トランスリンク、W杯2026に向けメトロバンクーバー運行計画を発表

トランスリンクのワールドカップ仕様サッカーバス。Photo by Translink
トランスリンクのワールドカップ仕様サッカーバス。Photo by Translink

 メトロバンクーバーの公共交通機関を運営管理するトランスリンクは、今年6月11日に開幕するFIFAワールドカップ2026に向けて、バンクーバーでの運行計画を3月3日に発表した。

 バンクーバーでは大会期間中BCプレースで7試合が行われる。そのため、会場周辺で一時的な道路閉鎖や規制区域、交通管理が行われ、多くのサッカーファンのみならず住民にとっても公共交通機関が最適な移動手段と予想されるという。

 そのため、「バス、スカイトレイン、シーバス、ウエストコーストエクスプレスの大幅な増便を行い、さらに現場スタッフを増員して安全確保と人の流れを管理する」と発表した。

トランスリンクが公表したW杯期間中に開催されるファンフェスティバル会場へのシャトルバスマップ。Image by Translink
トランスリンクが公表したW杯期間中に開催されるファンフェスティバル会場へのシャトルバスマップ。Image by Translink

 メトロバンクーバーを網の目のように走るバスは、期間中1日あたり約600本増便。さらにPNEで開催されるFIFAファンフェスティバルへのアクセス用に、PNE-エキスポライン―ミレニアムラインを結ぶ専用シャトルバスを運行する。

 スカイトレインも試合のある日は、試合前後はダウンタウン駅では約2分間隔で運行、試合開始が午後8時以降の日は運行時間を1時間延長するなど、試合後の帰宅がスムーズに行えるように対応する。

 ただし、試合日は、スタジアム‐チャイナタウン駅とイエールタウン‐ラウンドハウス駅からBCプレースへの徒歩でのアクセスはできず、メインストリート‐サイエンスワールド駅を利用することになる。「BCプレース周辺のセキュリティと人流管理のため」の制限と説明している。

W杯期間中の試合がある日にBCプレースへ移動できるルート。Image by Translink
W杯期間中の試合がある日にBCプレースへ移動できるルート。Image by Translink

 バンクーバー・ダウンタウンとノースバンクーバーをつなぐシーバスは、大会期間中終日15分間隔で運航。試合前後は10分間隔に増便、試合開始が午後8時以降の場合はスカイトレインに合わせて運航時間を1時間延長する。

 ダウンタウンとフレーザーバレーを結ぶウエストコーストエクスプレスは、6月13日と21日に特別往復便を運行する。試合前に西行き、試合後に東行きを運行する。

 HandyDARTは、BCプレース周辺とFIFAファンフェスティバル(PNE)ゲートの指定エリアで乗降が可能となる。

 トランスリンクは利用者には、translink.ca/worldcupvanで事前に確認して、コンパスカードやクレジット/デビットのタッチ決済、モバイルウォレットを活用するよう呼びかけている。Transit Alertsへの登録も推奨している。

トランスリンクW杯専用サイト:https://www.translink.ca/rider-guide/taking-transit-to-the-world-cup

(記事 北野大地)

合わせて読みたい関連記事