BC州の公衆衛生命令をさらに延長

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州政府は11月7日に発令した公衆衛生命令を、再び延長した。11月5日に発表があった。

 BC州では、バンクーバー・コスタルヘルス、フレーザー・ヘルス区域を対象に11月23日までとしていた規制強化策、公衆衛生命令を11月7日に発令。その後、BC州全域に拡大して、12月7日までとしていた。さらに12月7日に1月8日までに、1月7日には2月5日までに延長していた。

 BC衛生管理局長ボニー・ヘンリー博士は2月5日の会見で「変異株により(BC州の)コミュニティの感染状況にどのような影響がでるか見きわめるために時間が必要」との見解を示した。

 変異株への感染者数は2月5日発表では28人、1日の時点では18人だったので、4日で10人の増加となっている。今回の公衆衛生命令延長では、いつまでとの期限は現時点では明らかにされていない。

 BC州では7日のスーパーボウル関連しての感染拡大を懸念して、”コアバブル”外で集まらず、安全に楽しんで欲しいと繰り返し呼び掛けている。

 公衆衛生命令の延長により、引き続き同居の家族以外との自宅や公共の場所での社交的な集まりは制限される。フィットネススタジオでのエクササイズクラスも、高強度とされるエアロビクス、スピンクラス、ホットヨガなどは不可。個々のワークアウトやパーソナルトレーニングは、COVID-19 Safety Planを作成しているジムやレクリエーション施設では行うことができる。

 一方、東部のノバスコシア州では新規感染者をコントロールできているとして、制限の緩和を発表した。2月8日から徐々に進めることが予定されている緩和策では、たとえばイベントについては屋外であれば150人まで、屋内であれば定員の50%かつ100人まで集まることができるようになる。

 ノバスコシア州では2月5日発表では、新型コロナウイルスに新しく感染した人はいなかった。

ノバスコシア州は規制緩和を発表した。

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