スタンレーパークでコヨーテがまた子どもを襲う

翌日にはジョギング中の女性も

 スタンレーパークで5歳の男児がコヨーテに襲われた。野生動物保護や自然保全を行う、Conservation Officer Serviceが8月11日にFacebook上で明らかにして、市民に警戒を呼びかけている。

 男児は10日の午後9時半ごろ家族で散歩していた。プロスペクトポイント付近でコヨーテが突然、襲い掛かってきて、脚に嚙みついた。家族がコヨーテを追い払い男児は無事だった。その後、病院で手当てを受けたが軽症だったという。

 続いて翌11日にもジョギング中の女性が、プロスペクトポイントのそばでコヨーテに背後から脚を嚙まれたてケガをした。午後7時頃のことだった。

 スタンレーパークではコヨーテが人を襲う事件が続いている。7月11日には2歳児がバンクーバー水族館の辺りで襲撃されてケガをした。時刻はやはり9時半ごろだった。

 バンクーバー市公園局では現在、スタンレーパークの西側を閉鎖して襲ったコヨーテを探している。

 Conservation Officer Serviceでは攻撃的なコヨーテに遭遇した場合は、1-877-952-7277に通報するようにと呼びかけている。また、Stanley Park Ecology Societyによると、走って逃げてはいけないという。 

5歳児が襲われたことを告げるツイッター
スタンレーパーク西側の閉鎖を告げるツイッター。

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