新型コロナの影響、BCSPCAがゴールデンリトリバー21匹を引き取り

Photo From BCSPCA website
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 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州の動物保護団体BCSPCAは2月7日、17匹の子犬を含む21匹の健康なゴールデンレトリバーを引き取ったと発表した。

 同団体によると犬を引き取ることが最近増えているという。理由の一つは新型コロナウイルス感染拡大で、パンデミック期間中に人との接触が自由にできないためにペットを飼う人が急増。そこで繁殖事業を立ち上げた個人事業主も増えたが、新型コロナが収まりペット熱が一段落すると事業を閉鎖。そこにインフレが負いかぶさり、維持費の高騰などから大量に抱えた犬や子犬の世話ができなくなりBCSPCAに引き取りを依頼するケースが増えていると説明した。

 今回のゴールデンリトリバーの引き取りも同様で、今後もこうした傾向は続くと予想している。今回の犬たちは健康なため、すでに州内のBCSPCA各所に移され、メディカルチェックの結果を待って里親を見つけるという。

 また、同団体は2月9日には、里親として引き取るための手数料を半額にすると発表。期間は2月10日から26日まで。Hill’s Pet Nutrition社の協力により実現したキャンペーンで、犬や猫だけでなく、ウサギや鳥、馬などあらゆる動物が対象となっている。

BCSPCA:https://spca.bc.ca/

(記事 編集部)

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