BCデー連休中、キャンプファイヤー禁止令違反で計3万ドルの罰金

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州BC Conservation Officer Service(BCCOS)は、BCデーの連休中、キャンプファイヤー禁止令の違反者に合計で約3万ドルの罰金を科したと明らかにした。

 州内のサウスコースト地域では7月17日からキャンプファイヤー禁止令が出されている。しかし、8月7日のBCCOSのソーシャルメディア投稿によると、8月1日から4日の3連休を含む4日間に26件の違反切符が発行され、1件につき1,150ドルの罰金が科された。

 このうちシートゥースカイ地域(メトロバンクーバーより北の地域)では16件の違反が確認され、合計18,400ドルの罰金が科された。またバンクーバー島でも2件の違反切符が発行された。さらにウェスリー・リッジの山火事に近い立入禁止区域に侵入した2人にも違反切符が発行されたという。

 B.C. Wildfire Service(BCWS)によると、キャンプファイヤーは「カテゴリー1」に分類され、高さと幅が各50センチメートル以下の小規模な焚き火を指す。屋外用ストーブの使用は禁止対象外。

 BCWSは、州内で人的要因による火災の最大の原因はオープンファイヤー(屋外での焚き火)で、人的要因による火災は防ぐことができる。(人的要因の火災が起これば)自然発生や既存の山火事対応に必要な手段を奪う可能性があると注意喚起している。

(記事 高城玲)

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