バンクーバー市警察は、11月にイェールタウン地区の高層コンドミニアムから女児が転落死した件について、捜査の結果、事件性はなかったと発表した。
事故が起きたのは11月11日午後2時30分ごろ。ネルソン・ストリートとエキスポ・ブルバード付近の高層コンドミニアムで、23階のバルコニーから7階のバルコニーに女児が転落した。女児は重症を負い、救急隊が緊急救命処置を行ったものの、その場で死亡が確認された。
報道によると、死亡したのはガンドム・タヘリさん(8歳)。バンクーバー市近郊のスコーミッシュ市在住で、事件当日は同コンドミニアムに住む父親を訪ねていた。
警察は「痛ましい事故」としたが、そこに至る経緯については公表していない。捜査結果は一般に公表される前に家族に伝えられたという。
事故後、ガンドムさんをしのぶメモリアルと、家族のためのオンライン募金が行われ、合計5万ドルが寄せられた。募金の主催者はガンドムさんについて、「美しく、愛らしく、親切で、周りの人に喜びを与えるような心を持った子ども」だったと話している。
(記事 高城玲)
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