建友会は5月23日、松原昌輝会長と会計を担当する和田健治さんがバンクーバー市BCチルドレンズ・ホスピタルを訪問し、集まった募金730ドルを寄付した。
寄付金は、4月13日、14日にバンクーバー市バンデューセン植物園で開催されたバンクーバー桜まつりの日系イベント「さくらデイズ・ジャパンフェア」で、同会の「風車作り体験コーナー」に募金箱を設置して募った。
今年のジャパンフェアは晴天に恵まれ、多くの人が来場。風車体験コーナーは本格的な風車作りが無料で楽しめるとあって毎年大人気で、今年も初日には用意した材料が午後の早くに終了してしまうほどの盛況ぶり。参加したたくさんの人が建友会の活動に賛同して多くの募金が集まった。
松原会長はジャパンフェアへの参加について「本業とは違う活動だが、地域とのつながりが生まれるのがうれしい」と話す。
昨年は1月1日に起きた能登半島地震の被災者支援として寄付したが、毎年BCチルドレンズ・ホスピタルに寄付している。
建友会はバンクーバー地域の建築・建設関係者のコミュニティ。グレーターバンクーバーとその近郊を中心に活動する建築・建設及び周辺産業に従事する会員が互いに切磋琢磨し、幅広く深い技術力を持った集団に成長することと、会員それぞれの事業の発展を促す環境整備と相互協力を深めることを目的に、2012年11月に設立された。
ジャパンフェアでの募金活動は建友会の「地域社会への貢献」の一環として行っている。
(記事 三島直美)
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