ガソリン価格、バンクーバーで1リットル2ドルを突破

2ドルを超えたメトロバンクーバーのガソリン価格。2026年3月20日。撮影 日加トゥデイ
2ドルを超えたメトロバンクーバーのガソリン価格。2026年3月20日。撮影 日加トゥデイ

 カナダ国内のガソリン価格が急騰している。CAA(Canadian Automobile Association)によると3月20日の全国平均価格は1リットル1.685ドル。先週の平均価格1.557ドルから約13セント、1カ月前の1.291ドルからは約40セント上昇している。

 全国のガソリン価格を調査して情報提供しているGasBuddyによると、3月20日時点で全国最高値は、ノースウエスト準州の2.051ドル、次いでブリティッシュ・コロンビア(BC)州1.924ドル。ケベック州は1.794ドル、オンタリオ州は1.641ドル、最も安いのはアルバータ州で1.567ドルとなっている。

 CBCのデータによると主要都市で最も高いのはBC州ビクトリアで2.103ドル、次いでバンクーバーの2.083ドル。トロントは1.647ドル、モントリオールは1.830ドル、カルガリーは1.632ドル。

 ガソリン価格の急騰は、2月末にアメリカとイスラエルがイランを攻撃して以降、中東地域の緊張による原油価格の急上昇が大きな要因だが、ほかにも夏季用ガソリンへ切り替え準備や需要増などの季節的要因も含まれているという。

 今後も中東情勢によっては引き続き価格が上昇する可能性が指摘されている。ガソリン価格の高騰は輸送費用などの上昇を引き起こし、物価上昇につながる。カナダ統計局が3月16日に発表した2月の消費者物価指数は前年同月比で1.8%上昇だったが来月以降の物価上昇に影響するとみられている。

(記事 北野大地)

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