バンクーバーのイラン系コミュニティ、米国のイラン攻撃に歓喜

バンクーバー市デイビッド・ラム公園に集まったイラン系カナダ人コミュニティの人たち。太陽と剣を持つ獅子の紋章が中央に描かれた国旗が多く見られた。2026年3月1日、バンクーバー市。撮影 日加トゥデイ
バンクーバー市デイビッド・ラム公園に集まったイラン系カナダ人コミュニティの人たち。太陽と剣を持つ獅子の紋章が中央に描かれた国旗が多く見られた。2026年3月1日、バンクーバー市。撮影 日加トゥデイ

 アメリカがイスラエルと2月28日にイランを攻撃した。世界中に衝撃が走ったが、カナダ・バンクーバーのイラン系カナダ人コミュニティは歓喜の声を上げていた。同日にアメリカのドナルド・トランプ大統領はイランの最高指導者ハメネイ師が死亡したと発表した。

 3月1日、緑と白と赤の横ストライプに太陽と剣を持つ獅子の紋章が中央に描かれた国旗や「Make Iran Great Again」と書いたプラカードを持った人々が多く歩いていた。その旗を見かけるとクラクションが鳴らす人もいた。

 イラン系カナダ人の人々だ。向かった先はバンクーバー市イエールタウン地区にあるデイビッド・ラム公園。公園にはあふれんばかりの人々が集まっていた。

 中にはアメリカやイスラエルの国旗を掲げている人も。アメリカで亡命生活を続けるレザ・パーレビ元皇太子の巨大な写真も掲げられていた。

レザ・パーレビ元皇太子(右端)を含むパーレビ一族の巨大な写真も掲げられていた。2026年3月1日、バンクーバー市。撮影 日加トゥデイ
レザ・パーレビ元皇太子(右端)を含むパーレビ一族の巨大な写真も掲げられていた。2026年3月1日、バンクーバー市。撮影 日加トゥデイ

 「ようやく私たちが待ち望んだ時が来た」という人や、ある男性は「47年間は長すぎた」と喜びともため息ともつかない声で語った。

 デモは先月から土曜日に行われていて、カナダではトロントやモントリオールでも大規模なデモを行っていた。

 ただ、イランに家族や友人がいる人も多く、安否を気遣う声も聞こえた。

 また今年カナダ・アメリカ・メキシコの3カ国共同で開催されるFIFAワールドカップにはイラン代表の出場が決定している。組み合わせではアメリカで1次リーグを戦うことになっているが、アメリカとFIFAの今後の対応にも注目が集まっている。

太陽と剣を持つ獅子の紋章が中央に描かれた国旗と共にアメリカやイスラエルの国旗も。2026年3月1日、バンクーバー市。撮影 日加トゥデイ
太陽と剣を持つ獅子の紋章が中央に描かれた国旗と共にアメリカやイスラエルの国旗も。2026年3月1日、バンクーバー市。撮影 日加トゥデイ

(記事 北野大地)

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