ビクトリア空港で手荷物に爆弾発見、約20便が欠航に

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州ビクトリア国際空港で5月24日、受託手荷物に不審物が見つかったため、RCMP(連邦警察)が捜査。乗客や空港職員らの安全のために、空港の一部が一時的に閉鎖される事態となった。

 RCMPが空港から通報を受けたのは午後1時半ごろで、2時半から8時半まで約20便が欠航となった。空港公団はプレスリリースで、爆発物と軍需品が見つかったと発表している。

 また、同日、会見を行ったRCMPのアンドレ・サンチェスメディア担当は、空港で手荷物とスキャンした際に危険物が入っている可能性があったため、空港がRCMPに通報したと明らかにした。バンクーバーから駆け付けたスペシャリストが不審物は爆発物であったことを確認した。現在、荷物を預けた人物について捜査しているという。

 バンクーバー新報がRCMPにこの人物の渡航先や性別といった詳細を問い合わせたところ、渡航先については回答はなかった。ただし、この人物は男性で、現在、警察が拘留していることを確認した。

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