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Naomi Mishima

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グラウスマウンテン、今日からゴンドラも運行再開

Skyride of Grouse Mountain, North Vancouver, BC
グラウスマウンテンの頂上へスカイライドで。ノースバンクーバー市。Photo © バンクーバー新報

 バンクーバーの人気観光スポット、グラウスマウンテンが6月22日から再開した。多くの人気アトラクション同様に3月から新型コロナウイルス感染拡大の影響で閉鎖していたが、この日から感染防止策を徹底しながら利用を再開した。

 グラウスマウンテンの頂上までの ロープウェイゴンドラ「スカイライド」は 年間パス所有者、もしくは事前にチケットを購入した人のみの利用可能。フィジカルディスタンスを実行するために、ゴンドラ内の乗客を70%減少して運行する。

 またグラウスマウンテンに併設されている人気ハイキングコース、グラスブラインドも同日から再開。利用は登りのみで下りは予めゴンドラのチケットを予約しておくか、BCMCルートを利用して下山する。

 ゴンドラ乗車時はマスク着用を義務化、上り下りともに乗車前には体温もチェックされる。 

バンクーバーでは多くの施設が続々と再開へ

 街は5月からの第2段階からレストランや小売店、美容院などが営業を再開し、徐々に活気が戻っていた。そして6月に入りさらにエンターテイメント施設などが再開を始めている。

 バンクーバーでは15日にバンクーバー・アート・ギャラリーがオープン。18日にはカナダプレースにあるフライオーバー、19日にはノースバンクーバー市のキャピラノ・サスペンションブリッジが続いた。

 再開に向けどの施設でも、徹底した新型コロナウイルス感染防止対策を実行して、万全の態勢で市民を迎え入れている。

 どこも観光客に人気のスポットだが、当分はBC州民が独り占めできる状況が続きそうだ。

バンフへ観光に来たアメリカ人7人に罰金

Canada News by Vancouver Shinpo

 カナダとアメリカの国境閉鎖が続いている中で、アルバータ州にある人気観光地バンフ国立公園へ観光に来ていたとしてアメリカ人7人が罰金を科せられていたことが分かった。

 対応した連邦警察アルバータによると、7人にはアルバータ州保健法に違反したとして1人1,200ドルの罰金が科せられたという。

 米加国境閉鎖で必要不可欠の用件以外では出入国が止められているにもかかわらずなぜアメリカから旅行者が入国できたのかだが、カナダ国境サービス庁(CBSA)によるとアメリカ人でアラスカの自宅に帰る、もしくは働きに行く場合は、それが証明できれば陸路で入国が現在でも可能だという。その場合も決められたコースを通ることが義務付けられており、食事や休憩のためにどこかに立ち寄る場合は他の人からできるだけ離れていなければならないと説明している。

 アラスカへの移動の必要が証明できなければ入国を断られるが、虚偽の申告で入国、もしくは法律順守義務違反をした場合は、最高で75万ドルの罰金、もしくは6カ月の禁固刑が科せられる。

 6月12日には朝の定例会見で記者がバンフにアメリカから旅行者が来て観光しているとの報告があるがと質問、マーク・ガルノー運輸大臣が警察が適切に対応していると回答していた。

 ジャスティン・トルドー首相は6月16日にアメリカとの国境閉鎖についてさらに30日間延長することでアメリカ政府と合意したと発表し、7月21日まで実施されることが決まっている。カナダとアメリカは3月18日に両国で合意したとして国境を閉鎖している。

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