細田守監督の最新作『果てしなきスカーレット』は昨年秋頃からトロント経由でカナダでの上映が決まっていたほど期待されていた。
まず冒頭から自然の景色の美しさが飛び込んでくる。人混みや森の中の画像など本物のようで、まるで自分がそこにいて歩いているような感覚になる。これが日本アニメならではのテクノロジーだと感心している暇がないぐらい、ストーリーはどんどん進んで行く。
舞台は16世紀末のデンマーク。最愛の父が叔父クローディアスの野望と母の裏切りによって殺された王女スカーレットは、復讐に失敗して「死者の国」で目覚める。そこはすっかり荒れ果てた人類最後の世界で、人々は物を奪い合い殺し合っていた。中世から来たスカーレットは、旅の道中で、現代の日本から時を超えてやってきた看護師の聖と出会う。戦いを一切望まず、どんな敵でも救おうとする聖の優しい人柄に触れ、スカーレットも自分を失くす前に人生をやり直すそうとする。切ない感動で大人も十分に共感できる作品。
2月6日より一週間IMAXで、13日よりシネプレックスなどで一般上映される。

(記事 Jenna Park)
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