トランスリンク「トナカイバス」、今年もバンクーバーの町を駆ける

バンクーバーの町を走る「トナカイバス」。Photo by Translink
バンクーバーの町を走る「トナカイバス」。Photo by Translink

 メトロバンクーバーのホリデーシーズンに欠かせない風物詩といえば、トランスリンクの「トナカイバス」。毎年、イルミネーションで着飾った赤い鼻のトナカイがバンクーバーの町を駆けめぐる。

 11月25日から始まった今年は7台のバスが地域内のさまざまな路線に割り当てられている。どの路線を走るかは日によって異なるため、事前に知りたい場合は、トランスリンクの公式サイト「トナカイバストラッカー」で確認できる。https://www.translink.ca/schedules-and-maps/reindeer-bus

 また今年も「トイズ・フォー・トッツ」キャンペーンを開催中。1985年にバス運転手たちが始めたこの試みは今年40周年を迎えた。これまでに10万3千個以上のおもちゃと5万9千ドルの寄付をローワーメインランド・クリスマス局へ届けている。寄付は、スカイトレインのウォーターフロント駅、コマーシャル・ブロードウェイ駅、シーバスのロンズデールキー・ターミナルなどの指定場所で新品のおもちゃなどを受け付けている。集まったおもちゃは、毎年クリスマスの朝に数千人の子どもたちにプレゼントとして届けられている。

 さらに「トナカイバス」と並んで人気なのが「サンタトレイン」。ウエストコースト・エクスプレスが特定の12月の週末に運行。乗客はおもちゃを持参するか寄付をすれば無料で乗車できる。https://www.translink.ca/schedules-and-maps/west-coast-express#west-coast-express-santa-train

 詳しくはトランスリンクのホームページを参照。https://www.translink.ca/

(記事 北野大地)

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