カナダ・バンクーバー市で2024年に起きたアレクサンダー・ローさん殺害事件で、被告の男に第2級殺人罪で終身刑(13年間仮釈放なし)の判決が1月16日に言い渡された。ローさんの弟は、2025年4月に11人が殺害されたラプラプ・デイ・フェスティバル事件のカイ=ジー・アダム・ロー被告。
事件が起きたのは2024年1月。裁判で読み上げられた事実関係の合意書によると、ローさんとドワイト・ケマッチ被告は出会い系アプリで知り合い、バンクーバー市にある同被告の自宅で会った。しかし何かの原因でケマッチ被告は激怒し、酔った状態で、こぶしやハンマー、ナイフでローさんに暴行を加えた。ケマッチ被告の家族が警察を呼んだがローさんは現場で死亡が確認された。
ケマッチ被告には窃盗や動物殺傷、放火で有罪判決を受けたことある。弁護人ジム・ヘラー氏によると、同被告は身体的・性的虐待、育児放棄などを受けて育っており、その背景には、先住民に対する植民地化の影響も部分的にあるとした。
同被告はローさんの家族に謝罪の意を表している。また、ラプラプ・デイ事件については「自分の行動から生じた波及効果」だとの考えを示した。
一方、ローさんの母親リサさんは、ローさんの死後、自殺を図って入院した。その際、カイ=ジー・アダム・ロー被告がリサさんをサポートしたという。
カイ=ジー・アダム・ロー被告はラプラプ・デイ事件に関連して2月に出廷する予定。
(記事 高城玲)
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