日本大使館がフランス人鍛冶による堺刃物のウェビナーを開催

Sakai Forged Knives

 在カナダ日本国大使館が、3月10日午後7時30分(東部標準時)から、大阪府堺市在住のフランス人鍛冶、エリック・シュバリエ(Eric Chevalier)さんによる堺の刃物ウェビナーを開催する。

 ウェビナーは英語で行われ、参加無料。シュバリエさんが弟子として技術を学ぶ、堺市の佐助からのライブ配信となる。

 堺刃物の歴史や伝統についての説明や佐助の平川康弘さんのデモンストレーション、質疑応答もあり、英語とフランス語での質問にシュバリエさんが答える予定。

 平川さんは鋏(はさみ)、包丁を作り始めて150年続く鍛冶屋、佐助の5代目の伝統工芸士 。佐助の前身にあたる住吉屋(鉄砲鍛冶)からは22代目となる。シュバリエさんは、2012年に和包丁とキッチンツールを取り扱うDeSakai(ドゥサカイ)を創設した。

 堺は日本の刃物3大産地のひとつ。特に、職人が一本ずつ手作りで仕上げる「打刃物」で名高く、プロの料理人用庖丁では国内シェア98%を誇るという。(堺観光コンベンション協会公式サイト)

DeSakai(ドゥサカイ)https://www.desakai.com/
佐助 http://www.sasuke-smith.com/

ウェビナー申し込み https://zoom.us/webinar/register/WN_8QvlmITFRBWXPcguk29e3Q

Photo by Embassy of Japan in Canada
Photo by Embassy of Japan in Canada

(取材 西川桂子)

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