112歳の峯柴志げさん、カナダ最高齢に

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州バンクーバーに住む、112歳の峯柴志げさんが、存命しているカナダ最高齢となった。イスラエル・ナショナル・ニュースなどが報じている。

 志げさんは1909(明治42)年5月18日、愛知県海部郡で生まれた。カナダに移住したのは1968年で、娘の京子さんに呼び寄せられたためという。

 現在、バンクーバー市内のアパートで京子さんと二人で暮らしている。朝、起きたらまず栄養ドリンクのエンシュア、その後、おかゆとマクドナルドのエッグマックマフィン、夕方になると近くの店でテイクアウトする寿司を、時間をかけて食べる。

 「食べ物の形がなくなるまで、よく噛んで食べます。この『よく噛む』ことが長寿の秘訣ではないかと思います」と京子さんは語った。寿司は鉄火巻きやカリフォルニアロールを食べる。

 また、コーヒーと抹茶を毎日飲む。「抹茶は宇治の老舗『通圓』のものを購入しています。健康食品のような感じで飲んでもらっています」。

 長寿の家系で二人の姉も109歳、104歳まで生きた。「母がここまで長生きできたのは、毎日、自宅に訪問看護で来てくださるコミュニティナースの方、ケースマネージャーや医師をはじめとする、いつもサポートしてくださっている皆さんのおかげです」と感謝の言葉を述べた。

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