エアカナダ、ストライキの影響で発生した自己負担費用を補償へ

 エアカナダは8月21日、客室乗務員労働組合のストライキによる欠航で宿泊や地上輸送機関などを利用して発生した自己負担費用を補償対象にすると発表した。

 対象は8月15日から23日までの予約便が欠航や遅延となった利用者。宿泊、食事、バスやレンタカーなどの地上輸送機関、他社航空会社利用、その他、欠航や遅延となったために発生した自己負担費用が対象となる。補償の申請は専用サイトRefund Assistance due to Labour Actionを利用する。エアカナダは影響を受けた利用客が多かったため、補償には4週間から6週間かかると説明している。ストライキにより約50万人に影響が出たとされている。

 また引き続き予約の変更にも応じているとしている。詳しくはエアカナダウェブサイトを参照。

 エアカナダによると8月22日の時点で国内線、アメリカ線、国際線ともに99%まで運航が回復していると発表している。

(記事 北野大地)

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