カナダ政府、2023年度予算案にグロセリー給付金を盛り込む

 カナダ政府は3月28日に発表した2023年度予算案に、昨年から続くインフレに対応するための給付金引き上げや料金引き下げなどの救済措置を盛り込んだ。

 その中でも目玉となっているのが「グロセリー給付金(Grocery Rebate)」。中低所得者を対象に1回限り支給される。基本的にはこれまでと同じGST/HST給付金だが、あえて「グロセリー」と名付けて、相変わらず10%を超えるインフレが続く食料品への対応を印象付けている。

 給付額は、子ども2人の4人世帯で最大467ドル、子どものいない独身者には最大234ドル、高齢者には平均225ドルとなっている。給付金の使用を食料品のみに限定しなければならないという規定は特にない。

 対象者は中低所得者となっているが、具体的な対象所得額などは発表されていない。また、給付時期についても未定のままとなっている。カナダ政府のGST/HST給付金は、例年4月、7月、10月、翌年1月となっている。

 カナダ政府はこれにより約1100万人が恩恵を受けると発表。25億ドルを計上している。

(記事 編集部)

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