FIFAワールドカップ2026、バンクーバーとトロントでの試合日程決定

FIFA2026W杯北中米大会マスコット。BCプレースに現れる。左から、Maple(カナダ)、Zayu(メキシコ)、Clutch(アメリカ)。2025年10月18日、BCプレース。撮影 斉藤光一/日加トゥデイ
FIFA2026W杯北中米大会マスコット。BCプレースに現れる。左から、Maple(カナダ)、Zayu(メキシコ)、Clutch(アメリカ)。2025年10月18日、BCプレース。撮影 斉藤光一/日加トゥデイ

 組み合わせ抽選会が行われた翌日の12月6日、FIFAワールドカップ2026北中米大会の日程が発表された。カナダ国内で行われる13試合は、西海岸のバンクーバー市BCプレースで7試合、東部のトロント市BMOフィールドで6試合が予定されている。両都市とも1次リーグに加え、決勝トーナメントの試合も組み込まれており、カナダ代表の戦いを間近で観戦できる貴重な機会となる。 

 バンクーバーでは、カナダ代表が6月18日にカタール、6月24日にスイスと対戦。さらに、エジプト対ニュージーランド、ニュージーランド対ベルギーといった注目カードも予定されている。決勝トーナメントではラウンド32とラウンド16の試合も行われる。

 トロントでは、6月12日にカナダ代表の初戦でカナダでの大会が幕を開ける。対戦相手は欧州プレーオフ勝者で現時点では未定。イタリアが有力候補とされている。その他にはガーナ対パナマ、ドイツ対コートジボワール、パナマ対クロアチアなど多彩なカードが組まれている。さらに、セネガル対プレーオフ勝者の試合や、7月2日のラウンド32も予定されている。 

 カナダ代表はトロントでの開幕戦を皮切りに、バンクーバーで2試合を行う。地元開催の利を活かし、1次リーグ突破できるかに注目が集まる。もし勝ち上がれば、7月2日バンクーバーでの決勝トーナメントに進出する可能性もある。

 2026年W杯北中米大会は、カナダ・アメリカ・メキシコの3カ国共同開催で、6月11日メキシコシティのメキシコ対南アフリカで幕を開ける。

 今大会から出場チームが48カ国に拡大。6月11日から7月19日まで熱い戦いが繰り広げられる。

(記事 北野大地)

合わせて読みたい関連記事