入ともに記録的高水準となったことが明らかになった。

 3月の輸入は2月から7.7%増の611億ドル、輸出は6.3%増の636億ドルで、貿易黒字は25億ドルだった。ただ2月の黒字額31億ドルより6億ドル減少した。

 輸入では、原油とビチューメンが39.9%の増加となった。カナダの石油輸入元はアメリカが中心だが、ロシアへの経済制裁を受けてエネルギー供給に不透明感が増している。サウジアラビアとナイジェリアからの輸入も大幅に増加した。また品目別では、新型コロナウイルス感染拡大以降不安定だった、衣服や靴、アクセサリーといった消費財の輸入も6.5%増えた。

 一方、輸出については6.3%増で、2月に記録したこれまでの最高額を約40億ドル上回った。これは、主に価格高騰によるもので、輸出量は1.1%増に留まった。2月同様、原油価格高騰により輸出額が増えた。自動車と部品の輸出は7.9%の増加となった。

 国別では、アメリカへの貿易黒字は7.7%増の126億ドルで史上最高額を記録した。また、中国からは輸入が急増、品目はコンピュータや携帯電話、産業用機器が中心となっている。

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運のいい奴 8 ~投稿千景~

エドサトウ

 この冬は比較的に雪の多い年であったようである。雪が降れば仕事もできなくなり、家にいることも多くなり、ゆるやかな生活になるのであるが、僕の左足が12月の始め頃から少し不自由になって、足が上がらなくなり、最寄りの医者に行き見てもらうと、夕方に電話があり「すぐに病院へ行きなさい」と言われた。VGH総合病院へ行き、頭や足のスキャンを撮ってもらった。

 担当の先生に「頭や足の血管に異常はないので、また別の先生にアポイントメントをとるので、改めて来てください」と言われて、その日は何事もなく「一安心」をして帰宅する。

 しばらくして、病院から「整体の先生の予約がとれたので、某日に来てください」と電話があり、数日前に雪が降り道路に雪が残っている寒い日に病院へ行くと「脊椎の病気の可能性があるので、血の検査をしてください」と言われた。その足で血液検査のクリニックへ行くと「予約を取ってください」と言われて、クリスマス過ぎに再度、血液の検査に行くとスパインに問題があることが判明する。

 その後、首の後ろの脊椎のレントゲンを撮ってたりして、いよいよ脊椎管狭窄症の手術という段取りが進んでいった。

 僕の足の状態は日増しにひどく成り、二階の自分のベッドルームに行く階段の昇り降りがかなり危険になり、ぼくは、赤子のようになり四つ這いで階段の昇り降りをしていたが、そのうち右手の指先にもしびれが来た。頼りにしていた右手がダメになれば好きな文章も書けなくなる。さらに、頼りにしていた右足の膝を屈折すると、急に右足の力が抜けて床にひっくり返ることが、しばしば起きた。

 さらに、毎日の水分の飲む量が少ないのか、ひどい便秘となりウンチがでなくなり、同時におしっこも出なくなるというふうになってきたが、幸いひまし油を綿棒で何度も肛門から塗り込んでいたら朝の9時ころに切れ痔になり、出血はしたが問題は解決した。

 その時に思った「手術もリスク(問題)があるかもしれない。少々怖いけれど、人生、晩年まで仕事を続けられたのだから、少々のことは覚悟しよう」と。息子たちにも同じことを言って、その日の昼過ぎにVGH病院へ行き、そのまま即入院となり、翌日朝の手術となったのである。

 朝の7時に起こされて、車のついたベッドに移され、エレベイターを2回乗り換えて迷路のような病院の廊下をとうりぬけて、手術室の手前の狭いボックスルームにベッドのまま運びこまれる。まるで、早朝出撃前の戦闘機のりが格納庫で出撃の合図を待っているような緊張感がただよう。ナースが待ち構えたようにすぐに来て、本人かの確認、血圧や脈拍体温など体調の検査など、再度確認をとり手術室へ行く準備が整い、少しの間ベッドの上で待つ自分は「方丈にし流れゆくもの、木の葉(ベッド)に身をのせて」という気分か?

