カナダde着物
第81話
*上巳の節句🎎ひな祭り茶会*
春分は、暦の上で春のちょうど真ん中にあたる日だそうです。昼と夜の長さがほぼ等しくなり、この日を境に昼の時間が少しずつ長くなっていきます。
BC州では、今年で最後となるサマータイムが始まりました。
「春分の 日なり雨なり 草の上」
— 林翔
今の季節は、太陽も雨もすべて自然にとっての栄養です。私たちもその恵みをたっぷり感じられることでしょう。

桜を待ち侘びるのは、もはや日本人だけではないようです。
グレーターバンクーバーには桜が4万本以上あり、公園では植えたばかりの桜の苗木もよく見かけます。まだ小さな苗木も、やがて立派な桜の木に育ち、私たちを楽しませてくれるでしょう。
これから数週間は桜に関わるイベントが多く、カナダの人々は桜や日本文化に触れる機会が増えますね。こうして桜は、私たちに春の訪れを感じさせるだけでなく、人々の交流や文化体験の場にもなっているようです。
あとは、お天気が続くことを願うばかりです。

*今日の着物と集い*Today’s Kimono and Gathering*
「上巳の節句🎎ひな祭り茶会」
新春のお茶会から早いもので、三回目のお節句となりました。上巳の節句そしてひな祭り茶会が行われました。今回はお友達同士のご家族が参加されて、いつも仲良く遊んでいるとのことで、従姉妹同士やご兄妹のように息のあったお茶会になりました。
幼いお子さんたちは、上の学年のお兄さんやお姉さんの真似をしながら、上手にお菓子とお抹茶をいただいていました。こうした年齢や性別を超えた日頃からの交流は、とても良いコミュニケーションスキルを育むと思います。

今回も和の学校では、お子様を対象に着物レンタルをしました。子どもには、小紋柄の着物がよく似合います。細かい模様や図柄が全体に散りばめられた着物を「小紋(こもん)」と呼びます。
種類としては、江戸小紋(細かく繊細な柄)、京小紋(カラフルな柄)、加賀小紋(自然モチーフ)などがあります。
素材としては、正絹(シルク)は高級感があり、ポリエステルはお手入れがしやすく雨の日や普段使いに便利です。
今の子どもたちは、普段着物を着る機会があまりないかもしれませんが、こうしたお節句に着せてみるのもおすすめです。 次回は、**7月5日(日曜日)『七夕まつり茶会』**を予定しております。お楽しみに。
コナ ともこ
(和の学校@東漸寺 主宰)


*参照*

「着物語り」
コナともこさんが着物の魅力をバンクーバーから発信する連載コラム。毎月四季折々の着物やカナダで楽しむ着こなしなどを紹介します。
2020年8月から連載開始。第1回からのコラムはこちらから。
コナともこ
アラ還の自称着物愛好家。日本文化の伝道師に憧れ日々お稽古に励んでおります。
15年前からコキットラム市の東漸寺で「和の学校」を主宰。日本文化を親子で学び継承する活動をしております。
年間を通じて季節の行事に加え、お寺での初参り、七五三祝い、十歳祝い、元服祝い、二十歳祝い、結婚式、生前葬、お葬式などの設えと装いのお手伝いもさせていただいております。
*詳しくはコナともこまでお問い合わせ下さい。tands410@gmail.com
東漸寺は非営利団体で、和の学校の収益は東漸寺の活動やお寺の維持の為に使われています。
次女とバンクーバー近郊在住。
《和の学校@東漸寺》
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