思えば今から約51年前、私達家族が暖かな香港からカナダに移民。最初の居住地はそれは寒いモントリオールだった。更にそこは「静かな革命」つまりケベック州の独立運動の真っ最中だったから、「仏語」が重要で、私は到着と同時に公立仏語学校へ入学した。政府がしっかり生活を守ってくれ学費は無料、週150ドルの生活補助金が在学中支払われた。一家のグロッサリー代は当時週50ドルくらいだった。しかし、1年足らずの勉強で仏語が自由に使えるようにはならなかった。やがて、巷に子供達の教育に関して、英語の公立校は閉鎖、全部フランス語になると噂された。それに就職先も見つからない。やっと建築技師の夫が収入を得る為に友人のレストランでウエイターとして働かせてもらうようになった。そして、ある日、彼が笑いながら言った。「客が去った後、テーブルを掃除していたらね、“ No French No Tips!”って書いた紙が置いてあったんだよ」夫は明るく笑っていた。けれど彼はつらかっただろうなぁ。
Do you know the warning signs of heat-related illness? If you or someone you know experiences any of these symptoms during extreme heat, take immediate steps to cool down and seek emergency care.
そこで、今回はパークスカナダが伝授する、失敗しないキャンプの準備を紹介。7月7日、S.U.C.C.E.S.S.リッチモンドが主催した「キャンプに行こう!旅に必要な荷造りについて」で、パークスカナダ “Learn to Camp Team”からオラバ・グルナーさんとアマンダ・ダンさんが「伝授」した内容を紹介する。
Safetyから、First Aid Kit(中央)、Emergency Blanket(左下)、Head Lamp(右下)、クマよけスプレー(右端)。Photo by The Vancouver Shinpo
Safety:身の安全を守るための準備と健康に過ごすためのキットのこと。ベアスプレー(クマよけスプレー)はクマ以外にも使えるので便利。使用期限は約5年のため、持っていく前に要チェック。クマよけの方法としては、話しながら歩くのも効果的。クマを驚かせないことが大事とのこと。日本でよく言われる鈴を持っていくはカナダでは特にお勧めの方法とはされていないということだった。また、サンスクリーンやFirst Aid Kitも忘れずに持っていく。頭につけるタイプのヘッドランプやエマージェンシーブランケットもあると便利。