 やがて8時半、今日の手術の一番機とも言うべき僕の乗るベッドがコロコロと押して運びこまれると、天井の手術用の明るい照明にスイッチが入り、にわかに忙しくなる。手術担当の先生とサポートの女の先生がそれぞれ名前を僕に告げると、主治医のF先生が「手術が終わったら息子さんに電話をするからね」と僕に確認をとった。看護婦さんが、麻酔液の入った袋のコックをオープンすると細いビニールの管を伝わり麻酔が少しずつ体内に入ってくる。5分もしない内に僕の記憶は何も無くなる。

 手術は首の後ろを切開して、メタルを入れて圧迫されているスパンを元に戻すということらしい。とにかく大変な手術で3時間近くかかったらしい。手術で僕が目が覚めたのは1時ころであった。翌日に自分の意志で持ち上げることのできなかった左足がベッドの中で持ち上がった時は、妙に嬉しかった。

 その後はVGH病院に3週間、リハビリの病院に3週間入院して、現在は自宅療養中である。まずは、車椅子の生活にならなくて本当に良かったと思うのである。

 お世話になった担当の各先生方、また、献身的にお世話をいただいたか若い看護師の皆さんに心よりお礼申し上げます。
 人生の面白さは深い悲しみとか、苦悩があるから面白くもあるまいか。苦悩に負けた枯草もまた、一つの生(せい)の在り方であり否定されるものではないとラフマニノフのコレルリの主題による変奏曲を聞いて思うことである。

桜楓会主催「言葉と音による豊饒なる饗宴」

桜楓会カナダ ポスターrevision

~朗読とバイオリン~

 バンクーバー・ユニタリアン教会で5月15日、バンクーバー桜楓会主催の朗読とバイオリンの協演イベントが開催される(メディアスポンサー、バンクーバー新報)。バンクーバー交響楽団(VSO)元コンサートマスターの長井明さんのバイオリン演奏、日本のテレビ局で活躍してきた元アナウンサーの大和奈緒美さんの朗読による、言葉と音による豊饒(ほうじょう)なる饗宴(きょうえん)だ。

桜楓会の久保克己会長
 この「朗読とバイオリン」協演リサイタルの構想は2年以上前から温めていたものでした。

 当初は桜楓会会員の皆さんに楽しんでいただこうと考えてスタートしました。しかし長井明さんと大和奈緒美さんというすばらしいキャリアを持つお二人のパフォーマンスを桜楓会だけに留めるのではなく、広く日系コミュニティ、そしてそれ以外でも興味を持ってくださる方々に、ぜひご紹介して幽玄の世界に浸っていただきたい、と願うようになり、構想が大幅に広がり、大々的なイベントに成長してきました。

 詩や小説の朗読と、それに合わせたバイオリンの独奏という組み合わせは、私自身も経験したことのないユニークな世界を紡ぎだすことだろうと、とても期待をしています。

 稀有(けう)な機会ですから、ぜひひとりでも多くの方々に来ていただいて、わずかな時間ですが楽しんでいただければと願っています。

プログラム(一部)

朗読作品

  • 童話「野ばら」
  • 「川の流れのように」
  • 「マーフィーの法則」など

演奏曲

  • ジュピター 
  • You raise me up
  • ヴォカリーズ など

バイオリン:バンクーバー交響楽団 終身名誉コンサートマスター 長井明さん

 東京藝術大学卒業後フルブライト奨学金を得て渡米。インディアナ大学大学院修了。 1971年モントリオール交響楽団に5年在籍後、1976年にバンクーバー交響楽団に移籍。

 1982年~83年の読売日本交響楽団、1995年~96年の札幌交響楽団をはじめ、日本でもゲスト・コンサートマスターとして活躍した。2014年、企友会より功労賞を受賞。

朗読:元北海道テレビアナウンサー 大和奈緒美さん

 函館生まれ。現在は、ダウンタウンの美容室カッティングクラブで美容師をしながら、日系コミュニティ合同新年会や日系祭りなどの司会を務める。声と発音の美しさには定評がある。

