カナダ、水際対策強化。搭乗前の陰性証明必要に

 [更新]
 航空機でカナダに入国する人の搭乗前のPCRテスト陰性証明は、1月7日(12:01 a.m. EST)から必要となります。

 当初の発表では「航空機でカナダに入国する人は全て」ということでしたが、5歳以上ということです。5歳未満はテストは必要ありません。

 


 航空機でカナダに入国する人は全て、搭乗72時間以内にPCRテストで陰性証明を受けることが必要となる。ドミニク・ルブラン連邦・州政府間関係大臣が30日に発表した。朝のCovid-19 国会委員会での話し合いで決まったという。
 PCRテストでの陰性証明は、現在の入国後14日間の自己隔離に加えて必要となる。すなわち、陰性証明があっても、これまでどおり、カナダに入国してから14日間は自己隔離しなければならない。陰性証明については、正確な日程は決まっていないものの、1週間以内に始める予定という。

 また、ビル・ブレア公共安全・緊急事態準備大臣は、新型コロナウイルスの感染拡大を阻止するために、不要不急の海外への渡航を止めるようにと強く求めた。やむをえず渡航する場合は、カナダに入国の際に自己隔離を行うことで、万一、ウイルスに感染していたときもそれ以上の感染拡大を阻止する重要性を訴えた。隔離を義務付けた法律に違反すると、禁固6カ月や最大で75万カナダドルの罰金が科せられる。

 また、海外からの便が到着する空港ではCBSA(国境サービス庁)のパトロールを強化している。カナダでは11月21日の入国から、渡航時にArriveCANの利用が必要となった。

 連邦政府の発表によると、カナダの新型コロナウイルス感染で海外渡航者と関係しているのは2%以下という。
 

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