中東問題で不適切発言のロビンソン前大臣、辞任表明も殺害予告

 ブリティッシュ・コロンビア州セリーナ・ロビンソン前高等教育担当大臣が殺害の脅迫を受けていたことが分かった。デイビッド・イービーBC州首相が自身のX(旧ツイッター)で2月8日に明らかにした。

 ロビンソン前大臣は1月30日のイスラエルについての不適切発言で非難を浴びていた。中東問題に関連する団体からは辞任を求める声が上がり、前大臣は釈明したが、その後も辞任要求は収まらず2月5日に辞任を表明した。辞任表明同日には事務所が襲撃されている。

 イービー州首相によると、ロビンソン議員にケガはなく、脅迫や事務所襲撃については警察が捜査を進めているという。

(記事 編集部)

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