ダウンタウン・イーストサイドで女性が注射針で刺される

 バンクーバーのダウンタウン・イーストサイドで3月8日午後4時20分ごろ、女性が見知らぬ人から襲われるという事件があった。

 被害者は41歳の女性で、メインストリートとイーストペンダーストリートの交差点のそばを歩いていたところ、脚に注射針を刺されたという。バンクーバー市警察はケーラ・エリザベス・ケリー(27歳)を、凶器を用いた暴行の容疑で逮捕した。

 被害者と加害者の間にはこれまでに関係はなく、動機もなかったとみられている。スティーブ・アディソン巡査部長は、「被害者はすぐに通報し、警察官が駆け付けるまで加害者から目を離さないようにしていました。適切な対応でした」と語った。

 この近くでは、イーストペンダーストリートとアボットストリートの辺りでも2021年10月に、女性がキャスリーン・カニングハム(35歳)に注射針で襲われているが、2つの事件に関係はないとみられている。

 バンクーバー市警のウェブサイトによると、過去8週間の暴行事件の件数は昨年同時期と比較して、12.1%減という。

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