今年の夏もバンクーバー市内の定められたビーチでアルコールを楽しめる。バンクーバー市が5月15日に発表した。2023、24年に続く措置。
以下の7つのビーチで、20歳以上の成人によるアルコール飲料の持ち込み、飲酒が許可される。期間は5月15日から9月30日まで、時間は午前11時から午後9時まで。
・ジェリコ・ビーチ(Jericho Beach)
・スパニッシュ・バンクス(Spanish Banks)
・ロカルノ・ビーチ(Locarno Beach)
・セカンド・ビーチ(Second Beach、スタンレー・パーク内)
・キツラノ・ビーチ(Kitsilano Beach)
・ジョン・ヘンドリー/トラウトレイク・ビーチ(John Hendry/Trout Lake Beach)
・ニューブライトン・ビーチ(New Brighton Beach)
市当局はビーチでの飲酒についてガイドラインを定めている。まず、ドリンク類(アルコール飲料含む)を飲む場合はケガの原因になるためガラス製の瓶や容器は条例によって禁止。缶やリサイクル可能な容器、プラスチック、紙製の容器を用いること。
さらに、アルコール飲料を持って、または酔った状態で水に入るのは危険なので避けること。また、音楽を流す場合は音量に注意するなど周囲の人に迷惑をかけないようにすること、ごみはごみ箱に捨てるか持ち帰ることを呼びかけている。
なお、全てのビーチで飲酒が許可されているわけではないため注意が必要。以下は飲酒禁止のビーチ。
・イングリッシュ・ベイ・ビーチ(English Bay Beach)
・サンセットビーチ・パーク(Sunset Beach Park)
・サードビーチ(Third Beach、スタンレー・パーク内)
・CRABパーク・ビーチ(CRAB Park Beach)
・フレーザー川沿いのビーチ
ビーチ以外にもバンクーバー市内では31の公園で年間を通じて飲酒が可能。このほか16の公園でも夏季限定(7月1日〜8月31日)で飲酒が許可される。詳しくは、バンクーバー市公式サイトを参照。https://vancouver.ca/parks-recreation-culture/alcohol-in-parks.aspx
(記事 高城玲)
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