今秋BC州内で、6人の子どもがインフルエンザで死亡

  ブリティッシュ・コロンビア(BC)州衛生管理局長ボニー・ヘンリー博士は、12月8日、この秋インフルエンザによって6人が死亡したことを認めた。6人の内訳は、5歳未満が1人、5〜9歳が3人、15〜19歳が2人。早期の所見として、何人かの子どもたちは、インフルエンザ合併症になり得る二次的細菌感染にかかっていると言う。 

 同博士は、「もともと健康な子ども」がインフルエンザで死亡するケースは稀だとしている。最もリスクが高いのは、慢性疾患があったり、アスピリンやASAを長期間に渡って服用しなければならない子ども、また非常に肥満度が高い子どもだと話した。

 もし子どもが呼吸困難になったり、熱が下がってもまたぶり返したり、5日以上発熱が続いたら、細菌感染の可能性があるのでケアを受けるように勧めている。

 現段階で、今年のインフルエンザ流行は、通常より早く始まり、患者数が多いなど特異であり、今後インフルエンザによって死亡した子どもの数を週ごとに発表するとした。

 また、子どもが重症化する可能性があるインフルエンザAの急激な増加を受け、子どもたちに予防接種を受けさせるよう呼びかけた。今年BC州では、生後6カ月以上ならどの年齢の人でも、無料でインフルエンザ予防接種を受けることができる。予約不要だが、オンラインで予約することも可能。

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