石破首相がG7を前にカナダ全国紙グローブ&メールに寄稿

 アルバータ州カナナスキスで6月15日から3日間の日程で開催されたG7サミット(先進7カ国首脳会議)への出席を前に、石破茂首相がカナダ全国紙グローブ&メールに寄稿した。

 6月13日に掲載(14日更新)され、今年50周年を迎えたG7がこれまでに果たしてきた世界への貢献とその一員である日本の役割について語るとともに、日加関係の重要性について強調した。

 「日本とカナダは価値や原則を共有する重要なパートナー」であるとし、太平洋をはさんだ隣国として自由で開かれたインド太平洋実現のための協力強化、安全保障協力の分野での情報保護協定の実質合意など政治的な協力関係、お互いが必要とする技術・知見を用いた経済分野での協力などに言及。

 また、2028年に日加は外交関係樹立100周年を迎え、「極めて良好な日加関係が、今後、さまざまなレベルで益々発展していくことを切に願う」と締めくくっている。

 グローブ&メールに寄稿された “How the Canada-Japan relationship can get even stronger”(英語)は同紙ウェブサイトに、日本語訳「日カナダ関係をいかにして更に強化し得るか」は在バンクーバー日本国総領事館のウェブサイトに掲載されている。

(記事 三島直美)

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