今年もプライドパレードが華やかに開催された。8月3日、パレードの沿道には多くの人が詰めかけ、レインボーカラーがはためく列に歓声を上げた。
例年は、デンマン・ストリートやビーチ・アベニューを通り、ダウンタウンの外側をぐるりと回るように行われたが、今年は縮小され、バラード・ストリートの交差点からパシフィック・ブルーバードをBCプレースに向かって進み、コンコルドパシフィックの入り口辺りがゴールとなった。
プライドフェスティバル実行委員会によると、今年のルートは上り下りの起伏が少なくパレードがスムーズに進むこと、観客にとっては日影が多いルートで暑さをしのげること、スカイトレインの2つの駅が近いことでアクセスがいいことなどの理由でルートが決まったという。
パレードはプライドフェスティバルのハイライトで、毎年約10万人が詰めかけるバンクーバーの夏の一大イベント。今年はスポンサーが減少した関係で小規模になったということだが、それでも「多様性」を象徴する盛り上がりが陰りを見せることはなかった。





(記事 編集部)
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