 昨年YouTubeに「朗読のチャンネル by Naomi Yamato」を開設。100本近い朗読動画を公開している。

日時:5月15日(日) 開場:午後2時30分 開演:午後3時

場所:バンクーバー・ユニタリアン教会(The Unitarian Church of Vancouver)
949 West 49th Ave, Vancouver(Oak StとW.49th Ave.の北東)

入場料:20ドル

内容:文芸作品などの朗読とバイオリン演奏のコラボレーション

朗読者:大和奈緒美 元テレビアナウンサー

バイオリン:長井明 バンクーバー交響楽団 終身名誉コンサートマスター

制作・監督:丸尾豪司

申込方法https://forms.gle/hXfwhhXvjhHwL6JN6

支払い方法:チケットを持参の上、受付で支払い。現金のみ(カード不可)

締め切り:定員になり次第

お問い合わせohfukaicanada@gmail.com

後援:在バンクーバー日本国総領事館

「朗読とバイオリンの協演」チケット読者プレゼント

バンクーバー桜楓会主催「朗読とバイオリンの協演」のチケットを3名様にプレゼントします。ご希望の方は、件名に「朗読とバイオリンの協演」チケット希望と明記して、promo@www.japancanadatoday.ca に5月11日正午までにご応募ください。当選者の方にはメールにてお知らせいたします。

桜楓会カナダ ポスターrevision

(取材 西川桂子)

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第123回 「自分の番 いのちのバトン」1

グランマのひとりごと

~グランマのひとりごと~

 な―んでこんなに「物」があるのかしら?  毎日、毎日、家じゅうの持ち物を一所懸命、整理している。つまり「終活」だ。でも、懐かしい思い出の物がどんどん出てくるので楽しい。

 あーれぇ、「これぇ、なんだか面白いことが書いてある」。チラシが見つかった。

自分の番 
いのちの バトン

父と母で 二人
父と母の両親で 四人
そのまた両親で 八人
こうしてかぞえてゆくと
十代前では 千二十四人
二十代前では――――?
なんと百万人を越すんです。

過去無量の
いのちのバトンを受けついで

いま ここに
自分の番を生きている

それが
あなたのいのちです
それが わたしの
いのちです

 みつを

 これって、昔、行った有楽町の「相田みつを美術館」でもらったチラシだった。

 グランマが子どもの時、何歳だったか忘れた。

 自分が知る一人で行ける川は、東横線の電車から見える多摩川だけだった。母の姉、大伯母が住む綱島へ、よく母に連れられ東横線で行った。車中から川が見えたのだ。

 その日、私は真剣に死にたいと考え家を出た。池袋駅から山手線で渋谷へ行き、そこから東横線で多摩川駅へ。「川に飛び込めば死ねる」と思っていたのだ。家を出る時、お財布の中から帰りの電車賃はいらないとお金を全部机の上に置いて出た。そのことだけは今でも覚えている。

 そして、川に着き、道路わきから、川淵迄大きな石がごろごろ。その上を歩き、やっと水際にたどり着いた。

 川に入る。行けども、行けども水は深くならない。足の先が濡れるだけで、身体を水につけることはできない。少し上流に歩いてみたが同じ。今度は下へ歩いてみたが浅い川の流れだった。其のうち、死ぬことをあきらめて道路へ戻った。

 気が付いたら帰りの電車賃を持っていない。駅近くの交番へ行き「お財布なくした」とお巡りさんにお金をもらったか、切符を買ってもらったか覚えていない。でも、びしょびしょに濡れた服のまま電車に乗って帰宅した。どうして、本当に何故自殺したかったのかその記憶がない。

 やがて、大人になり無我夢中で生きて、生きて、60歳、1999年母が、そして、2000年に夫が亡くなった。その1年後、2001年、今度は自分が脳卒中と体内出血。身体が不自由で生きる力を失った弱い自分がいた。

(「2」へ続く)

 許 澄子

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