ファイザーワクチンの供給加速、3月に350万回分が到着

 ジャスティン・トルドー首相はこの日の会見で、ファイザー/ビオンテック製ワクチンの供給が加速すると明らかにした。

 これまでの発表では3月は200万回分供給されるとしていたが、さらに150万回分が届き、合わせて350万回分が供給されるという。

 4月、5月にも各100万回分のワクチンが、すでに予定されている供給量に加えて前倒しで届く予定と述べた。

 これで3月末までに、ファイザー/ビオンテック製350万回分、モデルナ製400万回分、アストラゼネカ製50万回分、合わせて「800万回分が供給される」と語った。

 アニタ・アナンド公共サービス・調達大臣によると、6月末までに3650万回分、9月末までにはジョンソン&ジョンソン製も含めて1億1790万回分が供給されるという。

 当初は希望する国民全員がワクチンを接種できる目標を9月末としていたが、その目標の前倒しにトルドー首相は「期待できるだけの理由がある。色々なことが前倒しできるようになるだろう」と前向きな意見を述べた。

 ただ何が起こるか分からないとも語った。イタリアがオーストラリアへワクチンの輸出を差し止めた件を質問され、ヨーロッパからカナダへのワクチン供給には影響はないだろうとの見解を示した。

 イタリアからオーストラリアへはアストラゼネカ製ワクチンが輸出されているが、ヨーロッパからカナダに供給されているのはファイザー製と説明した。

 カナダでは4日、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカのワクチン接種について、National Advisory Committee of Immunization(NACI)が1回目の接種から4カ月後に2回目の接種をしてもワクチンの有効性は継続することが期待できるとの見解を示した。

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州をはじめ、全国の州政府が1回目の接種を優先することを発表している。

 早ければ6月末にも希望する国民全員に1回のワクチン接種ができると期待されている。

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