カナダ最高齢とされる峯柴志げさん、113歳で死去

 CBC電子版によると、カナダ最高齢とされる峯柴志げさんが1月6日、ブリティッシュ・コロンビア州(BC)バンクーバーの自宅で死去した。113歳だった。同居していた娘の京子さんは、志げさんについて「いつも成功を信じている人でした。一生懸命がんばれば一番になれると」とCBCのインタビューに話した。

 志げさんは1909年(明治42年)5月18日、愛知県海部郡の農家に生まれた。CBCによると、1941年に生後6カ月の京子さんを養女として迎えたという。京子さんは1960年代後半にカナダに移住。志げさんも夫の一郎さん(1985年に死去)とともにトロントに移り住み、その後、京子さんと志げさんはバンクーバーに移住した。

 志げさんはカナダ最高齢と言われていたが、公式に認定されているわけではない。BC州はプライバシー保護のため、州内の最高齢者を発表していないという。

 志げさんの長寿について京子さんは、日々の喜びや周りの人々への感謝を忘れなかったことが大きいとしている。そしてさらにもうひとつ、「毎朝カップ一杯の熱すぎない抹茶」が秘訣だと、CBCに話している。

(記事 編集部)

合わせて読みたい関連記事