バンクーバー・ライズがノーザンスーパーリーグ(NSL)カナダ女子サッカープロリーグ初代チャンピオンに輝いた。
オンタリオ州トロント市のBMOフィールドで行われたAFCトロントとの決勝戦。前半は完全にトロントが支配した。19分には17歳のストライカー、ハンターが右から放ったシュートがバンクーバーGKマッカシアンの股を抜けて先制。トロントが1-0とリードした。さらにバンクーバーに悲劇起きる。36分にMFクインがけがで退場。主力を失い、猛攻するトロントに立ち向かわなければならなくなった。
その直後、雷により試合は一時中断。約30分後に再開した時にはバンクーバーは息を吹き返していた。
後半に入り8分。バンクーバーのコーナーキックがトロントのオウンゴールを誘い同点に追いつくと67分にはFWワードが左からドリブルで上がりそのままシュート。右隅に決まり2-1と逆転に成功した。
その後もトロントの猛攻が続いたが、バンクーバーが守り切りゲームセット。ほとんど試合を圧倒していたトロントを、少ないチャンスを確実にものにしたバンクーバーが制し、優勝した。
バンクーバー・ライズの岡本祐花は先発出場。再三チャンスを作る活躍をしたが、同点になった後の59分に交代した。トロントの木﨑あおいは出場機会がなかった。

(記事 三島直美)
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