バンクーバー市ショーン・オア市議(COPE所属)は3月10日、ケン・シム市長(ABCバンクーバー所属)を名誉毀損で提訴した。
シム市長は2月に中国系メディアで、オア市議がクリスマスの日に路上の人々に違法薬物を配っていたと発言。さらに「無料の違法薬物を好む人なら、私やABCは好まないだろう」とも述べたという。シム市長の発言は英語で、後にその内容を同じABC所属レニー・ジョウ市議が中国語に訳して発信した。
オア市議は違法薬物を配ったことは一度もないと明言、クリスマスにはバンクーバー市にすらいなかったと説明している。
シム市長はこの発言についてすでに謝罪している。3日に記者会見し、見せられた写真を基に確認しないで発言してしまったと釈明した。提訴された10日には市の広報を通じて、提訴されたことは認識しているとし「この問題は現在、裁判所で審理される事項であるため、これ以上のコメントは控える」と発表した。
報道によると、訴訟では、シム市長が虚偽発言を「意図的に悪意をもって、かつ不誠実に」行い、同市議の評判を傷つけたと主張、懲罰的損害賠償と加重損害賠償、さらに今後シム市長が同様の発言を行うことを禁じる恒久的差止命令を求めているという。
10日の会見でオア市議は法的手続きを通じてシム市長に責任を取ってもらいたいと話したが、報道陣からの「シム市長に辞任を求めるのか」との質問には、「そこまでは踏み込まない」と答えた。
(記事 高城玲)
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