第2回 発酵の街、金沢!

金沢からこんにちは

 こんにちは、金沢ゲストハウスポンギーの女将、にいなです。金沢は日中でもコートがないと寒い季節になりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

 今回の「金沢からこんにちは」は金沢の中心地から少し足をのばして、大野醤油で有名な金沢港近くの大野町をご紹介します。

発酵の街で大野醤油を楽しもう!

 金沢駅から車で15分ほどの所にある大野町は、金沢の海の玄関口のひとつです。野田・銚子・龍野・小豆島と並ぶ、醤油の日本五大名産地でもあります。

昭和レトロな中華屋さん♪ 大野湊食堂

昭和の雰囲気が残る、港近くにある大野湊食堂 Photo © Guest House Pongyi
昭和の雰囲気が残る、港近くにある大野湊食堂 Photo © Guest House Pongyi

 港近くにある大野湊(みなと)食堂は、昭和の雰囲気が残る懐かしの中華料理店です。ノスタルジックなこちらの建物は2008年公開の映画、『しあわせのかおり』*にも使われました。

 この写真は夏に撮ったものなのですが、エアコンではなく扇風機が置いてあるところが、昭和感満載でいいですね~

エアコンではなく扇風機が置いてあるところが、昭和!Photo © Guest House Pongyi
エアコンではなく扇風機が置いてあるところが、昭和!Photo © Guest House Pongyi

ほっとする味 大野醤油ラーメン!

大野醤油ラーメンは少し甘めの醤油の香りが食欲をそそる、あっさりと上品な味わい Photo © Guest House Pongyi
大野醤油ラーメンは少し甘めの醤油の香りが食欲をそそる、あっさりと上品な味わい Photo © Guest House Pongyi

 大野湊食堂の目玉は、なんといっても大野醤油ラーメン。少し甘めの醤油の香りが食欲をそそる、あっさりと上品な味わいです。

 「えっ これも食べていいの?」

 なんと、ランチ営業中は、数種類あるお惣菜が無料で食べられます(写真右上のお惣菜)。地元の方が通われるというのも納得のサービスです。

 さらにもう一つご紹介したいのがこちら。大野の町をもう少し入っていくとある「もろみ蔵」です。

もろみ蔵の醤油ソフトクリーム!

大野醤油を使ったソフトクリームは、少しキャラメルに近い風味でコクがあり、美味しい Photo © Guest House Pongyi
大野醤油を使ったソフトクリームは、少しキャラメルに近い風味でコクがあり、美味しい Photo © Guest House Pongyi

 もろみ蔵は、元醤油の醸造蔵を改装したギャラリー&喫茶です。おすすめは大野醤油を使ったソフトクリーム。

 「ソフトクリームに醤油?」と驚かれるかと思いますが、ぜひトライしてみてください!少しキャラメルに近い風味でコクがあり、くせになるおいしさですよ♪

他にも発酵食品がたくさん!

 発酵文化の街、金沢。

 良質な湧水やお米があり、原料となる大豆や塩を運ぶ北前船の寄港地でもあったことから、醤油だけでなく、味噌、日本酒なども多く作られてきました。

 他にも、塩と糠に漬けることによって毒を抜いた「ふぐの卵巣漬け」や、お正月には欠かせない「かぶらずし」など、金沢にはおいしい発酵食品がたくさんあります。

 金沢の発酵食、お越しの際はぜひ試してみてくださいね♪

*2008年に公開された三原光尋監督、中谷美紀主演の映画。 

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